第14話 穴をめぐる戦い
「それで結局何しに来たのか」
「ああ、実は俺たち、魔王を倒す旅に出ているんですが、出来れば手伝っていただけないかなと思って」
他の人に話をされると進まないので、レザーが話をする事にした。
「手伝ってやってもいいにゃ」
答えたのはやっかいさんだった。
「その代わりこづくりにゃ?」
「あ、はい」
「はいじゃねえだろボケ!」
ぴっとりとレザーにくっついてきたヴェナを引き離しながら突っ込むフリル。
「てめえがついてくるのは勝手だが、レザーには触るな」
「私は授業もあるのでなかなか難しい」
「一晩で全員回るようにすればいいにゃ」
それは名案だなあ、身体が持つかなあ、などと考えているレザー。
後、さっきなんかマリュン師が答えてた気がするけど誰も気にしなかった。
「んなもん毎日やったら、こいつの身体が壊れるだろうが!」
「しかし、魔王討伐という話には興味もある」
「じゃあ、一晩三人とかにすればいいにゃ」
うん、それはいい。
ところで人数には、パンも入るのだろうか。
興味あるからぜひ入れて欲しいレザー。
まて、そっちに行くのは、普通の女の子が怖かったり醜悪に思えてからだ。
お前にはまだ早い!
だってお前はまだ、現実の女の子に絶望していない──。
「そういうのじゃねえんだよ、俺たちは本気で魔王を倒そうと思ってんだ、そういう目的なら他でやれ!」
「学園長に話をして、講義を詰めて貰えば可能」
「一人一晩じゃ、あまり回ってこないにゃ! 三人は譲れないにゃ!」
自分の体力なら三人はいける。
何とかする、などと思っているレザーだが、はっきり言うとレザーちんちんには刺激が強すぎて無理だ、諦めろ。
「だから、駄目だって言ってるだろ! 何で分からないんだボケ!」
「一緒に来てくれるのかしら? マリュン師はナルケナ女王様とも懇意と聞いているから願ってもないわ」
「ボケは言い過ぎだにゃ! 絶対に行ってこづくりしてやるにゃ!」
なんか、フリルの尻穴がピンチな流れになってる。
ちなみにフリルは特殊な訓練を受けていません。
あと、ワインが相手をしてくれたね。
良かったね、マリュン師。
「だったら来るんじゃねえ! こっちは遊びじゃねえんだ! そこらのオスネコと交尾してろ」
「エルフのナルケナなら知っている。彼女は思いやりがある」
「にゃんだと!」
飛びかかるヴェナ。
だが、来ると思っていたフリルは、それを腕で振り払う。
避けないのは、避けるとどこに行くか変則的だからだ。
自分より速いのは理解している、だから、戦い方を変える。
小柄なヴェナより手の長いフリルは、寄せ付けない方法を取る。
「あの方は誰にでもお優しく、だけど、ちょっと直接的すぎてきつく聞こえることもあるわ」
吹き飛ばされたヴェナは、壁を蹴って戻る。
フリルはそれを迎撃しようと、腕を構える。
「それは分かる。いつも直球」
それに気づいたヴェナは、素早く横に飛ぶ。
因みに2人ともめっちゃパンツ見えてる。
一旦、壁際まで下がったヴェナは、そこから再び飛びかかり、スカートをめくり──。
「国内でも誤解が多くって……私も最初は誤解してたけれど、今では──あーーーーーーーーーっ!」
なんか、ヴェナは何の関係もないワインの尻穴に指を入れていた。
おそらくフリルには敵わないと判断し、腹いせにやったのだろう。
その後、被害者のワインが、恥ずかしさのあまり死のうとするのをみんなで必死に止めた。




