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ラーメン一杯が俺を強くする!〜最弱拳士から最強魔拳士へ〜  作者:


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プロローグ

 10年前、日本は大きく変わった。

ある日突然、日本全国に巨大な塔のような建造物が現れた。


 そこから出てきたのわーー人間じゃない。

 ゴブリン。

 オーク。

 オーガ。

 物語でしか見たことがない、いわゆるモンスターだった。


 当然、人は襲われた。


 特に田舎は酷かった。

 戦える人間なんてほとんどいなかったからだ。


 政府はすぐに軍を派遣し、なんとかモンスターを

討伐した。


 この事件は後に

第一次モンスタースタンピードと呼ばれることになる。


 そしてーー

その戦いで、俺の父さんは死んだ。


 塔ーー通称ダンジョンが現れてから、日本は大きく変わった。

 変わったことは大きく三つある。


 一つ目はステータスだ。

「ステータス」

と唱えるだけで、誰でも自分の能力を見ることができるようになった。


 さらに、10歳以上の人間には稀に

【戦闘職】が発現する。

 剣士

 魔術師

 拳士

 ヒーラー

 盗賊

 騎士

 剣聖

 賢者

 などまるでゲームみたいな職業だ。


 そして戦闘職を得た人間は能力値が一気に跳ね上がり、

普通の人間とは比べ物にならない程の力を手に入れる。


 戦闘職を持つ人間は政府機関

【探索庁】に登録することで

【探索者】となり、ダンジョン攻略を行うことができる。


 二つ目は魔法だ。


 魔法は魔力がなければ使えない。

 今のところ魔力が確認されているのは

 魔術師

 ヒーラー

 賢者

 などの魔法職だけだ。

 それでも、御伽噺だった魔法が実在すると分かった時、

日本中が大騒ぎになった。


 そして三つ目。

それがーー

【魔石】だ。


 モンスターを倒すと手に入る石。

 研究の結果、この魔石が化石燃料の代わりになることがわかった。


 資源を海外に頼っていた日本にとって、これは奇跡みたいな発見だった。


 探索者がダンジョンで魔石を持ち帰り、国がそれを買い取る。

 

 そのおかげで日本は今エネルギー大国になりつつある。


 そしてーー

 

 そんな世界で、俺は最弱の拳士だった。







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