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【完結】紅消さんと調査記録  作者: 夕凪.com
29/30

南部魔王四天王 後


前半までのあらすじ:『クロ殿下と剣聖ヴェイセル』内の

割と目立たないけど有能な3人組忍者、

紅消・キサラ・たんたんがお送りする、

南部魔王四天王紹介コーナー。

早速中継先のエジュさんにつなぎましょう。


「いや・・・紅消さん、俺、忍者じゃないんですけど」

と、たんたん殿。


「え?じゃぁ、今度忍者の資格取ります?

一応俺、忍者師範の資格持ってますよ」

と、キサラ殿。


「えええええぇぇぇっっ!!?

キサラさんって、忍者の資格、持ってたんですか!!?

しかも・・・師範!!!」

衝撃の事実が、まさかのこのタイミングで明らかになったところで、

早速中継先につなぎましょうか。


―――現場


「は~い、再びエジュですよ~!まず最初に紹介するのは、

ウチのリンちゃんパーティーの一員・ヨルハアニキです!」


「どうも・・・こんにちは」

現れたのは、エストレラ王国の魔人族角によく似た、

黒く長い歪んだ角を持つ、黒髪、サファイアブルーの瞳の青年で、

肌は浅黒く、長身の男性です。


「因みに、ウチのリンちゃんの旦那です!」


「こら、エジュ・・・まずはリンちゃんを紹介しないと、

紅消さんたちも分からないよ」


「あぁ・・・そっか!リンちゃんはね、私たちパーティーのリーダーで、

とっても強いお姉さんなんだ~~~っ!さすが四天王の妻!」


「いや、四天王だから結婚したってことじゃないんだけど・・・

偶然俺が四天王やってたからね」


「ね、ウケるよね~!パーティーに誘ってみたら、四天王だったんだも~ん!」


「俺も、声をかけられてびっくりだったよ。

でも、エジュ、俺たちのパーティーの話はこれくらいにして、

他の四天王の皆を紹介しようよ」


「そうだね!それじゃぁ、ひとりめは・・・」


―――


ココ・トテタタタカ

種族:山猫族

俗称:南部魔族同盟マッドヒーリング班首領補佐


―――


「私たちマッドヒーラーズのお姉さん!ココちゃんだよ!

くるくるロールの髪をポニーテールにしているところがキュート!」


「はい、ご紹介にあずかりました、南部魔王四天王がひとり、ココと言います。

先日は、エストレラ王国のマッドヒーリング班首領・フィン殿と、

首領の補佐として魔道通信での会談に同席させていただき、とても光栄でした」

因みに、南部魔族同盟の首領は召喚勇者であり、南部魔王参謀の

ユウ・ナカンダカリ殿です。


「ね?かっわい~でしょ~?」


「ココは実力も確かなんですよ」


「もう・・・ヨルハくんの方が強いから・・・あまり期待しないで」


―――スタジオ


「あの・・・いきなり首領・・・首領補佐出て来ましたよ?紅消さん」


「えぇ、たんたん殿」


「・・・マッドヒーリング班首領補佐が四天王・・・

ウチのエストレラ王国ラズーリ領にも、

マッドヒーラーの権化・イェディカお姉さんが四天王してたな・・・」

と、キサラ殿。

そう・・・エストレラ王国ラズーリ領には、

ラズーリ祭壇またの名を魔人王城があり、

そこでマッドヒーラーを率いている

光の精霊士長で竜人族のイェディカ殿がおられます。


―――現場


「は~いっ!続いて紹介するのは~

パイナポーぷにこっの番人・・・ソウ・キャンアニキです!」


―――


ソウ・キャン

種族:鳥人族

俗称:パイナポーぷにこっの番人


―――


「えっと、ソウアニキは、常にパイナポーぷにこっの

気持ちを汲み取れるように、こうして、頭に常にパイナポーをかぶっています。

顔の端からは、鳥人族の証である羽耳が見えますよ!」


「・・・どうも、ソウ・キャンといいます。ふつつかものですが・・・」

と、頭を下げてきたのは、パイナポー色の髪に

パイナポーをかぶった長身痩躯の鳥人族の青年でした。


「でも、ジョブはバーサーカーだぜ」

と、ヨルハ殿。


「うん・・・パイナポーぷにこっは、俺が守る・・・!」


「って感じの、不思議ちゃんアニキです」

・・・そうですね、何となく会話がかみ合っていないのですが、

そこがまた、味のあるパイナポー四天王のようです。


「そして、最後のひとりが・・・こちら!南部魔王ハキさまの奥様!」


「ユメ・ナカングスクと申します」


―――


ユメ・ナカングスク

種族:南部魔族

名言:悪いことをしたら・・・パイナポーぷにこっ抜きにしますよ。


―――


ユメ殿は、長い艶のある黒髪を持つ、

南部魔族のナイスバディな美女です。

そして、南部魔王四天王が勢ぞろいしたところで・・・


「皆さん、エストレラ王国の皆さんに、

私たち南部魔王四天王の本気を見せましょう!」

と、ユメ殿。


『お~~~っ!』

何故かエジュ殿も混じっていますが・・・


「ぱいなぽ~~~っ」


『ぷにこおおおおおぉぉぉぉぉっっ』

どさささささ―――――っっ!!!


―――スタジオ


「あの・・・紅消さん?画面がぷにこっまみれになってますけど。

現場、パイナポーぷにこっまみれになってますよ」

と、たんたん殿。


「えぇ。南部魔族同盟名物、パイナポーぷにこっです。

最後はあのパイナポーぷにこっで締めてくださるとは・・・

さすがは魔王四天王の方々ですね」


「いや、そこ、四天王関係あるの?」

と、キサラ殿。


「エストレラ王国だって、ぷにこっまみれは幸せの象徴だと言われているじゃないですか」


「まぁ、確かにそんな格言あるよね・・・」


「それでは、こちらも行きましょう!」


『え・・・?』


「ぷにこおおおおおぉぉぉぉぉっっ!!!」


『ぷにこおおおおおぉぉぉぉぉっっ』

※ぷにこっの声


『ぎゃああああああぁぁぁぁぁっっ!!!ぷにこおおおおおぉぉぉぉぉっっ!!!』

※たんたんとキサラのセリフ


さて、スタジオも無事、クォーツ祭壇名物

雪ぷにこっまみれになったところで、本日はこの辺で。

それではまた、お会いいたしましょう。



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