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私の考えたお話  作者: 魚拓=ヘンドラムス
20/24

翅のついた人間たち

空には人間がいる。

今迄地にしかいることの出来なかった人間という生物が、遂に空という永久的な場所まで到達してしまった。

でも、空は永久ではなくなってしまった。

人間についたはねは、空を守る「それ」を吸収してついているのだ。

人間はそれにまだ気付いていない。「それ」を浪費している。

私は「それ」の変化にすぐに気付いた。

いつか人間もその変化にいつか気付くだろう。

そしてまた同じことを続けるのだろう。

私は、それを止めることが出来ない。

だって、私は「それ」なのだから。

「…あれ、今日晴れだよね?」

「うん、そうだよ」

「…なんか、違くない?」

「…え?」

それでも人間には翅がついて、空を飛ぶ。

羽は鳥のはね。羽根は、鳥から抜けたはね。翅は昆虫のはね。らしいですね。

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