表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/73

第11回

 天の声が聞こえてきた。輝夜だ。


「でもさぁ……」

「(心配しないで、多分このイベントのあと、娘の親から助けを求められるから、それに従っていけば、幽々子は取り戻せるわ)」

「なるほどね」


 そうと分かればこっちのもの。私は兵士と幽々子の後ろ姿を見守ることにした。娘の親は泣きじゃくっている。


「ぉぉおん、ゆゆこ~~っゆゆこぉぉぉ」


 さすがに同情してやりたいが、これはゲームの話。大丈夫、私が救ってあげるから。


「しくっしく、しくしく…」

「大丈夫?」

「しくっし、しっししし、くっくっく…ふふは、ふはは」

「え?」


 さっきから泣いていると思っていたが、この親父もしかして、笑っている?


「くくく、娘がいなくなってせいせいしたぜ」

「えええ?なんだってのよ!?」

「貴様には関係ないわ!ふはは」


 そうして親父は姿を消した。


「超展開ね……」


 あっけにとられた。


「で、輝夜。私どうすればいいと思う?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ