始まり?
練習作品二回目
「頼むよ豐」と彼は僕に言う。
何でみんな僕にと、思わなくもないが「いいよ」と答える内心断れない自分のせいだしなとため息をはく。
そんな僕を残し彼はさっさと帰って行った。
残された僕は一人教室の掃除を開始した。
この教室はエクソダス養成学校の教室である。
エクソダスとは十五年前に現れた悪魔の眷属魔獸 の討伐を行うものたちのことである。
国連が全世界的に統一した機関が必要だと呼び掛け、審判が発足した。
その結果国がなくなり世界の管理は十人委員会と四人のキング、四人のクイーンと四人のナイトによるロイヤルナイトによるエクソダスの管理が行われるようになった。
そして議論をする場合内務が十軍務が三となるようになっているが悪魔関係の緊急案件の場合のみ議決権は十二対一となりロイヤルナイトと十人委員会のスペードが話すことになった。
ところでせっせと掃除している僕は阪上豐と申します。
全てに対してノーと言えないダメダメくんです、ぐす…いちをいじめられているわけではありません。
いじめられているわけではありません大事なので二回言いました。
本当かどうかは保証できませんが…がっくと首を落とす。
読んでいただきありがとうございました。