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酔った勢いでの異世界生活  作者: ヒッソリさん
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酔った勢いでの異世界生活⑯ショッピング

壁lー゜)ヒッソリ 話数増えてきたので、サブタイトル分かりやすくしてみた・・・。

ミカとユウコの朝食も終わり、今日は街を探索しようと言う事になり、俺たち3人は宿の外へと出た。いきなりの異世界転移だったので、いろいろと入用なのだ。とりあえず着替えが欲しい。ひとまずは生き残る為のレベルを優先してしまったが、着替えは絶対必要である。シルバーラビットは風呂付でタオルや桶は貸してもらえるのだが、現状は替えの下着もないのだ。災害時の緊急避難的な心情だった為、我慢していたが、ミカとユウコも絶対に我慢していたはずだ。


「とりあえず、全員の替えの下着とかを買いに行こう。あと、2人にはお金少し渡しておくよ」俺はそう言って、ミカとユウコにそれぞれ、白金貨100枚、金貨100枚、銀貨100枚、銅貨100枚を渡した。これだけあれば、もし俺とはぐれたとしても生きて行けるはずである。2人は渡した際に、遠慮していたが、「金で買える安全は買っておきたいから」と言うと「ん~、分かったよ。ありがとうダイスケ」と言って受け取ってくれた。


そして俺たちは、露店が立ち並ぶ通りに来ていた「うん、いいね。こういう雰囲気。店の前に店員さんが居て、活気があって、商品には大きな値段が書いてあって、不愛想なコンビニとはえらい違いだね。やはり異世界は良い」俺がそう言うとミカもうなずいてる「すごく分かる。あの店員さん絶対レジ誤差しないよね。商品すら見ないで、バーコードだけ読んで、まとめて精算する人には絶対できない仕事だと思うよ」「2人ともそんなに現代日本が嫌いだったのか。まぁ私もたまに思うけど」とユウコが続いて言う「ん~、便利のせいで失われたものがあるけどそれを理解していない人が多い。そしてそれを過小評価する。失われてからも気がつかないフリをする。俺はそれが嫌いなんだよね。この露店だけでも現代日本で失われた良さがどれだけある事か」


そんな話をしながら、3人で買い物を楽しんだ。うん、16歳の会話じゃないな。と俺は少し考えて笑ってしまった。懐古主義とか言って笑われるだけなんだろうな。現実世界だったら・・・。ミカとユウコは俺の考えに賛同してくれるのでついつい語ってしまう時がある。それにしても、やはりミカってこっちに来ても男の目を引くんだよなぁ。軽く食べながら歩けるものとかを買ったりもしてたんだけど【お嬢ちゃん可愛いから割引】を何度もされていて、ユウコも【じゃあお嬢ちゃんにも割引】をされていた。


そして目的の服屋に着いた。ちょうど女性用服屋の前に男性用服屋があったので、女性陣と別れて下着を選んだ。流石に一緒に選ぶとかはしない。俺は素材を触ってみて、肌触りの良い物を選んで買っていった。物によって差異はあったが、結構上質な物を取り扱っているみたいだ。俺が買い終わって店の入り口で待っていると、ミカとユウコが少し遅れて出てきた「「ダイスケお待たせ」」「そんなに待ってないよ。2人とも、いい物買えた?」と言った恋人同士のデートのようなお約束なセリフを交わしつつショッピングを満喫するのであった。


「もうすぐお昼だけど、どこかで食事する?それともシルバーラビットに戻る?」俺がそう聞くとミカは「うん、エミリちゃんの昼食が食べたいかな?他の食事も気になるけど」と答え、ユウコも「私もシルバーラビットがいいかな?直ぐに着替えもしたいし」と言ったので、シルバーラビットに戻ることにした。

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