表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大追撃  作者: 闇ノ コウ
第1話トラクターヘッドの殺人者
3/6

プロローグ 何の変哲も無い銀行強盗

一話、一話の話を細かく分割して投稿します。

「」が会話、[]が無線、{}が電話と、会話が別れています。

ご注意ください。

ジリジリジリジリ、銀行から非常ベルが鳴っている。

「くそ。」

犯人はそうつぶやき、ベルのスイッチを押した銀行員をショットガン(猟銃)で撃ち殺した。

「ズラかるぞ。」

相棒と思われる男がそう話しかけ、現金の入ったバックを持ち駐車場に二人は向かった。



[緊急指令!緊急指令!城山(しろやま)亜細亜銀行(あじあぎんこう)城山支店(しろやましてん)より非常回線が作動、各移動は至急現場に急行せよ!現場に急行せよ!]

刑事は刑事部屋を飛び出してゆく。玄関を出ると目の前の覆面パトカーに二人ずつ乗り込み、赤色灯を付け全速力で署から飛び出してゆく。警ら課の警官も警察署から飛び出してきて、パトカーに乗ると勢いよく飛び出してゆく。

ジャパンターボでパトロール中だった鹿川(かがわ)と後藤は無線を聞いて急ブレーキを踏み、赤色灯を付けバックスピンターンで方向転換するとすぐに角を曲がり現場へと向かった。



銀行から飛び出してきた二人は、駐車場に直行するとS31フェアレディZ2by2に乗り込むと急発進した。だがそこへ、鹿川と後藤のパトカーが現れた。通りを直進するのをあきらめ急ブレーキを踏むみバックギアを入れ少し下がると、ギアをローに入れ直し角を曲がった。

[犯人を発見。現在城山通りを西へ逃走中。ただいま城山病院を通過応援頼みます。ナンバーは品川57 87-16]

鹿川は無線で連絡した。

「おい逃げ切れるのかー?飛ばせよ~。」

と、おどおどした様子で運転しているやつに話しかける。

「たぶんできると思う。ただやつ運転上手いゾ。」

後ろのジャパンを指しながら運転する彼は、真剣な顔をしている「ぜってーパックってやるぞ

後藤は平然とした顔で追跡をしている。

そこへ、430セドリックが交差点で割り込んできた。長山と小野のパトカーだ。430がジャパンに寄ってくると、

[カガさん、こっちがこのまま追うので、回り込んでもらえますか?]

と、助手席の小野が提案すると、了解と言ったようにウィンカーを出し左に曲がった。

ののままセドリック白パトは前のZを煽っていると、横から後藤と鹿川のパトカーが飛び出してきた。

「あっぶねーやばっ」

と、逃走犯はハンドルを切ると目の前にR32のスカイラインGTRをはね飛ばし、倉庫に激突した。

パトカーから降りてきた鹿川と小野は

「あーらら。」

と、口をそろえて言った。当然犯人は病院送り、奪われた金は元に戻り、巻込まれたR32の運転手も軽傷だった。そして、この事件は幕を閉じたと思われたが・・・

更新は不定期です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ