第041話 天空の城
その時が来た。
向こうの世界で勇者召喚と言う物が行われている。
サーバーが情報を逐一、研究所の大型画面に表示する。
「やっと!イベント発生ね!負けないわよ」
こちらの世界のどの座標のどの人物を送り出すか、ランダム性がある物を、こちらのシステムで捻じ曲げる。
「なるほどね、だいたいの向こうの世界とこちらの世界の仕組みは理解した。あとは、この魔法のランダム性を指向性に修正すれば!ええ!私?決定した為に私に?」
ヘデンの身体が薄くなって行く。
「これだけは!テストしなくて....」
消える前にギリギリ実行キーが押された。
仮想空間のハウスキーパーを跳ばそうした所で、それを決定したヘデンが、この世界から消えた。
向こうの世界と、こちらの世界を繋いでいたサーバーを制御していたヘデンが、勇者として選択されたのだった。そして、ヘデンが捻じ曲げてテスト的に飛ばそうとしていたハウスキーパーも一時的にキャラクターデーターから消えるのだった。
天空の城に到着した。
椅子に刺さっていたが、落ちる加速で微塵切りになって天井にぶつかり、到着後に再生した。
ダメージが、気持ちいいので、全身マッサージされた気分だが、普通に不死とかで痛覚がそのままだったら、気が狂ってるんじゃないか?恐ろしい乗り物だ。
もはや、原型を潰れた肉片としか留めていないブレカを復活させる。
蘇生魔法を唱える。
「リサステイション」
ブレカが、逆再生のように、肉片と血液が集まって裸で復活する。
「うお!うゲェ」
ブレカが、死の恐怖から嘔吐した。
「とにかく、服を着よう」
「本当にリュウジと会ってからロクな事がない」
服をブレカと私の分を取り出して着込む。
「凄いな、お前たち!一緒に旅ができる奴が、見つかった!名前はなんて言うんだ?」
クトゥルフが感嘆している。
今更、名前を聞いてくるとは、何かありそうで怖いな、
絶対一緒に行かないから....
「リュウジとブレカだ、用事あるから一緒に行かないからな」
「そうか、リュウジとブレカか!ふふふ」
なんか怖い笑い方してる。
乗り物を出ると、周囲を白銀フルプレートを装備して大きな盾と槍を持った20人ほどの集団に囲まれていた。背後に白銀のローブと高価な杖を持った10人程の魔導士らしき姿もある。
「ここの一番偉い人に会いたいだが?」
「何者だ。お前たちは?世界の覇者の城と知っての無礼か?」
「無礼は、謝るが、どの辺が無礼でした?」
「この場所は、いきなり来ることを禁止している。天空の塔をクリアーした者だけがくる資格がある」
「強ければ良いと?」
「そうだ!お前たちは、地上で強いかもしれないが、ここではチリ以下だ」
鑑定で取り囲んだ奴の強さを調べる。
おお!全員レベル1000超えてるよ。
「ギルガメッシュに、これを渡してくれ」
ミカエルからもらった、通行証のような小さなプレートを取り出して渡す。
「ギルガメッシュ様を呼び捨てだと!あり得ぬ。お前から魔力も強さも感じぬ。擬態しているのか?」
「リュウジ、こいつら食べていいか?美味そうな力を感じる」
そういえば、奴隷ってどうなったんだ?まさか??
「クトゥルフ、奴隷がお前の所に行ったと思うけど、どうしたの?」
「奴隷か?人間をお金で買える事を知ったので、地下都市の半魚人達のお世話をして貰ってる。
半魚人は、常に擬態を出来ないので、地下都市で通常生活して似てる奴隷と入れ替わったり、代理をして貰ったりと共存してるぞ」
フゥ.....食べてた訳ではないのか?
「リュウジ、こいつらは、人間じゃないぞ?」
「え?」
種族の所を見たら天使になってた。
ミカエル達の下位のエンジュル達かな?
「我等を人間と思う自体、資格がたりん、ここで死んでいけ」
「ええ!許可書みたいなの持ってるのに!」
「偽物だろうが!」
クトゥルフが、4m級になった。服も大きくなり破けない!
ネトの服も作ってもらうかな?
「リュウジ食べちゃっていいだろ?人間じゃないぞ?」
まぁ、待ってたら殺されるし、天使だと時間が経つと復活するし良いかな....
「お任せします...」
10m級まで突然大きくなって、天使達を丸呑みし始めた。
「な!なんだこの化け物は!」
「食われる!!」
「サンダーボルト!」
「ファイヤフレア!」
「魔法が効かない」
「斬りつけても切れない!」
大混乱だが、どんどん喰われて行く。
クトゥルフは、意識体を食べるのかな?
何体か逃げ出した。
「私達は食べないんですか?」
「人間は、食べたいとも思わないぞ?凄い不味そうだ」
そう言う物なのか?
クトゥルフが、素の人間の大きさに戻る。
クトゥルフの外見ってどうして女性なんだろう?
「外見が気になるのか?リュウジに復活させてもらった時に、一番そばにいた意識体が求める外見を参考にしただけで、私には決まった外見はないぞ」
ん!それは、私の趣味という事...ではないな...あ!ブレカの趣味か!
ブレカを見たら真っ赤になっている。
巨大化した際に、またスカートの中が見えたらしい...
「ブレカ、私と会ってから良いことがない?」
「うるさいぞ!」
若いなブレカ。
広場の奥に巨大な城が見えるので、そちらに歩いて行く。
城に入ると、豪華絢爛な内装に、調度品も凄い高価だ。
エンジェル達が、誰もない。
さっきの奴らだけなのかな?
謁見の間らしき所までやってくると、豪華な椅子に佇んでいる20歳ぐらいの超イケメンっぽいサヤ男が、豪華な衣装に包まれて座っていた。
「我は、ギルガメッシュ。お前たちが、侵入者か?」
「いいえ、ミカエルに呼ばれたゲストです」
ミカエルからもらった、通行証のような小さなプレートを見せる。
ギルガメッシュの右手が光ったと思ったら手元のプレートが消えてギルガメッシュの右手に転移した。
無詠唱?こいつ強い。
鑑定魔法を無詠唱で唱える。
バキン!!
何か見えない壁にぶつかってギルガメッシュと私の間で、スパークした。
レジストしたのか?こいつは四大天使より強いかも。
「プレートは、本物だな。天界の門を通りたいのだな?」
「はい...あとオリハルコンを10トンほど頂けませんか?」
「代償は、なんだ?」
「何が欲しいんですか?」
ギルガメッシュが、考えるようなしぐさをして、ニヤッと笑って言い放つ。
「我に敗北を!」
左手から黄金の剣が現れて飛んできた。
思わず白刃どりで、受け取る。
レベルが高くなったので素早さが上がっていて助かった。
「争う気は無いんですが...?」
「オリハルコンを10トンも無料でよこせと?」
「それ、ここのクトゥルフの希望で私じゃ無いから。クトゥルフと会話して」
「リュウジ、こいつは人間だぞ。美味しそうじゃ無いぞ」
「クトゥルフか?他の星の神々か?お前とは価値観が違うからな、アダマンタイト10トンと交換してやろう」
「わかった」
口からまたエクトプラズムのような物を吐き出した。
実体化して大きいアダマンタイトだと思われる金属を創生した。
「素晴らしい。さすが神だ。取引は成立した。エンジェル達に運ぶように伝えよう」
え!解決?
ギルガメッシュの背後から6人の羽根が生えたエンジェルが飛んできた。
「お前たち、3人でクトゥルフにサービスだ、オリハルコンを20トンぐらい渡しておけ、残る3人でアダマンタイトを倉庫に入れておけ」
「「「「「「わかりました王よ」」」」」」
6人が膝を折って頭を下げた後に、クトゥルフと一緒にこの場を離れて行く。
「さて、お前の名前を聞いていなかったな。リュウジでいいのか?」
「リュウジです。天界の門は、どこにあるんですか?」
ギルガメッシュが、また考えるような仕草をしている。
「まぁ、私を倒すものが、いる訳がないか...」
「リュウジ、この威張ってるキラキラ倒せば?師匠なんだろう余裕じゃないのか?」
ギルガメッシュに、ずっと無視されていて私としか会話していなかったので、ブレカが挑発した。
ギルガメッシュが、右手を挙げて振り降ろしたら、空から金ピカの槍が一本落ちてきて、ブレカの頭から股間まで貫通した。
グボゔぁ!
ギルガメッシュは、短気だな恐ろしい。
蘇生魔法を唱える。
「リサステイション」
グボゔぁ!
あ!槍抜いてなかったから、生き返って、また槍が刺さって死んだ。
「あはははぁ!お前は!蘇生魔法が使えるのか?生と死を操れるとは凄いな。私も知らず、神々でも忘れ去られた魔法だと思ったが何故知っている?」
「転移者だからかな?」
「お前は転移者か?何処の国から来た?」
「日本」
「日本だと!私はイギリスだよ」
なんと!ギルガメッシュは、転移者だったのか!
「西暦何年ぐらいの人です?」
「確か、西暦1942年、まさか敵国の転移者に会えるとはな」
「あ!第二次世界対戦か?」
「そうだ、アメリカの介入で世界に戦火が広がっていった。リュウジは、いつから来たのだ?」
「西暦2020年で、世界が平和になった頃から来ました」
「なんと!未来からなのか、いや、過ぎた時間を考えれば当たり前か?我がイギリスは?」
「すごい平和ですよ」
「そうか....これで安心できる」
遠くを見るような眼差しをしてギルガメッシュが、涙を流した。
「天界の門だったな、通してやりたいが、私を殺さないと通る事は出来ない」
「え?!」
「ムルムルという堕天使が、西の大陸で悪魔として現れた。地獄の大公爵を名乗り30の悪魔の軍団を率いて、西の大陸を闇に落とそうしたところ、勇者召喚で私が呼ばれた。
私の能力は、装備や魔導器や物体を自分の力に変換して取り入れる能力だった。
熾烈な戦いで、多くの地域が砂漠となった。
奴を倒せなかったが、天使を抑えるために奴が閉鎖していた天界の門を奪う事に成功した。
しかし、天界の門を開く方法がわからなかった私は、自分に天界の門をスキルで取り込んだ。
取り込んだ事により、天使を地上界に呼ぶことが出来るようになり、天界の門の特性である、天界がある限り不滅の体になった。
そして四大天使を門から呼び出し、協力してもらってグリフォンに、またがったムルムルを打ち滅ぼした。
だが、天界の門が無くなった事は、神々や天使以外が地上界から天界へ行く道が無くなった事になる。
私を消滅させれば、天界の門が復活するはずだ。
もう、気が長くなるほどの年月を人間であるにもかかわらず過ごしている。
気になっていた母国も無事なのを知り、悔いはない。
ミカエルのプレートには、願いを叶えれる奴と書かれていた。
私を倒せないか?リュウジよ」
ギルガメッシュが好戦的なのは、ミカエルが、犯人だったのか!
「私は、相手のステータスが見れるんですが、レジストされてギルガメッシュのステータスが見れません。どうにかなりませんか?」
「無理だな。いろんな物を取り込み過ぎて、物凄い強さになっている。勝手に弾いてしまう」
「感覚で良いのですが今のミカエルの何倍ぐらいの生命力がある感じですか?」
「難しい質問だな。10倍以上だが100倍も無いだろうな」
多目でミカエルが10万だとして生命力が100万から1000万かよ....
咄嗟に呪いのアイテムを思い出す。
「呪い系のアイテム装着で死ねるのでは?」
「呪いの装備した途端、破壊される」
効果に対する抵抗が高いのか...
私の場合はウエルカムな効果なので全く抵抗しないからな。
ほかに、思いつくのは、自爆魔法である。
レベルが自分より低い相手に使用できる回復魔法なのだが、魔力を使わずに相手の減っている生命力の50%を自分の生命力で回復する魔法である。
私がマイナス2000万の生命力の時に唱えてもらえば、1000万のギルガメッシュの生命力を食い尽くして死ねるはずだ。
自分で唱える回復魔法なのでレジストは発動しない。
ただ、天界の門が本当に不滅であれば不可能だ。
地獄門が、魔法で溶けたので天界の門も不滅に近いの間違えであれば、いけるはずだ。
「ギルガメッシュ、『インポートハーフヒール』は、唱えれるか?」
「知っているが、使った事はない」
「私に唱えてください」
「インポートハーフヒール」
ギルガメッシュと私が光り適正に減っていたマイナス生命力が半分戻る。
「うぁ、久々にダメージを食らったようだ。どれぐらい減っていたんだ?」
ギルガメッシュが驚く。
レジストが発動しなかった。無事発動出来る!
「ギルガメッシュ、私をミカエルを殺せる攻撃で100回程攻撃した後に、『インポートハーフヒール』を唱えれば、倒されますよ」
「え?!それは、私より弱いのに、私の倍以上の生命力が、お前にあるという事か?」
「はい、倍どころじゃないですので遠慮はいりません」
「面白い!さすが私と同じ出身だな」
「ちと、前準備しますね」
回復時に私の場合は、苦痛なので狂戦士の腕輪が必要だが、装備するとせっかく受けたダメージが回復してしまうので、装備できない。
狂戦士の腕輪
痛みが全てなくなるが、生命力が、徐々に最大値の1%になる。
痛覚以外の全ての知覚が10倍になる
一度装備すると腕を切断しなくては、外せない
今回は、以下の2個を付けてダメージをカサ増しして回復不能にする。
死の指輪
装備者の生命力を自然回復を妨げて回復不能にする。
一度装備した場合、指を切断しないと外せない。
無痛の首輪
装備者のダメージの変動による痛みをなくす。
ただし、ダメージが2倍になる。
一度装備した場合、首を切断しないと外せない。
終わった後に、もう一回死なないと、外せないのか....
あとは、槍が刺さっているブレカから槍を抜いて蘇生する。
「うぁ!何回も死んだ幻覚を見るんだが?」
「いや、死んでるけど、生き返らせてるんだよ」
「はぁ?リュウジ頭おかしいんじゃないか?そんな事出来る訳ないだろ?」
こいつ、天然だったのか?
「ブレカ、ファイヤボールを一発、ギルガメッシュに打ち込んでくれ。ギルガメッシュは、食らったら私に全精力を使って攻撃してくれ。ミカエル100回分だと思ったら回復魔法だ」
「よくわからんが、あのキザっぽい奴にやればいいんだな」
「不思議な事をするな。呪いのアイテムを装備するのか。理解不能だよリュウジ」
「ファイヤボール」
ブレカのファイヤボールがギルガメッシュに飛んでいき派手な衣装に当たって消えた。
それを合図にギルガメッシュが立ち上がり手を天空広げた。
私の周りに、伝説級の武器が大量に出現して全てが私を串刺しにして行く。
私の外見は、刺さった武器の塊になる。
再度、武器が引き抜かれ、他の武器が刺さる。
10分ほど繰り返された。
いくら攻撃しても、倒れない私を見て、ギルガメッシュの顔が喜びに震えていた。
「ありえない!ありえないぞリュウジ!お前は何者だ!この攻撃は、神々すら倒すはずだ!だが貴様は未だ無傷!だが手ごたえがある!お前の生命力は、どうなっている!!」
「秘密だ。ギルガメッシュ、生命力が3000万近く減った。頃合いだ」
「インポートハーフヒール!」
唱えた途端、私の呪いアイテムが砕け散った!
うおぉ痛みが来るのか?....大丈夫だった。
過大な回復に負荷が耐えれなかっただけで回復後に壊れたようだ。
外す手間が省けた。
生命力がマイナス1500万である。
ギルガメッシュが、嬉しそうな顔をして笑いながら白い塵になって行く。
「あははァ!凄いな、リュウジ、この世界で多くの友が先に行った。やっとアイツらに会えるよ。ありが........」
最後まで言えずに全身が塵になって崩れた。
塵から逆再生のように巨大な門が出現する。
地獄門と同じ大きさで、模様がラッパを持つ天使たちである。
ギルガメッシュに取り込まれていた。天界の門が復活した。
「うああァァァ」
ブレカが全身をかきむしっている。
血だらけである。
急激なパワーレベリングのせいか?
今回は、私が倒したのではなく、自爆ということで1ダメージだけ与えたブレカに経験値の全てが行くのか?
ステータスを見てみるとヤバイ事になっていた。
ブレカ・ロキソ
性別 男
種族 神人
状態 瀕死
レベル3975
生命力 36/67231
魔力 40917/40917
攻撃力 21325+52
防御力 9140+232
スキル
小剣 レベル71
炎魔法 レベル1520
全魔法耐性 レベル23
即死耐性 レベル241
体術 レベル782
装備
分厚い小手(補正52)
高価な皮の鎧(補正210)
鎖かたびら(補正22)
ギルガメッシュ、どんだけ経験値高かったんだ...
ブレカが、大天使より強くなってしまった.....
種族が!人間やめて新種になってる!
「エキストラヒール」
「うぉぉ、お?あれ痛くない?」
最大生命力が上がったが、素の生命力がそれに対して低すぎて過大な苦痛を生んでダメージを受けた感じだな。
「成り行きで、君は世界最強だ。王都に戻ろう。お前がナンバーワンだ。」
「はぁ???リュウジ?頭どうかしたのか?お前といると俺まで頭おかしくなりそうだ」
認めないものだな、若さゆえの過ちか?
周りの風景を頭に叩き込んで、王都へブレカを置いて戻ってこよう。
ブレカを触って転移する。
円卓会議室に、到着!
ちょうどヴァンとネネがいた。
「皇帝!!ブレカを世界最強にしてきたぞ、ウリエルすら抑えるほど強いから、あとは帝王学でも教えてくれ」
「リュウジ!!ウリエルの件!許さないわよ!」
「おお!ブレカ!!見違えたぞ!!」
「え?えええ?親父殿??結局何もしてない気が??」
「じゃあまたな!」
転移で天界の門まで戻った。
過去の回想
「クロノス様が、お見えになっています」
天界の玉座に、座っているゼウスに天使がやってきた。
「お通ししろ」
クロノスが、現界した。
「親父殿、お久しぶりです」
「ゼウス、まぁ座っていて良い。兄のハーデスの件だが、お前の兄にあたるが、まだ生まれていない」
「え?この前、一緒に天界を巡礼致しましたが?私の生まれた時も取り上げてくださったはずです」
「私にとっては、時間の概念が、ただの絵と同じようにページを戻してから書けば、産まれていなくても、過去のページに絵がかけるのだ。
ハーデスは、私が産んだような物だが、別物であり、私と同じ存在かもしれぬし、それ以上かもしれない。ただ、産まれるには、条件があってな。天界と地獄界でのハーデスの話を禁じる」
「いつまででしょうか?」
「ハーデスが、産まれるまでだ。産まれれば、ゼウスが兄という事になるな。さすがハーデスだな。規格外な我が息子だ」
笑いながらクロノスが、消えた。
ゼウスは、ハーデスに嫁いだ娘の心配で胸がいっぱいになる。




