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酔った勢いでの異世界生活  作者: ヒッソリさん
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酔った勢いでの異世界生活⑦冒険者ギルド登録

壁lー゜)ヒッソリ なんか右端の募集でアイリス大賞4って言うのがあったので、ジャンル合ってる気が微妙にするので応募にしてみたり…。

「ところで裕子って緊迫した戦いと俺つえ~ってどっちが好み?まぁ緊迫した戦いでも危険を感じたら俺がフォローするけど・・・」俺がそう聞くと裕子は間髪入れずに言った。「異世界転生なら俺つえ~が基本でしょ。大ダメージ受けたくないしマゾじゃないので・・・」それを聞いた俺は、裕子と美香に提案した。「じゃあ、パワーレベリングだな。正直俺が離れてる間に美香に絡んでくる男が来る事態に対応出来るくらいになってほしいし」俺がそう言うと、美香は熱っぽい目で俺を見つめていた。


俺はそれに気がつかないふりをして続けた「えっと、つまりだ。正直俺のレベルはこれがゲームの世界だとした場合だが、カンストしてる。チュートリアルで、ソロで邪神龍を4体倒してるから。ゲームでソロでキメラ倒して凄いって裕子言ってたよね。とりあえず2人にはソロでキメラを倒せるレベルになってもらおうかと思ってる。それと、あんまり目立って貴族やらの派閥に巻き込まれるのも面倒なのでその辺には注意だね。あと、魔導書だけど、多分現存する魔導書が俺のアイテムボックスに全種類あると思うから、美香に1日1つずつ渡すね。全部渡してもいいんだけど、最悪の事態を考えると、1日1つずつが良いと思うんだ。まぁ、最悪の事態を起こさせるつもりもないんだけど、万が一を考えてね」


「私はそっちの方がいいよ。1日1回大輔からのプレゼント・・・ふふふ」うん、異世界転移してからの美香のアプローチがやばい。俺は美香が嫌いじゃない。というか、かなり好きだ。自分には他人を養う余裕がないという理由で、女に興味がないオーラを出してきたのだ。正直な話、俺は高校に入ってすぐにバイトもしてきたが、中にはおれに言い寄ってくる女性もいたのだが、全て、友達以上の関心は持てないごめん。と断り続けてきたのだが、美香に関してだけは、そのセリフが言えなかったのだ。俺は明らかに美香に特別な感情を持っている。


まぁ、それよりもレベリングだ。「まずはギルドに行って登録してからレベリングに行こう」「「了解~」」美香と裕子が揃って言った。「ところで、大輔装備変えた?」不審に思った裕子が聞いてきた。「あぁ、神秘の鎧は最強防具だけど派手すぎるから、ぶっちゃけ布の服でもキメラソロで倒せる自信あるんだけどね」「その革鎧のデザインかっこいいよね。ちょっと大輔らしいかも」俺の全身を見ながら美香が言った。「うん、すごく分かるわ~。無難な中に洗練されたデザインって言うのかな~。聡志だったら神秘の鎧を普通に着てそうだけど、大輔の場合は、周りの雰囲気に合わせてそれでいてお洒落なんだよね。流石、元ショップ店員」


「ショップ店員は男性従業員の理不尽なノルマとブラックな拘束時間と売りたくない商品を売らないといけないって言うジレンマで辞めたんだよね。明らかに質の悪い素材や、ダサいデザインの物を売らないといけない。まぁ、自分が本気で薦めた商品を、お気に入りになりました~。って言ってくれた常連さんとかが居たんだけど、やっぱり利益重視の商人は自分には向いていないんだよね。今の会社というものは、何処も良い物を安くではなく、粗悪品でも沢山売れれば勝ちなんだよね。思い出すだけでつくづく嫌気がさしてくる。現代日本から異世界に転移した事は少なくとも自分には好機なのかもしれないね。美香も望んでたし、裕子もオタク心を満たせそうだし結果オーライ?」


と、そんな会話をしながら冒険者ギルドにやってきた。俺たちが入るとちょっと異質な雰囲気になった。美香に見とれてるのかな?とも思ったのだが、俺の聞き耳スキルが冒険者のひそひそ話を拾っていた。「あいつだろ、黒い風に喧嘩売ったのって」「でも聞いた話だと一瞬で素手で4人気絶させたとか言ってたぜ」どうやら原因は自分らしい。カウンターには受付嬢らしき人が居て誰も並んでなかったので、俺たちは受付嬢に話しかけた。「えっと、俺達3人冒険者ギルドに登録したいのですがよろしいですか?」「はい、よろしいですよ~。こちらの用紙に名前と年齢と種族を記入してください。それが終わったら、こちらの水晶に手を当てて下さい」


俺は年齢に30歳と書きそうになって、若返ってることを思い出し、美香が転移前に言っていた16歳と言う言葉を思い出し、同い年だし「今年で16歳だったっけ?」とわざと裕子と美香に聞いて裕子が「16歳だよ」とこちらを理解したセリフを言った。名前には名字を書かず、ダイスケ、16歳、人間と記入した。裕子と美香も同じように名字を書いていなかった。そして、俺は水晶に手をかざしたのだが、その瞬間水晶が爆発した。俺は、水晶が破裂する瞬間に危険察知の能力が発動したので即座に無詠唱でウォーターシールドを水晶を中心に球体型で発動したので、怪我人は出なかった。が、受付嬢は腰を抜かしていて、ギルド内にいた人間の注目を一身に浴びることになった。


「あ、すみません。手をかざした瞬間、水晶が破裂しそうになったので慌ててウォーターシールドを張るのが精いっぱいで、強化の魔法にすれば良かったけど頭が回らなくて、この水晶って高いのでしょうか?」すると受付嬢が立ち上がり、冷静さを無理やり取り戻したかのように説明した「え・・・えっと、いえ、とっさに無詠唱のウォーターシールドを使える新人冒険者さんなんて普通存在しませんので助かりました。ウォーターシールドで、爆発の破片を防ぐなんて可能なんですね。ビックリです。普通は火の攻撃を和らげるとかそういう使い方をするものなのですが、因みにこの水晶は過去に1000体までのモンスターの討伐記録と100レベルまでの経験値と10種類までの所有スキルなどが見れるはずなのですが、過去に120レベルの戦士の方がこれと同じ水晶を使ってヒビが入ったことがあったのですが大輔様心当たりあります?」


心当たりがありすぎた。倒したモンスター4万匹くらいかなw レベルは多分999だろうし、所有スキルは使わない死にスキル抜きで100以上はある・・・。「えっと、これって水晶で見れないと登録できないのかな?多分、何回やっても同じことになると思うのだけど」俺がそう言うと、受付嬢が深呼吸してから言った。「いえ、期待の新人さんは大歓迎です。文句を言う人が居たらこの受付嬢マリーの名に懸けて成敗しちゃいます」いや、成敗はまずいだろ。と思いつつも、無事にギルドカードを作成することができた。美香と裕子も魔術の加護とゴーレム作成で驚かれたが、水晶が爆発したりすることは無かった。

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