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プロローグ


いつからだろうか。

周りに優劣ができ始めたのは。


いつからだろうか。

その優劣に対してなにも感じなくなったのは。


いつからだろうか。

自分が「優」「劣」どちらにも属せなくなったのは。










中学最後の秋。


今日もなにも起こらないのかとなんとも言えない気分でいつもの校舎、いつもの席、いつもの日常を過ごしていた。





そう



この「日常」が最後になるとも知らずに




朝の教室はいつも通り騒がしく、いつも通り俺もそれなりに話をしたりして授業が始まるのを待っていた。

先生が入って来た。いつも通り入って来た瞬間、教室はしんと静まり返った。


ここからがいつも通りではなかった。


ある教師は注目を浴びる中こう言い放った。



「今日から授業に『魔法』が入るから時間割ちょっと変わるぞー」


「「「「「…は?」」」」」


…は?




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