表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/73

第12回

「というわけで、じゃあね~」


 にとりは去っていった。


「さて、一件落着ってとこかな?」

「アタイもう帰るね、眠いし」

「ああ、おやすみ、ガキは寝る時間よ」

「うん、おやすみ~♪」


 ふらふらと帰っていくチルノ。


「でもさ、誰が買うんだろうな?あれ」

「相当高いんでしょ?

「幻想郷には割とお金持ち多いからな」

「確かにね、紅魔館の連中とか持ってそうね……」

「まあ、あんなお城建てちゃうくらいだからな」

「はぁ…」


 ため息をつく。


「ま、まあ博麗神社ももうちょっと信仰されるように頑張れよな!応援してるぜ」

「……ありがとね」


 はぁ、魔理沙に慰められてしまうなんて。


     ◆◇◆


 さて、日は過ぎた。私はもうあの嘘発見器のことはもちろん忘れていた。


「相変わらず、霊夢はぐーたらしてるな」

「仕方ないでしょ、異変よ。異変が無いと私は暇なのよ!」

「どこかの本にあったが、ヒーローは何かアクションを起こされないと

動けない受動的な存在だから、悪役の方が能動的で自分から動く分ヒーローより優れてるそうだぞ」

「なにその暴論…」


 魔理沙、たまに変なことを言うわね…内緒だけど、なんか今の言葉響いたわ。


「はぁ、久々にひと暴れしたいわ」

「お前、そんなキャラだっけか……?」


魔理沙は人間の里に用があるといい、去っていった。また暇になったので新聞を読む。


「お、私の新聞読んでくれてる」


 また来客だ。空から現れたのは射命丸文だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ