表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の考えたお話  作者: 魚拓=ヘンドラムス
9/24

Cendrillon

「 」

最初は誰にも呼ばれなかった。覚えていないだけかもしれない。

「姫。」

二人の少年は私のことをそう呼ぶ。

「ガキ。」

三人の大人は私をそう呼ぶ。

「稟ちゃん。」

四人の友だちは私をそう呼ぶ。

「稟菜さん。」

その他の人。

でもこの人だけは違った。

初めて会ったときは、

「灰」

と言われた。

次になると、

「灰姫」

と言われた。

次になると、

「灰リン」

と言われた。

次……

はもうなかった。

「―――――!」

私はいつまでも灰。

私はいつまでも灰かぶり。

100コンボッ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ