第18回
「(霊夢、アンタ何か改造コードとかそういう類のもの使ってない?)
「改造?コード?コタツの?それならちゃんと電気消してからきたわよ?とにかくそんなもの知らないけど?」
「(うーん、こんなに短時間にサクサクあの敵を倒せるなんて、相当のヌルゲーか、チートでも使ってるんだと思うんだけど)」
「まあ、昔から私は大抵何をやってもこんなものよ」
「(はぁ……まあ理屈じゃないのよね、主人公補正なのよね……)」
何をぶつくさ言ってるのか分からないが、輝夜のことは無視をして先を進む。
「わぁ、ここは迷路みたいになってますね」
「紫め、めんどくさいステージを作りやがるわね」
特に説明もないので、とにかくがむしゃらに進んでみる。しかし、進んでみると行き止まりがあったり、来た道をループしたりと、とてもじゃないがゴールが見えない。
「輝夜、なんとかなんないの?」
「(霊夢、こういう時は壁をひたすら触れながら移動すると、いつかゴールに着くわ!ダンジョンでのお約束事よ!)」
「なるほど、やってみるわ」
輝夜に言われた通りに、右手壁を撫でるように歩く。行き止まりがあっても、引き返しつつ、さきほどと違う方向に歩く。それを始めてからどれくらい経っただろう、今までには見たことの無い場所に出てきた。紫の色を下巨大な門だ。
「ここがいよいよ、ラストステージになるのかしらね……」
「(霊夢、回復アイテムの準備はいい?)」
「いや、そんなもの用意してないんだけど……」
「(あちゃー)」
「そもそも、普段弾幕を避けたり攻撃し続ける戦闘スタイルメインだからさ、そういう予め回復アイテムを用意するとか、なんかズルくない?ある意味セーブできないところも、なんというかいつもどおりだしね。」
「(なんか、スレスレな発言するわね、霊夢……)」
「??何のことかしら?」




