地球の終わり
「…あー」
「…ん? なんだよ」
「地球終わったわー」
「え!? マジで!? 教えてくれよー。もう寿命来ちゃったの?」
「ごめんごめん。あーでも失敗したわー」
「は? もしかしてお前伝えるの失敗したわけ!?」
「うん」
「マジかよー! 何してんだよー! お前人間来た時からもう少しで地球は滅亡するぞっていって怖がらせるの夢だったじゃんかー」
「うわー。まじ失敗したわー」
「でもあんま今回は進歩しなかったなー」
「でも形的には結構好みだったなぁ」
「確かにー。全然怖くなかったしなー」
「そのおかげでうちらもやっと美しい姿になれたしな」
「マジだよなー」
「今回は地球(earth)って名前だったなー」
「あー。まーセンスは良い方だな」
「ケス・ステ・ラブって名前の時もあったしなぁ…」
「謎だよね…」
「まぁ別に悪くはないよね」
「ただ変な方向に進んでいた人とかいるよね」
「というか反抗期とか謎だよ。なぜに反抗」
「ね。反抗期は千不思議の一つだったわー」
「多いな」
「そらまあうん億年の歴史ですから」
「まぁな」
「で、どうなってますー? そっちの星は」
「結構進歩が遅いんだよなー。でも1年ちょい前位にやっとメインに出来そうな生物出来た」
「良かったすねー。こっちは5回くらい消しましたけど」
「ああ。今回は2回で出来たよ」
「寿命的には?」
「この前出した。丁度5億年くらいだな」
「ふぅーん。まぁ普通ですね」
「ああ。こいつらはどこまでいけるんだろうな」
「ちょうどいい感じに撮れたらいいすね」
「ああ」
セリフだけって楽だね。