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【完結】紅消さんと調査記録  作者: 夕凪.com
14/30

双子ちゃん会議


「皆さま、こんにちは。

本日は、クロ殿下と剣聖ヴェイセルの世界の名物。

双子ちゃんによる会議を開催します。

それでは、本日の参加者はこちら」


「どうも。主人公のクロです。

皆さま、ご無沙汰しております」


「クロの双子の弟のヨルです。

皆さま、よろしくお願いします」


「おっしぇーいっ!俺は地産勇者のツユキだぞっ!」


「隣のうるさいのの双子の弟で、

ジョブ・魔人王のキリカだ」


「リヴィっ!わふたんっ!」

※盾のわふたん精霊


「ロータっ!ロータもわふたんっ!」

※槍のわふたん精霊


「ん・・・つゆ」

※朝の双子ちゃん精霊


「きり」

※夜の双子ちゃん精霊


「それにしても、この世界って、

双子ちゃん多いよね」

まずはクロ殿下が主人公らしく、

切り出されます。


「そうだね。と言うか、

温泉の精霊ちゃんたちは皆、双子だもんね」

と、クロ殿下と阿吽の呼吸のヨル殿下。


「てか、全員で何にんいるんだろ?」

と、ツユキ殿。


「え~っと・・・エストレラ王国は温泉大国だからな。

その温泉の種類の数いんだろ」

と、キリカ殿。


「全員覚えてる人とか、少なさそうだよね」

と、クロ殿下。


「リヴィ、いっぱい、お友だちになった!

えっとね、たいたん祭壇のリューマくん、リュー花ちゃん、

北方竜保護区のリュー子ちゃん、リュートくん、

とっかの桃ちゃ、とーりんにーに、

らずーりのきゅいちゃ、りゅいちゃ!」


「おぉ、リヴィ、お友だちいっぱいだね」

と、クロ殿下がリヴィさまをなでなで。


「うん!」


「ロータも一緒にお友だち!」


「へぇ、今度また温泉に行く時、紹介してね」

と、ヨル殿下もロータさまをなでなで。

意気が合っていらっしゃる。


「ツユキと、キリカのマミーも、双子」

と、そこでつゆさま。


「ん。ナタネ、ロイドと双子」

ナタネ殿とは、ツユキ殿とキリカ殿のお母上のお名前で、

ロイド殿は、その双子の兄で、

太陽の精霊の加護を授かった

光の勇者にして、

エステラ大祭壇の光の精霊士長でもありますね。


因みに、ツユキ殿はお母上に似ていらっしゃるらしく、

そのお母上に瓜二つの双子の兄君・ロイド殿ともそっくりです。


ついでに、キリカ殿はお父上のルシアン殿にそっくりでいらっしゃいます。

ルシアン殿は、月の精霊の加護を授かっており、

エステラ大祭壇の闇の精霊士長であらせられます。


「親子で双子ってのも、すごいよな~~~」

と、ツユキ殿。


「双子同士で加護、も、すごい!」

と、つゆさま。


「お、確かに」

と、キリカ殿。


「双子加護コンビ」(キラッ)

と、きりさま。


「確かに、それ、すごいよね」

と、クロ殿下。


「ううん、クロ。ぼくたちもじゃない。

ぼくたちも、双子ちゃん精霊の

リヴィとロータに加護を授かっているよ」

と、ヨル殿下。


「あ・・・そうか、そうだよね」


「リヴィ、クロ、いっしょ」


「ロータも、ヨルと、いっしょ」


『双子ちゃんで、おそろいっ!わふわふっ』


『ぐはっ!!!』

会場中が、そのリヴィさまとロータさまの

わふわふなかわいさにずっきゅんと来てしまいました。


「ところで、紅消。これ、会議ってことだけど、

議題はなぁに?」


「いえ、クロ殿下。この会議は、

クロ殿下方の王子王女会議のようなものです」


「つまり・・・普通のお茶会?」

と、ヨル殿下。

その通りでございます。

会議と言う名のお茶会。

それこそが、ツッコミどころ・・・


「・・・う~ん・・・紅消。

ツッコむには・・・ボケが足りない」

ぐっはぁっ!!!

まさかの、クロ殿下からのダメ出しを受けてしまいました。


「そういやさぁ、紅消さんって、三つ子だよな?」

と、キリカ殿。


「俺、むしろ、そっち見てみたい!三つ子会議!」

続いて、ツユキ殿。


「いえ、同じ顔が3人並んでるだけで、

特に面白くもなんともないですよ?

それに、三つ子と言っても、我々3兄弟だけでは?」


「サイカ大司祭様も三つ子だったよね」

と、クロ殿下。

サイカ大司祭様はエステラ大祭壇の

スーパー大司祭であらせられます。

因みに光系の司祭様ですので、

マッドヒーリング班に所属していらっしゃいます。


「三つ子会議、見たいひと―――っ!!!」


『は~~~いっ!!!』

えええぇぇぇっっ!?

まさかのボケ要素不足で・・・


次回、三つ子会議を開くこととなりました。

それでは本日は、この辺で。





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