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人物紹介 “パーティ樹塔の英雄” “ルテリアの住人”

パーティ“樹塔の英雄”


セオリム アーデライン

 第二類 森霊種。恐れを抱いた英雄。

 【重積層迷宮都市ラトレイア】に挑む探索者たちの中でも、最高位の実力を持つパーティのリーダー。

 ルテリア探索者ギルドマスターエリッセ アーデラインの兄であり、かつて起きた騒乱を沈めた功績から“樹塔の英雄”と呼ばれる。

 神代由来となる高等種ではないものの、それに比肩する古い血脈の家柄で、来訪者の血が混じっているとも噂されるようだ。

 砲狼カノンレイジ戦で功績を上げたカイトに未知の可能性を感じ、気にかけるようになった。



トゥーチャ アーヴァンク

 第二類 瞳鬼種。神代遺物【凄い爆発反応装甲グレートリアクティブアーマー】を持つ。

 角を持たない鬼種だが、“角瞳”と呼ばれる特殊な十字型の瞳孔が特徴。

 実はルニィヒゲート アーヴァンクの姉で、並ぶと親子のそれも子供に見られるが、間違いなく血の繋がる“姉”である。

 ルニとは異母姉妹で、トゥーチャの母親がドワーフに似た特徴を持つ身長の低い瞳鬼種であるため、こればかりはどうしようもない。

 彼女の持つ【神代遺物】を使う様を見た来訪者によって、“人間魚雷”や“人間核弾頭”と言った物騒なあだ名を付けられている。



レッテ マリュード

 第一類 雅獣種。

 己の肉体を武器とするアマゾネスの一族。

 パイルバンカーを装備しているが、実のところ握力だけで【鉄棺種】の装甲を引き千切ることも出来る脳筋。

 彼女の固有能力は現象をもたらすものではなく、筋肉の内部強化形成変種。

 【雅獣狂化】状態に変異可能で美しい人狼の姿となるが、強力な半面我も失うため、上手く誘導し常に状態を観察しておく必要がある。

 男女問わない二刀流で、最近のお気に入りはカイトとサクラらしい。



ダルガン

 第一類 高等鎧竜種。

 セオリムのパーティの盾役、ベルクと違うのはハーフではなく純粋な鎧竜種それも高等種であるため、個体能力ならセオリムさえも凌駕する守護の達人。

 ベルクがカウンターで攻防を担う鎧竜種なら、彼は正騎士ロードナイトの大剣の一撃を受けても微動だにしない真の鎧竜種。

 ただ発声が苦手で間の抜けた話し方をするため、主にブレンが復唱している。

 トゥーチャの【凄い爆発反応装甲グレートリアクティブアーマー】は、彼が彼女ごと放り投げて使用する。



 ブレン ボラ ドゥ

 第一類 高等樹霊種。

 一見は樹木にしか見えない好々爺で、セオリムとは因縁があるらしいが、それを乗り越え今は探索者としてともに旅をしている。

 “見えざる樹界”と呼ばれる攻防をこなす謎の固有能力を持ち、投射能力ではないがパーティの中でもっとも手が長い(・・・・)

 頭部の葉の合間で鳥を飼っているとか飼っていないとか。



迷宮探索拠点都市ルテリアの住人


エリッセ アーデライン

 第ニ類 森霊種。執行官。

 ルテリア探索者ギルド長を務めるセオリムの妹。

 サクラとは友人で、カイトのパーティのことを何かと気にかけている。

 絶技【火守の戴嵐(イクシスグルーテ)】という数少ない超長距離攻撃技を持ち、セオリムの近中距離に洗練されたものとは違い、彼女の技はルテリア全域どころか高高度にまで届くほどの長射程を誇る。

 実はカイトとの初対面時に礼節を弁える彼に一目惚れをしているが、それは恋愛感情ではなく家族愛、内心では“弟にしたい”と思っている。

 要するに兄であるセオリムと趣味が似ている。



ヨエル ムイタ ケイナ(バランディ一家)

 第一類 兎獣種。

 迷宮で行方不明となった父親を探し、帰りを待ち続ける兄妹とその母親。

 ティチリカと同じ兎獣種に分類されるが、人因子が濃いために兎の耳と尻尾が生えただけの人間の姿をしている。

 ヨエルはカイトと知り合い、将棋を教えてもらった後は自らも広めるようになり、いつの間にか“将棋王者”の二つ名を持つまでに至った。

 ムイタがリシィに懐いた理由は、色の変わる瞳がキラキラと輝く宝石に見えているかららしい。



ジェイエムス ジィン ルテリア

 第一類 精鬼種。迷宮探索拠点都市ルテリア代表総議官。

 ルテリア行政府三人の総議官の一人、事実上のトップにして顔役。

 同総議官シュティーラほどの戦闘力はないが、かつてこの地に落着した“機動強襲巡洋艦アルテリア”より脱落した“ジェネレーター”の生体素子として、ルテリア全体の電力を支えている。

 以前から神龍グランディータの神託を受け、独自に【重積層迷宮都市ラトレイア】の秘奥を解き明かそうとしていた。



シュティーラ サークロウス

 第二類 高等竜鬼種。エスクラディエ騎士皇国代表総議官、兼駐在武官。

 神代由来種であり、特に強力な戦闘力を持つ竜種と鬼種の因子を持つ、ルテリアだけでなくこの世界でも数少ない最高峰戦力の一人。

 ルテリアに駐留する、エスクラディエ騎士団 第一騎群 第三騎兵師団一万四千騎を預かる師団長でもある。

 カイトを含む“信奉者”が危険だと判断した場合、殺すことも辞さない覚悟をして接触するも、結局は彼を認め故あって所持していたテレイーズの騎士剣を託す。

 リシィと同じく血を源とする固有能力を持ち、一の太刀【火殫烈刃】などといった切断に特化した技を放つ。

 何気に寂しがり屋で、今はサクラと気が置けない友人になりたいらしい。



セントゥム エルトゥナン

 第一類 セーラム高等光翼種。聖テランディア神教国代表総議官。

 齢数百年に及ぶルテリアで最も高齢の女性。ノウェムの祖母でもある。

 かつてセーラム高等光翼種が住まう“天の宮”から出奔し、どのような経緯をもってルテリア総議官に納まったかは不明。就任した当時を知る者はもう誰もいなく、彼女にとっては老齢のジェイエムスでさえ幼少の頃から知る子供だった。

 早くから【重積層迷宮都市ラトレイア】の異常に気が付き、“御所を開く”目的のため数百年振りにルテリアを離れることとなる。

 孫のノウェムが近くにいることは彼女も知るところではあるが、決して名乗り出ずに、それでも一目見たいと毎日のように行政府のテラスから空を眺めていた。



ルニィヒゲート アーヴァンク

 第ニ類 鱗鬼種。迷宮内第一拠点ヴァイロン探索者ギルドマスター。

 鬼種の中でも瞳鬼種に並んで珍しい“角鱗”を持つ、正真正銘のトゥーチャの妹。

 襲撃された第二拠点ラクィアを確保した後は再建に尽力し、拠点として最低限の復興を果たした後は、名実ともに住人や探索者からギルドマスターとしての信頼を勝ち得た。

 これにはカイトたちの功績が大きいものと考えているため、ギルドマスターとしても個人としても出来る最大限の尽力を彼らにしてくれている。



ヨーハイム ホイホイ

 詳細不明。迷宮内第三拠点シェハイム探索者ギルドマスター。

 お調子者で常におどけた様子で何だか良くわからない。



ゴーシュ

 第一類 水棲種。迷宮内第四拠点ジィーブル探索者ギルドマスター。

 通称“酒飲みのゴーシュ”。迷宮内のルテリア行政府公式最深部拠点となるジィーブルを任せられてはいるものの、地下墓地前室という最悪の立地と危険な迷宮深層域で多くの悲劇を目撃してきたため、大分やさぐれてしまっている。

 実は体内でアルコールを生成することが出来る。



ニティカ

 日本料理屋『鳳翔』の女給。



サッツェルミ

 ユキコの呉服屋の店員。



サラワァ リソイン

 教師で申し訳ない!



その他


ぽむぽむうさぎ

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