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第025話 追うもの追われるもの


おかしい...

取引を終えて、男が悩んでいた。


彼の名前は、ヘンゲル・モスである。

代々奴隷の売買でのしあがってきた貴族であった。


一目で貴族であるとわかる服装の身長170cm程で茶色い髪に茶色い瞳。20歳程に見える顔には、胡散臭いちょび髭をたしなめている。


今まで、取引があった法国の奴隷売買が、停止したのであった。


「国のトップが変わった訳でも無いのに、ここまで急激に変わったのは何故だ?」

思わず、一人ごとを言うほど動揺している。


前の取引後に、取引相手が国の大物であったが死亡した事も重なり、やな予感がする。


チリン!


呼び鈴を振る


部屋の外で待機していた、執事がドアを開けて入ってきた。

「お呼びですか?」


「レイモン公爵とネムル法国のトップに最近接触した人物を洗い出せ。シャドウデストロイヤーの使用を許可する」

「起こしてよろしいのですか?」

「今は、呪印がしてある。昔のようには、ならんさ」

「了解しました」


未来予知の能力があるヘンゲルだったが、生まれて初めて数週間後の自分姿が見えない。

「今回は、生き残れないかもしれないな」

過去の党首争いを思い出しながら、今後の対策を考える。

メテとリッチと、話していると地下10階の階段から、1人の男が現れる。


20歳前後の超美形な執事服の男が、完璧な着こなしの服に、姿勢も正しく、リッチに語りかける。


「下賤のクソリッチよ、いつまでメテ様の時間を取らせるつもりだ!」

男が、リッチとメテを見た瞬間.....


「あああああぁぁ!!メテ様!!!!!!そのお姿は!!!」

「ジュセ、騒がしいぞ!力が戻っただけじゃ」

メテが、軽く右手を振ると見えない力飛んでいきジュセを吹っ飛ばす。


前に、私が吹っ飛んで、めり込んだ場所の横にめり込む。


うむ、魔法というより超能力(サイコキネス)な力かな?

落ち着いて分析したのち、再び帰ろうとした。


「じゃぁ!私は行くぞ、ネトは、捕まって」


「「待って!!」」

リッチとメテが、引き止めるが無視して、転移する前に復活したジュセと言われた男が襲ってきた。


「下賤な人間の分際で、メテ様を無視するとは何事だ!」

ジュセの手刀が、私の首に入り、首が飛ぶ。


この世界のバグっている私の身体は、再構築はされるが、変形に対して弱いようだと考えながら、首がなくなって倒れていく自分の身体を見ていた。


フルプレートを装備していれば、フルプレートごと吹っ飛び、フルプレートが修復されるんだろうな。

次回からは、戦闘中は、なるべく装備しておくか...


ネトが、黒竜の姿になった。

「小さき分際で、我が主君を愚弄するか!!」

ネトの中で私が主人になってる!

日頃の餌付け効果かな?


黒竜の尾でジュセを叩きつける。

ジュセが避けれず、そのまま吹っ飛びリッチにヒット!

リッチとジュセが、地下10階へ降りる階段の横の壁にめり込む。


そこに、ネトがブレスを吐いた。

灼熱が2人を包み....

2人が、黒焦げになった。


ネトは、竜になると強いなぁ。

「遊んでないで、早く戻ってこい。こんな事でエネルギーを使わせるな。お前は、何故いつも遠回りする。力を見せれば良いだろう」

首と体が分離した私に、ネトが言う。


そうは言うが、なんと首が取れたら身体が動かん。

口は動くが、肺から空気がこないから発音出来ないし!


無詠唱が出来て良かったと思いながら、無詠唱で首無し身体に魔法をかける。

完全に燃え尽きるように「フレア」だな。


首無し身体が、一瞬で超高熱の塊と化した。高温すぎて地面が溶けいく。


首だけの私に、身体が復帰する。

消滅すれば戻るのだな....

だが....裸だった。


しかも、首が転がっていて、復活ポイントがメテの真横であった。

メテが、私の裸体を上から下へ顔を多少赤くして見ていた。

下の出っ張りを目撃した瞬間に、視線が止まる。

「きゃああぁ」

メテのパンチが、下の出っ張りに走る。

クリーンヒットして、出っ張りがめり込み、メテの手もめり込むが、衝撃で後方に裸で吹っ飛ぶ。

出っ張りでダメージを受けたので、めちゃくちゃ気持ちよかった.....

裸は、まずいので、すぐにフルプレートを装備する。

裸でフルプレートって変態だよな...


何事もなかったように、立ち上がり黒竜の所に移動した。

「すまんな、ネト。行こうか....って裸!!」

ネトが、12歳の女の子に戻ったが、黒竜になった際に破けて、服着てないぞ!!

替えの服は、ナッチが持っていて、持ってない...


「メテ?この子が着れる服もらえないか?」

「あげてもいいが、契約書を作ってくれたらな」

口角を上げて、ニヤニヤしながらメテが言った。


「内容は?」

「私は、男性のイチモツを初めて触った!責任をとって結婚しろ!」


まずい!これは罠だ!フラグって奴だ!

もうネトが、裸でも良いので、ネトを触って急いで転移した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「消えた!」

メテが驚く。


復活したリッチが答える

「あれは、転移魔法ですね。ダンジョ脱出魔法より高度な幻の魔法ですが、魔方陣なしで無詠唱...あれは、人間じゃないですな...人間の真似をするのが上手い...でしたな」


復活したジュセがメテに話しかける。

「まさか、人間が....いや人間じゃないな、あれは...お屋形様の条件に叶う奴だったとはな...首を切っても、すぐに復活する様な男に嫁がせてくれというのが、メテ様のお父様の消滅前の遺言です。

若くなったのも、彼の力でしょう?

彼の生命力は独特の匂いがしますが、メテ様から、物凄い濃厚に匂います。

追って捕まえて来てください。

それまで、ここで仲間と待っていますよ」


「ジュセ様と初めて意見が一緒だな。私も待ってますから、あやつを捕まえて戻って来てください。あやつがいれば、新たな研究も進みそうだ」

リッチが、今まで感じたことがない明るい口調でメテに言う。


「そうか、では行ってくるぞ!留守は頼んだぞ」


2人が、頭を下げたのを確認してメテが魔法を唱える。


「リターン!!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


迷宮の外に出ると、ちょうど夕方だったようだ。

夕日が、赤く染めている。


ナッチとカブが、2人で酒を飲んで話し込んでいた。

「ナッチ、ネトがダンジョンで黒竜に変身したために服が吹っ飛んだ。服着せてやってくれ」

「ん?本当の事のようね。わかったわよ」

真実の義眼があるとこういう時に、誤解されなくて良いな。


ナッチが、ネトに服を着せてる間に、カブに話しかける。

「なんの話をしていたんだ?」

「リュウジの正妻と1号、2号の話だ」

こいつらの、フラグも拾ったようだな.....


だが...普通の奴がいない...

筋肉女、黒竜、男女、吸血鬼....

唯一、ギルドマスターのマギアさんが普通だったんだなぁ....


目の前に、厚手の黒ローブを裸で着ている、金色の髪に吸い込まれそうな銀色の瞳、髪は長く腰まで伸びている女性が現れる...

追って来やがった......


「あ!リュウジのイチモツ触った人だ」

ネトが余計な事を言えば....

「「なんだと!」」

ナッチとカブが出てきた!

2人に両腕を掴まれて連行されていった。


追い払うのも、寂しいしな。

このまま旅を継続しようと考える。


状態変化の対応は、万全になった。

回復時の痛みも呪われたアイテムで回避可能になった。


残る、やりたい事は、義眼の製造元にご挨拶、確か魔国のミカエルさんだ。

あとは、ハウスキーパーの謎解きだな。

これは奥が深そうだな。


明日は、魔国に行こう!

周りを見ると、ネトとナッチとカブとメテが談合している。


「王都の宿屋に戻るぞ!」

一斉に飛びつかれる。

ネトは、相変わらず腰を締めてくる。

ナッチは、背後からバストを押し付けてくる。

カブは、首に手を回しキスをして来たが、今回は躱した。

メテが、イチモツをパンチした......気持ちいけど...なぜ??


宿屋の前に無事転移したが、メテが怒っている。

「こんなに、女性がいるなんての聴いていません!!許しません!!」

また、イチモツに今度は、キックした...何故そこを狙う....気持ちけど..


宿屋に、私が一部屋で、残り4人は4人用相部屋に入ってもらった。

これが、最良と見た。


用心深く鍵を閉めて、ベットではなく、ベットの下に透明魔法をかけて寝てみる。


もう少しで眠気で意識を失う瞬間に、ドアが開いていく。

ホラー映画みたいだな...

今回は4人いるんだが、4人とも大きい鉈のような武器を武装していた。

みんな、薄い布の寝巻きを着ていた。

メテは、結構胸でかいなぁ....


「ネト?首切れば、首から下が使いたい放題って事?」

「たしかに見た!」

カブが、ベットをめくらないで、首付近に鉈を思いっきり叩きつける。


怖い!この人たちオカシイ!!


「いないぞ!!」

手ごたえが無かったのでカブが叫ぶ。

目が光ってる!!


「逃げたようね...」

「明日また、狙う。いつか成功する」

ネトが締めた所で、4人が部屋から出て行った...


ハーレムだと思うが....ちょっと違う気がする....

ベットの下で、透明のまま、寝るのであった。



人物紹介


ネネム

身長140cm 10歳

性別 女性

人種 猫女

猫が人型になって布の服を着ている

全身モフモフである

顔は、ケモナー的である

性格は、一途で一直生だが不器用でお馬鹿である


ムムル

身長138cm 9歳

性別 男の子

人種 猫男

猫が人型になって布の服を着ている。

全身モフモフである。

顔は、ケモナー的である。

性格は、憧れやすく、騙されやすいが、頭が良い

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