登場人物編①
◎主要人物
一国半兵衛
主人公。流浪の剣士。
18歳相当。
粗野な言動と豪放磊落な性格が特徴。
刀型の妖喰い・紫丸の使い手。
紫丸
妖喰いの刀。
半兵衛の相棒。
◎氏原家と関係者
氏原道中
氏原家当主。政治の実権を握る摂政の座にある。
嫜子の父。
四葉広人
氏原の従者。16歳相当。
○朝廷関係者
時の帝
百鬼夜行の起こった、100年前当時の帝。
物語開始時点で既に故人。
今上の帝
現在位にある帝。18歳相当。
先代の帝の曾孫。
嫜子
今上の帝の中宮。16〜17歳相当。代々妃を輩出してきた氏原氏の出身で、父も朝廷の重役についている。
なかなか懐妊しないこともあり、影の中宮の存在に焦りを感じている。
氏式部内侍
中宮に仕える侍女で、彼女の幼なじみ。
普段は化粧にて隠しているが、実は中宮と容貌が似ており、立場上好き勝手に出歩けぬ中宮と入れ替わり、影武者を演じている。
◎長門一門とその一派
長門道虚
当主。右大臣の座にあるが、妖と人が一つであった頃を取り戻そうとし、都や方々に妖を手引きする黒幕。
冥子
道虚の娘で今上の帝の女御。14歳相当。
道虚の権威を笠に着、中宮の座を狙うと共に、父の妖の世到来のためにも策をめぐらし、朝廷を影で牛耳る毒婦。
嫜子最大の敵。
戦闘時には狐の面と鎧を着用。
向麿
長門の屋敷に出入りする薬売り。
慇懃無礼な公家口調が特徴。
呪術や禁術により、妖や呪毒を錬成し、策をめぐらせて妖喰いの抹殺を企む。




