第033話 天使ウリエル
天界の書物庫で、メタトロンが、封印や捕縛に関しての文献を読み漁っていた。
三回しか会っていないが、初めて好きになった人である。
一回目で、温もりを教えてもらい。
二回目で、人間であり、既に他の天使と戯れていて嫉妬を教えてくれる。
三回目で、初めて地上界で全てが解放された自分を表現させてくれて、ファーストキッスの味まで教えてくれた。
自分の全ての力を持って捕まえたいが、あり得ない事に人間であった。
「封印して永久に天界に飾るのだ!」
天使の価値観は人間とは、だいぶ違うようだ。
この世界では、人間と言えども一定の魔力量を超えると超越して、天使や魔人、神や悪魔などに昇華したりする。
だが、リュウジは、神や悪魔レベルの魔力を行使してるのに人間である。
神や悪魔を捕縛したり封印する方法は多くあるが、神レベルの人間を捕まえる方法は見つからない。
「なんなんだ、リュウジは....そもそも誰なんだ?」
さらに、ラファエルが、持ってくる文献を読み漁るのだ。
文献を持ってくるラファエルは、この時が永久に継続する事を祈りながら、メタトロンへ誤った情報の本を選んで渡すのだ。
そう、解決しないように....
王都の前でネネと騎士団3人が呆然としていた。
「これは、転移魔法?」
「はい、そうなります。秘密でお願いします」
「.....これが、どう言う事かわかるか?」
「どう言う事でしょう?」
「まぁ、いいか。事故で片ずける。二人の秘密だな」
こりゃ、推測スキルでなんかわかって、レイモン公爵の殺害がバレたな。
「リュウジ知ってるか?魔法を使うと必ず残魔力が残る。100の魔法を使用しようとしても、101で発動させて1残る。それほど使用魔力調整は、難しい。
魔法を100を100で発動させる事は、ほぼ不可能だ。
レイモン公爵の殺害現場に残魔力がゼロだった。
この転移魔法も残魔力を感じない。
まぁ、証拠はないがな。二人の秘密だ」
ネネが他の3人に聞こえない小声で、私に話しかける。
バレた理由が納得。
私の場合は、魔力マイナスだから必要分だけ減るんだよね...残魔力?調節不能で最大値ピッタリしか使えないさ。
「今日は、遅い。城の宿泊施設を使おう」
王都テトモスの城へ案内される。
やっぱり城がでかい!ゲームの攻城戦用の城の何倍あるか分からん。
すれ違う衛兵が、全て最敬礼的な行動をとる。
ネネは、偉いのかな?
「リュウジは、クルト帝国について、どれぐらい知っている?」
「全くと言って良いほど、知りません」
「あはは!やっぱりか、リュウジだったら貴族や陰謀と無縁だと思ったが、やっぱりか。話せる範囲でいいが、レイモン公爵に対して、何か不満あったか?」
「答えれる範囲?.......呪印が無くなると良いとは思ったかなぁ」
「お!大胆な告白だな。まぁ、それで大体わかったよ。お!この部屋だ。使ってくれ。一つだけお願いがあるんだが、明日の朝食を一緒にしたい。逃げないでもらいたい」
さすがの推測能力!朝になったら魔国に戻ろうと思ってたよ。
「わかった」
「嘘をついたら、秘密をバラすぞ」
「証拠は?」
「本当に、ウブだな。証拠なんて後からいくらでも作れるのが貴族だし政治だよ。おやすみ」
手を上げて、去っていった。
部屋に入ると、凄い豪華だ。
ベットがキングサイズの天幕付き!
ふかふかだ!
ダイブして眠りにつく。
夢を見た。
6歳の時に、近所の歩道に桜の苗木を植える、植林祭に参加した時だ。
大人に、苗木を一本づつもらっていく子供達。
私も1本もらって、植える場所へ行くと途中に同い年ぐらいの少年がいた。
顔は思い出せない。
みすぼらしい服を着て髪もボサボサだった。
「なんで君は、何も持ってないの?」
私が、話しかける。
周りの子供達は、一本持って植える場所へ歩いて行っている。
当時の私は、持っていない子供を見て、疑問に思ったようだ。
「僕のことが見えるのかい?僕は、消えゆく物なんだ。最後に、この世界を見れて満足だ」
顔は思い出せない、悲しそうな表情だった気がする。
難しい話で、当時に私は、意味がわからなかった。
ただ、元気をつけようと言った。
「一緒に、苗木を植えようよ。これをあげるよ」
いきなり目の前に出された苗木を思わず少年が受け取る。
「え!」
子供が、受け取った苗木を見て驚いている。
何故、苗木が自分の手で持てている事に驚いたような感じだった。
「僕は、新しい苗木をもらってくるよ。そこで待ってて」
「この世界の物を受け取れた!君は、何者なんだい」
「僕は、リュウジだよ」
走って苗木を配っている大人のところに戻った。
大人に、持ってない子供に渡した事を告げる。
そんな子供は、いない。苗木の本数が一本足りない。
どこにやったのか責められた。
大人を連れて、苗木を渡した子供のところに行くと、待っていてと言ったのだが、誰もいないので、酷く裏切られた気分になり、私は泣いた。
それを見た大人達は、泥棒が現れたとして犯人を探し始めた。
泣き止んで、少年がいたところを見ると、綺麗な赤い石を見つけた。
拾って持ち帰ったのを思い出す。
ここで目がさめる。
天幕付きのキングサイズのベットに、寝ていた。
懐かしい!24年前か?
あの子供は、ハウスキーパーだったのか?
いや違うな...あの赤い石は、どこにしまったのだろう?
思い出そうとしている所に、ノックが響く。
「リュウジ、約束だ朝食にいくぞ」
「今行く」
アイテムボックスから、ある程度、気品がある地味な布の服を装備する。
ネネと一緒に、朝食を食べる所に辿り着く。
どう考えても食事するような場所ではなかった。
大きい会議場に大きな円卓がある。
円卓に8個の椅子がある。
その大きな円卓に3人分のパンとスープと野菜など、朝食が用意されていた。
「ネネ?ここ会議室っぽいけど?」
「ここは、皇帝と七つの騎士団団長が集まって、国の方針を決める所だよ」
「何故?ここで食事?違和感が凄いぞ」
「ウリエルの話を知っている人は、私と皇帝だけだ。皇帝と謁見出来るのは、何かの祭典以外は、ここだけなんだよ」
会議室の扉が開けられて人が入ってくる。
身長180cm程の金色の刺繍が入った厚手のローブを着た50歳ほどの白髪で赤い瞳の男が現れた。
腰には剣を携帯している。
扉から一番遠い席に座った。
ネネに指示されて、その隣に私が座って、私の横にネネが座る。
「私が、この国の皇帝であるヴァン・ロキソだ。ネネから話は聞いた。ウリエル様の友達の知り合いと聞いたが、誰から聞いた?」
「ネムル法国のカブリエルとミワ王国のラファエルから、この国の守護をしてると聞きました」
「....なるほど.....そう言う事なのか。それで、リュウジは、ウリエル様に何の用があるのだ?」
「用はないですが、カブリエルとラファエルとミカエルに偶然出会って、四大天使は、あとウリエルだけだったので挨拶しようかとは、思ってました」
「ほう....他の天使様とは、どの様な関係なのだ?」
「ミカエルには、この前、ダンジョン攻略の手伝いしてあげたので、貸しを一つ吹っかける予定です。
ラファエルは、元部下だったんですが裏切られて、追い出しました。
カブリエルとは、旅のパーティの一人です」
「「え?」」
ネネと皇帝が、言葉に詰まる。
「リュウジと言ったか?リュウジは、天使様達と同レベルの強さと言う事か?」
皇帝が、少し汗をかいている。
「どうでしょう?強いと言う基準によると思います。天使を冒険者プレートに現れると数値に表すと2000から3000の間にいますが、私はそれよりも、低いですが負ける事は無いです」
「そ、そうなのか?実はウリエル様に関して、お願いがあったのだが、リュウジなら可能そうだ。聞いてもらえぬか?」
私がネネを睨む。
ネネは、視線を合わせない様にして口笛を吹くふりをした。
「まぁ、急ぎの用事も無いので良いですが、目立つのが苦手なので私の事が秘密なら良いですよ。あと、路銀が心もとなくなってきたので、多少援助をお願いします」
「わかった」
「内容は?」
「とある事件から犯罪者に対する拷問が惨凄い。軽い犯罪者でも全て拷問で殺されている。皇帝の私から言っても聞き入れないのだ。天使様の知り合いと聞いて、どうにか出来るのではと思って、話を持ってきた。頼めるか?」
「昔の状態に戻れば良いと言う事でよろしいか?」
「そうなるな」
ネネと皇帝が渋い顔をしている。
「とある事件の内容は、教えていただけますか?」
「........言えぬ....いえば我とて殺される...」
「わかりました、ウリエルは今どこに?」
「拷問部屋にいるはずだ、朝食後にネネに案内させよう」
場違いな朝食を食べると、ネネの案内で拷問部屋へ行く。
朝食後スケジュールじゃ無いぞ...吐いたらどうしよう。
「リュウジすまないな。頼める相手がお前ぐらいしかいないんだ」
「七騎士団もいれば、他の団長に頼むとか出来ないにですか?」
「....序列第一位が私だ。私より強い団長がいない。私が難しいものは、頼めんよ」
「ん?それなら、なんで私??」
「決闘を無血で中断させた手際を見て、推測したが、お前はウリエルに殺される気がしない」
正解だな。推測スキル凄いな。
拷問部屋についたが、体育館レベルの部屋に拷問道具がぎっしり、なおかつ全て使用済みになってる。
「じゃあ!頼んだぞ!」
ネネが逃げる様に去って行く。
ひどい....つきあってくれないのか!
「殺してくれ...」
「俺の腕が、ないよう....」
「あはははぁ」
「ぎゃああああァァァ」
「たすうえて...たす」
呪怨が聞こえてくる。
鎖が飛んできて、私の手足を拘束して4方向へ引っ張る。
大の字に、させられてしまった。
「お前は、新入りか?最近の奴は、すぐ壊れるから、人数が足りない」
拷問道具の陰から、14歳ぐらいの金髪で金色の目をした、髪を肩まで伸ばした女の子が、血だらけの服を着て出てきた。右手には血だらけのペンチを持ち、左手には血だらけにのナイフを持っている。
恐ろしい!チートの私じゃなかったら、死ぬ予感が凄まじく逃げ出すレベルに怖い。
「罪を犯した者は、罰する。罪を犯していない者は?」
「何を言っている。人間など生まれてきた事自体、罪だ」
「弱肉強食は、知ってる?」
「当たり前だ、強い奴が正義だ。だから私が正義なのだ。ってお前は誰だ?」
「お前こそ誰だ?」
「はぁ?そうか、知らぬよな!帝国を影から支配してる者だ。お前ごときに教える名はない」
だいたいわかった、初めはまともに守護してたが、結構それでも横柄だったのだろう。それが、何かの事件をきっかけに、悪化した感じだろうか?
意地悪してみたくなった。
「お前、生意気だな」
女の子が、叫んだ。
ナイフが飛んできて、あえて急所じゃない所に刺さった。
いたぶり殺す気が満々だな。
「人間は、ナイフで刺されたらどうなります?」
「叫ぶな。血もでるし、すぐ死ぬ」
「叫ばず、血も出ず、死なないので、私は人間ではない事になるのかな?」
女の子が、近寄って私の体に刺さっているナイフを抜くと、傷口もなく正常に戻る。
「人間??ではないのか?何者だ?」
「一つ目、人間ではないなら私に罪はないない?罪なき者を攻撃したお前は、罪人だ。贖罪しろ」
「な、何を言っている。私の方が強いから私が正義だ」
「二つ目、私は、お前よりも強いぞ。だからお前が悪で私が正義だ。三つ目は、ないぞ。あったらお前を消滅させる」
中二病全開で脅してみた。
「.....ならば二つ目を証明して見せろ!!フレア!!」
一瞬で私の体が、高熱で焼かれて蒸発していく。
四肢を拘束していた鎖が、地面に落ち何もなくなる。
「なんだ....ただのホラ吹きが来ただけか」
女の子が、言って私の消えた空間を見て愕然とする。
空間から消える時の逆再生の炎なし状態で復活する。
裸だったが、買いだめしている服をアイテムボックスから、すぐ装備する。
いつまでも裸族ではないのだよ!
「どんな、証明が欲しいんだ?」
鑑定魔法を無詠唱で確認すると女の子は、ウリエルだった。
強さは、カブリエル級なので、本気で対決したら城が無くなるな...
「貴様!魔力も生命力も感じぬ...誰だ!」
「言葉使いに、来おつけろ小娘!」
無詠唱で『ノッキングバースト』を唱える。
ウリエルが、吹っ飛び頭から血を流す。
普通なら吹っ飛びと気絶なんだが、気絶しなかった。
さすがウリエルと言うべきか。
「な..血だと!」
頭から垂れる血を手で拭って、血が出ている事に驚愕する。
「貴様!貴様!貴様!この国ごと消し去ってやる!出現せよ暴力の破壊、ビックバ.....」
あらやだ!超上級広範囲殲滅魔法だ!抑える方法が思い浮かばん!
ある実験を思い出す。
「使役召喚!ウリエル!」
目の前の詠唱中のウリエルが消えて、私の目の前に再び現れる。
「.....ンアラカルト!後悔し....へ??」
詠唱が、召喚で分割されたから、ウリエルの魔法が発動しなかった。
「え?えええええええ!!」
ウリエルの目の前に光りで描かれた契約書が浮いている。
内容を読んで叫び出す。
突然、ウリエルが光り出し18歳ぐらいの美女に変身した。
私の前に膝を付き、挨拶を始める。
「私は、ウリエルです。このクルト帝国を守護する者。貴方様に従います。貴方様のお名前を伺ってもよろしいですか?」
「私は、リュウジ。何故、人間扱いが酷くなったのを教えてください」
「.....命令とあらば....」
凄い顔を真っ赤にしている。なんか凄い恥ずかしい理由だたのだろうか?
「トイレ...を覗かれまして....」
「誰に?」
「人間に....」
見えない....どう言う話だ?
簡単に言うと、こんな内容だった。
城の中に、何箇所かトイレがあるのだが、ウリエルがトイレに入っている際に、護送中の犯罪者の一人が、運悪くそこのトイレを使用した。
この世界のトイレは、全て個室式で男女は共同である。
「テメェーいつまで入ってんだ!」
ドアを叩いた際に、ドアが壊れて見られてしまったらしい。
そこで、ウリエルは、キレた!
どうしょうもない...内容に私が放心した。
「なんで、女の子から変身を?」
「いまの姿が、本当の姿です。これも人間が、私を敬わない為に力が出ず、本来の姿になれなかったのです。ですが、リュウジ様に力の使用制限無しで召喚されまして本来の姿に戻れました。感謝致します」
うむ...ウリエルってこの世界で人気がないのか...
カブは、聖女と天使!って感じで崇められてるし、ミカエルは、勢力的に活動してたから人気高そうだし、ラファエルは、計算高く立ち回って力集めてそう。
確かに、ウリエルは!推しが弱そうだ。
「先程の魔法を見る限り、戦闘の力は、あるようだが?」
「天使は、魔法や戦闘能力は天界より力を得て行動出来ますが、この世界での容姿に関わる部位は、崇拝やこの世界の物から魔力供給が無ければ、存在する事すら難しいです。
今は、リュウジ様から莫大な魔力を頂いているので、初めてこの世界で自由を得た気分です」
あ!ウリエルって帝国だと、そもそも知ってるのが、ネネと皇帝だけじゃん。そりゃ容姿を保つのは辛そうだ。
「人間を、何故拷問してたんだ?話を聞けば覗いた物だけ消滅させれば良かったのでは?」
「覗いた者を拷問したところ、容姿を保つ力が上がったので、拷問により力を得られる事を知りました。せめて素の姿になるまでと、拷問をして研究しておりましたが、拷問しても人間は、すぐ死んでしまう。死亡すると容姿を保つ力が減るので、死なないように頑張っていました」
......絶句するしかない.....被害者が悲惨だな...
「死んだ人は、どこに?」
「この部屋の中央の穴に溜めてあります」
見たくはなかったが、見にいくと部屋の中央に大きな穴があり、物凄い人数のバラバラ死体が....いああァァァ
ウリエルは、天使で、こう言う事が理解できないのかもしれん。ある程度、拷問して解放すれば、その拷問を受けた人物が恐怖で崇拝するから、どんどん容姿を保つ力が上がっただろうが、殺したら、今現在、拷問してる人からしか得られず、拷問人数を増やすか、拷問内容を極悪にするしかないのだが、そっち方面に進んだんだな....
とりあえず説明してあげた。
「.....そうだったのですね!!軽い拷問で解放すれば良かっただけとは!!リュウジ様の叡智に感嘆します」
お前...叡智の天使だった気がするが...
「空間魔法の『カムチョイス』使えます?」
カムチョイスは、見える範囲の人を任意場所へ転移させる魔法である。
「使えますが、どうしました?」
「穴の死体を全部復活させるので、上から穴の外に移動させてください。穴の下で生き返っても、上の生き返った人の重さで、また圧迫死するんで、何回も生き返らせます。そのうち全員を生き返らせるはず」
「え?そんな絵空事が?」
「フェニックスリバース」
「えええ!!カムチョイス!カムチョイス!カム....」
「フェニックスリバース」
「カムチョイス!カムチョイス!カム....」
「フェニックスリバース」
「カムチョイス!カムチョイス!カム....」
穴からジャンジャンバリバリ生き返った人が転送されて拷問室に現れる。
「な!生き返った!」
「俺死んだ筈じゃ?」
「体のないよおお!あれ?!!」
「熱!あれ熱くない?」
「助けて!た?へ?」
そして、ウリエルが神秘的にエロくなっていく。
うわぁ、容姿の魅力度がどんどん上がってるのね。
生き返っても上の人に潰されて、また死んで、また生き返るを繰り返して、穴の人が生死を繰り返していく。
「なんて素晴らしい眺めなの!カムチョイス!カム....」
ウリエルが、凄い興奮している!物凄いエロい!
2000人.....近かった...殺しすぎだし、穴深いよ。
「リュウジ!何事?」
溢れた生き返った人が、拷問部屋から大量に出てきたのでネネが駆けつけてきた。
「いや、理不尽に殺された人、生き返らせた」
「はあァァァ?そこの穴の死体には、過去に死刑になった人物もいるぞ?」
「ありゃ!対応頼む!」
「うぇええ!わかった!!」
急いで救援を呼びにネネが行った。
「ウリエル、これからどうする?」
「リュウジ様に、仕えたいのですが」
はぁはぁ荒い息で、艶かしい全身で私を羽交い締めにする。
こいつも、やばそうだ。
四大天使ってカブが一番まともだったのかもしれない...みんな特徴的だな。
召喚の主従契約を破棄する。
「な!解除されても容姿がそのままだわ!」
「さっき言った通りですよ。人間は、殺したらダメです」
「わかりました。リュウジ様」
「クルト帝国の守護を頼みます。私は行くところがあるので頼みましたよ」
「....嫌です....もう貴方から離れる事を考えられません」
私の体を締めてくる。
これは、説得が難しい。
「言う事を聞かないと、二度とここに来ません」
「え!はい。わかりました」
私の体を解放して膝を折ってお辞儀した。
すんなりでビックリしたが、天使の価値観だと、こう言うものなのかもしれない。
ネネが多くの騎士団を連れて、生き返った人々の対応に追われていた。
あとでお金を取りに来ようと思いながら、騒がしい拷問部屋から、魔国へ転移した。
生き返った中に、元序列六位の人物がいるのには、誰も気がつかなかった...
人物紹介
ベルゼブブ
性別 女性
種族 悪魔
年齢 ???
身長170cmぐらいで、凄いエロいプロポーションの黒のボンテージ姿で、肌の色が紫
銀髪で白銀の瞳で、髪は、地面に付くほど長い
極悪非道で慈悲はない
気まぐれで、わがままである
地獄界でサタンに次ぐ実力者なのだが、過去に神々のシヴァと戦って負けており、封印されている
封印中でも、ある程度の世界の事は見えている。




