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第020話 蘇生魔法


ミカエルは、苦悩して荒れていた。


エンドレスホールの地下250階のフロアボスである、デスガーディアンを何年チャレンジしても倒せないのだ。


デスガーディアンの特徴は、魔法無効で、防御力10万、生命力250の、身長10m程の太った鎧のようなモンスターである。


攻撃力は、低いのだがスキルに、蓄積反射を持っていて、ある程度溜まったダメージを反射する。

防御力以下の攻撃を繰り返すと、攻撃した対象を蓄積したダメージで容易に抹殺する。


ミカエルは、相手の魔力と生命力は、感じられるが防御力までは理解できなかった。


ゲームでは、攻略法は簡単で、人数を連れてタコ殴りにして、防御力が高くても、必ず一回の攻撃で生命力を1削れるので、集団で1削って倒すという容易なものであるが、ミカエルは、それがわからなかった。


簡単に言えば、250人で同時に石をぶつけたら倒せるのである。


今日こそは!!


補助魔法をかけまくり、最高級の剣を使い、最大級あろう剣の一撃を与える。

だが、攻撃力が今回は6万であり、防御力の10万を突破出来ず、反射されて瀕死になるミカエルであった。

「さて、円満解決させるか?シハヤよ、殺した冤罪者の死体は全てあるのか?」


「まさか、先ほどの天使様より上位のお方とは、思ってもみませんでした。殺したくて殺していた訳ではないので、尊い犠牲として、地方で殺したものも、神殿の裏手にある墓地に全て埋葬してあります」

シハヤが、頭を下げて言う


「全員、生き返らせるのでシハヤの罪は無い!以上」

「へ??」

「.......本当の事です...シハヤ.....リュウジ様は...神なのですか?」

「人間ですって....あ!私の事は全て秘密でお願いします。目立つの苦手なので」

「わ、わかりました!すぐに箝口令を!」


圧縮されて、宝石になってしまった、カブリエルを拾うとアイテムボックスに入れた。


生き返られた人には、言い訳が必要だな。

「生き返らせると大混乱になる。死んだように感じたが、実は悪魔が体内にいたので仕方なく殺した演技をして悪魔を追い出したのだ!とか言って、ごまかせばいいんじゃないか?シハヤよ!」

驚いたように、ネビウが、右目を押さえる。


「初めて、嘘をついたのですね?リュウジ様の発言は、あまりに信じられないので、今まで真実の義眼を疑ってしまいました。と言うことは...四大天使様以上なのですね...」


「嘘は、苦手でして...」

シハヤが苦笑いして言う。


今まで、散々騙してきたはずだが?変なこだわりがあるのだな。


「では、心に刻め!嘘も方便だ!」

「嘘も方便!!まことに、その通りですな。わかりました、そのような話で進めていきます」


墓地に案内されて、死体をすべて生き返らせていく。

ゾンビ映画のように、地面から手が出てきて怖い...

その様子を、シハヤとネビウが愕然として見ている。

ゲームでは、当たり前の蘇生魔法なのだが、この世界では、蘇生魔法がないために、生き返るという現象はカルチャーショックを受けるに十分な現象のようだ。


生き返った人々の混乱が凄い

「あれ?なぜ生きている!」

「殺されても一生うらんでや...あれ?」

「お母さん!?」

「ああ!坊や!」

「冒険者ギルドで身分を確認し....ん?」

シハヤが、対応に困惑している。


何人かは、神官から武器を奪ってシハヤに構える。

説明を聞いて、納得していくを繰り返していく。


何人殺したんだ....果てしなく復活させていく。

「リュウジ、腹減った!昼だぞ!」

ネトが、服を引っ張る。


昼になってしまったので、墓場でランチタイムになってしまった!


アイテムボックスから買い溜めした食料を取り出し、生き返った人にも配って宴会になって行く。

凄いご都合な展開だが、墓場で宴会は勘弁だなぁ。


ネビウの光魔法のレベルが8だったな...

石化解除って確かレベル10の魔法だったか...

保険でレベル10迄あげてもらって、私が石化したら解除するような段取りしておくのが、良いかもな。

不死状態での状態変化の石化だけは洒落にならん。


魔法を使えばスキルレベルが上がるので、依頼しておこう。

「ネビウ、今日から寝る前に、限界まで光魔法を使ってから寝てください」

「え、そうすると、何かが変わるんですか?」

「実施していけば、わかりますよ。びっくりする事が起きますよ」

「.....本当の事ですね。わかりましたリュウジ様」

意味が、わからない所を見ると、スキルの上げ方が、一般的に広まっていない事がわかる。


「リュウジ様ではなく、リュウジでお願いします」

「リュ、リュウジ...わかりました」

少し舌を噛んで微笑んだ。


昼飯を食べてから、再び....

「リサステイション」!!を叫びまくる。

無詠唱でも良いのだが、突然、墓から手が出てくるより、いかにも魔法をかけましたって感じで手が出てきた方が、心臓に良い....


夕方には、全て復活が終わった。

人払いをして、シハヤとネビウとネトだけになる。


アイテムボックスから、宝石のカブリエルを取り出した。

これって、かなりでかいダイヤだな....売りたい衝動にかられたが、地面に置いた。


「ネビウ、真偽判定して報告してね。これからの会話は、全て秘密でお願いします」

「わかりました」


「リサステイション」


宝石が輝きカブリエルが、復活した。

「な!私は、どうなったのだ?」

「貴方の生命力の2倍ぐらいのダメージを与えられる魔法で握りつぶして宝石にしましたが、仮にも天使なので、復活させて、対話による解決を図ろうと思いました」

「....本当の事ですね...カブリエル様」

対話には、真実の義眼は、役に立ちそうだ。


実は、カブリエルで実験がしたくて生き返らせたのだが、嘘は言っていない。


「2倍!?そんな魔法があったとしても普通は魔力が保たない!何故、一人で発動できる?」

「同じ魔法を1000発撃っても平気な人だからです」

「1000??!!」

「...ほ、本当の事です。リュウジが嘘を言ったら報告しますね」

「それの方が良いかな」


「そんな馬鹿な!お前は、神々すら倒せる存在なのか?」

「それは、無いですよ!神々と戦う気など無いです」

「嘘!!!」

「ネビウが右目を押さえた」

うは!なんて事だ....回答に失敗した。

うっすらと神にも勝てる?とか思ってしまった!!


「....そうか...そういう存在なのだな!」

なんか勘違いされた気がする。


「で、カブリエル、これからどうします?」

「ん!お前の部下になって天界に反逆とかか?」

「いや、絶対やらないから!」

「嘘!!」

ネビウが、右目を押さえた。

しまった!絶対は、ないかもって僅かに思っちゃった...

真実の義眼...やはり天敵だ。


「とにかく!今は、ミワ王国に行きたいだけで、そんな事しません」

「そうなのか?じゃあ、お前に私もついて行こう」

「お断りします」

「あ、それ無理だから。天使は契約すると逆らえないんだよ。私より上の存在だったら従うって契約して、倒された時点で執行だから」

「本当です!!」

ネビウが、力強く言う。

まさか、この子!天使(こいつ)押し付けようと思ってないか?

まぁ、色々実験に付き合ってもらうから、いいか...

「わかった....」

「やった!」

カブリエルが、何故か赤くなって喜んでる。

俺はノーマルなので両性は....


「と言う訳で、シハヤ!4人分のミワ王国の通行許可証くれ」

「すぐさま、お出し致します。理由はなんと?」

「ダンジョン探査なんだが、可能か?」

「ダンジョン探査は、国から依頼が出てるような物なので問題はないですよ。ただし、取得物には王国の税金がかかる筈です。免除申請も入れておきますか?」

「普通でよいですよ」

シハヤとネビウが、深く頭を下げて、通行証作製にこの場を離れた。


「カブリエルに、聞きたかったんだが、真実の義眼と予測の義眼ってどこで手に入れた?」

「魔国にいる、ミカエルから、もらった物だよ」

え!天使さん他にもいるのね....

石化問題を解決したら行ってみよう。


通行許可証が、できるのが、明日になるらしいので、ナッチが待っているパピロの街へ、ネトとカブリエルを連れて向かう事となった。

人物紹介


レア・ヘルシング

28歳 男性

種族 人間


身長187cm

茶髪で黒い瞳

男性だが長髪で筋肉が結構ついている

冬でもタンクトップでピチピチのズボンをはいている。

死霊使いであり吸血鬼ハンターで鞭を愛用している。


性格は、目的のためには手段をいとわない。

女と子供に弱い。



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