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【完結】紅消さんと調査記録  作者: 夕凪.com
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世界マッドヒーラー連盟


「皆さま、こんにちは。

擦り傷ができた時も、お手製のマッドポーションで

瞬く間に直してしんぜましょう。

クロ殿下専属マッドヒーラー・紅消でございます。

では、本日は、ここ・・・

世界マッドヒーラー連盟の会合から、

世界のマッドヒーラー最新情報をお届けいたします。

では、本日、ご参加のマッドヒーリング班首領の皆さまからの

ご挨拶があるそうです。それでは早速、どうぞ」


「では、初めに・・・

エストレラ王国マッドヒーリング班首領・フィンと申します。

どうぞよろしくお願いいたします」

因みに、フィン様は、天人族で、

クォーツ領クォーツ祭壇の

光の精霊士長を務めていらっしゃる、

わたくし、紅消の上司でもあります。


「え~、続きまして~、

小国連合マッドヒーリング班首領・おうぎです。

皆さん、よろしくお願いしま~す!」

扇さんは、小国連合サンダじまの精霊のやしろにて、

金属性の属性精霊士も務めていらっしゃいます。

小国連合では知らぬものはいないという

有名なマッドヒーラーなのですよ。


「それじゃぁ、最後に・・・

南部魔族同盟マッドヒーリング班首領・・・

略してなんまぞマッドヒーリング班首領の

ユウ・ナカンダカリと申します。

実は、召喚者でして、

勇者兼、南部魔王の参謀もやっています~」

そう、南部魔族同盟にて、

マッドヒーリング班を広めていらっしゃるのは、

クロ殿下とご一緒した南部魔族同盟編で

出会った、ユウ・ナカンダカリ殿です。


実は、勇者と南部魔王陛下の参謀をする傍ら、

マッドヒーラーの道も究めていらっしゃる方です。

一応、加護を授かったのは水の精霊・・・

つまり属性は闇属性なのですが、

光属性系の木属性も持っていらっしゃる

とのことで、精霊士的には光の精霊士だそうです。


因みに、エストレラ王国以外の人族の国では、

まだまだ闇の精霊士は少数派ですが、

各魔王国では、エストレラ王国と同様に、

どちらも半々の割合で、

いらっしゃるそうです。


「それでは、早速、世界のマッドヒーラー最新情報を

お伺いいたしましょう」


「まずは、私、フィンからお伝えしますね。

現在、エストレラ王国の隣国・・・

ロザリア帝国で、闇の精霊を祀り始めたことから、

我が国の闇の精霊士と、あちらの光の精霊士との

交流が始まりました。

その橋渡し役として、我々エストレラ王国の

光の精霊士が選ばれました。

そして、お話していくうちに、

ロザリア帝国の光の精霊士たちの中には、

我々と志を同じくする同志が大勢いることに

気が付きました・・・

そこで、現在はロザリア帝国マッドヒーリング班の

立ち上げに向けて、着々と準備を重ねております。

因みに、ロザリア帝国と交流を重ねる、

西方魔王国でもマッドヒーリング班の

立ち上げを進めております」


「素晴らしいですね。実は、小国連合の隣国、

シルヴァリー共和国でも、マッドヒーリング班の立ち上げに向けて、

活動を始めている最中なんですよ」

と、扇殿。


「へぇ・・・南部魔族同盟の隣国である

南部連合王国でも、最近、青嵐せいらん県を中心に、

マッドヒーリング班の活動が開始されたんです。

転生者で、南部連合王国第4王子で、

青嵐県に領地を持つスバルくんと知り合ったんですが、

彼も喜んでいましたよ」

と、ユウ殿。

ほう・・・スバル殿下もとは・・・

スバル殿下もなかなか、わかる方でいらっしゃいますね。


「ですが・・・何故でしょう?

ほんのりお顔が引きつっていたような・・・?

ビタミン不足ですかね?

今度、マッドポーションでも差し入れしましょうか」

いえ、それはその・・・

あれですね。王子としての責務を全うするため、

精一杯、王子スマイルを浮かべていらっしゃったのでしょう。

ですが・・・何故、そのような・・・?

マッドヒーリング班の活動が活発になるのは、

喜ばしいことですのに・・・

南部連合王国もマッドヒーリング班の活動が始まったばかり・・・

色々と、王子として抱える問題も多いのでしょう。

ここは、クロ殿下にもお願いして、

応援して差し上げなくては。


「あぁ、それと、東方魔王国でも、

最近マッドヒーリング班の活動団体ができたんですよ。

ゆくゆくは、北部魔王国にも広めていけたらって、

団長さんが言ってましたよ」

と、ユウ殿。

それはおめでたいですね。


「では、我々も、そろそろルタ獣王国に進出してみましょうか?

ねぇ・・・紅消くん」


「そうですね、フィンさま。

何故か西部辺境の闇の精霊士たちに

待ったをかけられていたのですが・・・

そろそろですね」


「我々も協力しますよ、フィン殿」


「おや、心強いです、扇殿」


「では、魔王国代表として、俺も協力しますねっ!」


そんなわけで、マッドヒーリング班は、

じわじわと、しかし確実に世界侵略を広げております。

世界がマッドヒーリング班の手中に納まるのも、

後は時間の問題でしょう。

それでは、次回に続きます。




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