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プロローグ

 ━━怒声が飛ぶ。


「急げよ!!」

「モンスターの最終調節に入ります!」

「シークレットエリア完了!」

「スキル調節及び通常エリアの調整が遅れています!」

「街デザ難航!」

「わかった! 街デザは俺がやる! 余裕のある奴はスキルとエリアのヘルプ!!」


 数十台ものパソコンが忙しなく稼働し続ける一室で、一人の女が清流のような落ち着いた声で訪ねた。


「社長。本当にNPCは完全思考設定でよろしいのですか?」

「構わんよ。NPCが不規則に動き回り事件を起こす。制御された世界よりも、そっちの方が面白そうだろ?」


 男はニヒルに笑って答えると、返しが予想外過ぎたのか唖然としている女に続けて言い放つ。


「それに━━運営はイベント以外に干渉する気は一切ないしな」


 後にゲームを越えたもう1つの世界と喚ばれる物語『ファンタジア クロニクル アース オンライン』のプレイ開始前夜の話し。

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