第一話『何故…俺が異世界に!』
なんとか出来ました・・・2019年に会いましょうって言いましたけど、何かプロローグだけじゃ寂しいので、第一話書いて、見ました。疲労が半端ないんで、誤字は許してくだはゃぃ。
後書きで会いましょう
第一章 剣聖のなり損ない
「ーーー」
「ーーー!」
誰かの話声が聞こえた・・・静かにボソボソ話してた。
ベッドのような所に寝かせられていることに気づく。
病院か………
曖昧だった意識が、だんだんハッキリしていく・・・
「奇跡だぁぁーこの子が産まれるなんて奇跡しかない!だけど俺の大切な妻が死んだ。でも・・・まさかね。この子の髪の色は黒・・黒だけならまだしも、まさか、ほんのちょっとだけ赤毛とは、どこかの宗教にそっくりだ。それに、魔眼を持つとは、これは・・」
頭上から、ハッキリと声が聞こえてきた。
それは男の声だ、騒がしく、何を言っているのかがよくからないけど、魔眼ってなんだろう
見上げると・・・そこには、髪の色が緑の男が居た。
二十代後半くらいだろうか。一重のキツイ目つきをした、暑苦しい男性が立っていた。
男性は側にいる人に話している。少しだけ。驚い顔をしながら語りかけていた。
「そうだな、まさかこんな子が魔眼を持つなんて、可哀想に」
もう一人の男性の声が聞こえた。
その男性は髪はなく、ひたすら輝いていた・・・それはまるで『髪』のような気がした。
そのハゲは俺を見ていた・・・
「確かに可哀想だけど、何か目が綺麗で欲しくなるな、魔眼・・・」
そのハゲはずっと俺を見ていた。
まるで、何かを物欲しそうに
「だが…奇跡は、奇跡しかない」
「ああ・・そうだな、こいつが大きく育つのが楽しみだな。ある程度大きくなったら、厳しく修行だな」
「そうですね~だってこいつは、『剣聖』の資格があるからな、父としては嬉しいものだ」
「お前は俺を越えるといいな・・・」
ハゲは俺を笑顔で見た・・・
むさ苦しい二人の男性の話を聞いて、ボーッとしてると、あることに気づく。
このおっさん達誰だ?
見たところ、1人の男性は、短剣を持っていた。もう一人は、ガチガチの筋肉したハゲのおじさんだった。
確か、俺は・・・トラックに轢かれて、死んだはずだ。
なのに何故俺は、むさ苦しいおっさん2人に見下ろされているんだ?
駄目だ、頭が回らない・・・
「ーーーーっ!」
起き上がろうとしたが、何故か全身に上手く力が入れないことに気付いた。
全身感覚が、ハッキリしているのに、体が痺れて、金縛りにあってる見たいに。
だから力が入らない。
「う……………」
異変があったのは体だけではなかった。声を出そうとしても、言葉が喉から先へ出てこない!ただうめき声が溢れるだけだった。これじゃ、本当に金縛りにあってるみたいだ。
そして気づく・・・俺は、あの事故で死んでも、おかしくないくらい大怪我を負ったはずだ。
なのにどこも痛くない、生きているということは、あの後、救急車に運ばれて、病院に運ばれたとしても、絶対に助からないのは自分でも、知っている・・・
じゃ・・・ここは
ーーーーー何処だ?
「う…………」
自分の現状を理解した瞬間に、なぜ俺はここに居るんだっと医者に罵倒したい気分になった。
何故、体が動かせないのかは、分からないけど、槍投げができないのは、とても辛かった。普通の生活だって・・・
母が死んだことを思い出す・・・
そうだ、母が死んだ今、俺が生きていく意味なんて、無い
どうせ戻っても、家には、母はもう居ない。
そんなことなら、いっそ死んだ方が良かった。
「う………あぁぁぁぁぁぁ!」
ジワリと熱いものがにじみ出てきてだんだん溢れてくる、それが頬を伝って零れ落ち始めた。
喉からはダムが決壊したかのように嗚咽が溢れ出る、止まらなかった。
「おいおい泣き出したぞ!どうにかしろ」
「お前・・・それが父になる台詞か!」
泣いている俺を見て焦っていた、二人は何故か焦り顔だった。
その後、急いで、ハゲは、軽々と俺を持ち上げる。このハゲは俺を持ち上げた。
「お前はお兄さん見たいに、強くなるんだぞ~」
このハゲはまるで赤子をあやすような口調でそう言うと、ガチガチの筋肉に抱きながら、体を揺らしてくる
隣にいる男性は、ほっとしながら笑み浮かべ、手を優しく握ってくれた。
知らない男二人に囲まれて、気持ち悪すぎて、俺はすぐに泣き止んだ。
「う……………?」
何だろうこの人達は、俺の何だ?
「やっぱりこの兄さんの筋肉が一目惚れしたか。そりゃ、この筋肉を見れば泣く子も黙るもんな!」
「それは、君が鍛え過ぎなんですよ!ほら見なさい、ユウキが困ってるだろう」
二人ともむさ苦しくて背筋がゾッとする。俺を改造されるんじゃないかと思ったが、二人の表情がから悪意を感じ取れない。
ユウキ・・・?一体誰の名前だろうか?
考えた。だけど全然分からなかった。
母が死んで、トラックに轢かれて、目覚めて見れば、全く知らない、男とハゲにあやされている。
理解をしようとするがだんだん混乱してていき、俺の頭の上にクエスチョンマークが乱舞した。
「あう・・・・・」
次の瞬間、俺は、抗い難い強烈な眠気が襲ってきた。また死とは違う感覚
尋常じゃない状況だたというのに何故か、意思に反して目蓋が目を覆い隠していく。でも苦しくなかった
ハゲは、眠りに落ちる直前、「良く寝ろよユウキ」という声が聞こえた気がした。
あれから一ヶ月半が経過していた。
自分は一体何なのかは、分からない、けど一つだけ理解はできていた。
それは、俺が赤ん坊になっていた!何故こんなことに、俺は夢を見ているのかと思って何度も目を大きくしたり小さくした。やはり体の筋肉を使っているのが分かる。って事はこれは夢じゃないのか!
一人で考えていた。
ハゲに抱き上げられた時に、もう一人の男性は鏡を持ってきた。そこには、やたらと目付きがの悪い黒髪、そして前髪のちょっとだけ赤色をした赤髪、そしてその赤ん坊の目は黒色で、左目だけ赤かった。その赤い目には、何かのオーラを感じた。
信じたくはないが、鏡の中で目を剥く赤ん坊と何度も目があった。
まさかな…疑って鏡から視線を逸らす。
そして、また鏡の方に視線を向ける。
また目が合った。信じたくなかったけど
信じざるを得ない
・・・・どうやら俺は前世、自分が嫌いな俺が記憶を持ったまま生まれ変わったらしい。
じゃ・・・最初にこちらを向いていたうるさい男は父で、もう一人のハゲは、俺の兄さん
じゃ…母は俺を生んで死んだのか
俺は二度までも母を殺したのか。最悪の気分だった
緑色をした髪の男性の名前はラクトア、髪の毛が一本もない男性の名前はオーダってということが分かった。
「これでまた家族が増えたわけだな」
「そうだな、俺たちの性は少ないからな・・『アーウィン』って言う人間は」
二人の会話を聞くと、二人の性は『アーウィン』というらしい。
そして、ラクトアに聞くと、母がもしも俺を生んで死んだら、困るから、名前は母が決めてたらしい、その名はユウキ。
フルネームですると,
ユウキ・アーウィン
母から貰った名前が嬉しかった。
以外と格好いい名前だった
また、俺の名前を考えていた二人は、ゴザンやザザン、他にはゴリエって考えたが、母に容赦なく却下されたらしい。
俺も母のお陰で変な名前にならないですんだ、母を尊敬している。
ここで、俺は大きな疑問を出てくる
ユウキやラクトアという名前を聞けば分かるがここは日本ではないし…俺の知っている地球ではない。
家族の容姿を見ても、日本人ではないとということが分かる。
だというのに、耳によく入ってくる会話なのだ。
どこかの国の人に見られる。
独特の訛りなどもない。よく聞くペラペラの日本語だ。少しだけ驚いた
俺は今 、いったいどこにいるんだ?
家の中を見ても、テレビや家電製品もなく、冷蔵庫はおろか、電球すらない。その代わりに赤や青、黄や白の結晶があった。その結晶が家具に填まっている事が分かった。
窓から覗いて見た家から外には街や車など存在せず、草原が広がっていた。遠くには、畑があり、水を撒いている人も居る。
この感じだと、田舎なかの田舎ではないと、当たりをつけてきた。
しかしそれだと、二人が日本語を喋っている理由が良く分からなかった。
俺は思った、ここがどこなのか。
そんな疑問に、ある日・・
俺はラクトアに連れていかれて・・・唐突に解決されることになる。
「ユウキ、兄さんの姿をちゃんと見るんだよ。君もいつか『剣聖』になるんだからね」
ラクトアは俺にそういった。
森の奥へ奥へ行くと、そこには森の中でもデカイ木があった。その木は漆黒樹っていう。
その漆黒樹は、簡単には、切れないらしい、理由は、切っても切っても、切った後の傷が直ぐに再生してしまうからである。
だからこの木は、高値で採れるらしい。切ればの話だけど。
その漆黒樹の隣に オーダが居た。こちらに気づき、後ろにかけた剣を抜いて、構えだす。
何をするのだろうかと思いながら、首を傾げていた。
唐突にオーダが何かを叫んだ。
「ーーー《龍絶波》」
何を叫んでるんだ。こいつ良い年こいて、中二病とかあり得ないと思った。
瞬間だった。
オーダの剣から白いオーラを纏ったと思ったら、剣を振ったら、その白いオーラは漆黒樹に放った。
漆黒樹を両断し、その奥の木まで両断していた。 オーダの放った…凄い風が吹いた。
まだ白いオーラを纏っていた剣…オーダはその剣を背中に掛けたと同時に白いオーラも消えていく。
「ーーーーー」
言葉を失った。
何が起きたのか、全然理解が出来なかった。
「アーウィン家の子供は代々、剣聖の匠って言われている。その剣聖の中でもアーウィンは凄く優秀なんだよ」
オーダを見ながら呆然とする俺にラクトアは説明してた。
そして俺は思った。もしかして俺が生まれてきた所って相当やばい所に来たかもれない・・・
オーダは照れくさそうに左手で頭を掻いてた。
「どうだ!ユウキ、お前が大きくなったら厳しく教えるからな!その覚悟をしとけよ」
オーダは俺に向けて言ってきた。
この人とやったら確実に死ぬじゃないかと頭の中でそう言い聞かせた。
オーダはまた、俺にむけて口を開いた
「今のは剣技だけど、他には、魔術もあるぜ」
俺はオーダの話を聞いて、思った。
剣技、魔術師。
ゲームや小説の中でしか聞いたことがない単語だ。もしかしてこれは
ファンタジー過ぎて、理解が追いつかない。
しかし、オーダの剣技を見た俺は、この件のお陰で、ようやく自分がどこにいるのかが分かった。
俺がいるのは夢でも外国なんかじゃない。
それは・・・
異世界に転生していたことに!
疲れた・・・就職試験の勉強中です。そして休憩して、ひたすら書いていました。学校から帰って来て、ヘトヘトの状態から、これを書くとは、書き置きしとけば良かった。
話は変わりますが、私は、中途半端に投稿しません。ここから更新とか、正直めんどくさいし、話が気になるから、だから私は完成しない限り絶対に投稿しないと思いますので、そこの所は宜しくお願いします
就職に落ち着いたら、また書くので宜しくお願いします。それじゃ次は2019年に!じゃーの~
作者:どろりん/雪だるまより