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夢の終わり

 振動が無くなったが、走行を止めたわけではない。体を捻ってスピードメーターを見る。目盛りは見えなかったが、窓の外の様子だと、高速道路に乗ったようだった。母が何事か言う。僕が二度聞き返すと、母はゆっくりと、おそらく同じ言葉を口にした。


「眠いなら寝てなさい。車の中で動き回ると酔うわ」


 運転中の母が緩やかにハンドルを操作しながら、僕に向かってそう言った。ミラー越しに母と目が合う。母にとって今日は休暇ではあるが、普段と同じように化粧に隙はない。僕は母の言う通り大人しく寝ていようかとも思ったが、やはり外の景色でも見てみようと、姿勢を正して座った。

窓から見える近くのガードレールが、目で追えない早さで過ぎて行く。白いビームの向こうには、濃い緑の山が見える。遠近感がおかしくなりそうな、ひたすらの緑だ。

夏真っ盛りの太陽を受け、その山は輝くようだった。車内はクーラーが利いているが、きっと外は酷い暑さに違いない。カーナビの示す気温は、三十二度前後をいったりきたりしている。


 八月後半。夏休みも終わり、学校ももう始まる時期だ。僕の通う学校はクーラーがあるので比較的楽に授業が受けられるだろうが、公立の学校なんかは辛いと思う。

とはいっても、僕はしばらく学校を離れることになるから、あまり関係ない。僕に関係あるのは、これから向かう場所の気温のみだ。僕は暑いのが大の苦手である。


「……これから行くところは、暑いの?」

「いやね。遠和よ。親戚の法事やったでしょう。広い居間に、二階が民宿になってて……」


 寂びれた田舎町。きっと音楽の気配はどこにもないに違いない。いや、かえってそのほうがいいのかもしれないし、母もそう思って僕を遠和の親戚に預けることにしたのだろう。

 音楽のない生活に、僕はこの先耐えていけるだろうか。昨日の夜、荷造りをしながらそのことを繰り返し考えた。荷造りといっても、引っ越すわけではないからそれほど荷物を持ってきているわけではない。

 だが荷造りなんてしたことがなかったので、準備に手間取ってしまった。やはり少し寝ておくことにした。向こうについたら、きっとやらなければいけないことが、たくさんあるのだから。




 不調に気付いたのは、八月十日の部活中だった。僕はクーラーが程よく利いた教室で、バスーンを吹いていた。部屋の中には同じようにバスーンを抱えた吹奏楽部員が、何人もいる。皆一様に壁を向き、互いに背を向けてそれぞれが練習していた。

 時々、パートリーダーをしている女の先輩が、甲高い声を上げ、手を打ち鳴らして個人練習を止めさせる。何人かは不機嫌そうに、それ以外の人は無表情に練習を止めた。リーダーの合図で、みんなで練習していた曲を合わせてみる。

 木管楽器の中でも、バスーンは特に深く重い音色をしていて、メロディーラインを担当することはめったにない。それは目立たない僕にとてもよく似ている気がして、僕は僕なりにバスーンという楽器を愛していた。


 僕とバスーンの出会いは僕が小学生の時で、初めて触れたバスーンは父が大学の吹奏楽部で使っていたものだった。父の実家に連れられた時、押し入れで見つけたそれは、黒い革の張られた長方形のケースの中にしまわれていた。

 黒いケースには埃が厚く積もって白っぽくなっていたが、小学生の僕はそのケースにただならぬ宝物の気配を感じていた。僕はケースを押し入れから引きずり出し、父を大声で呼んだ。それから金具の部分が錆びて開かなくなったケースを開けてもらおうとした。


 大人しい子供だった僕が珍しく大声を上げたと言うので、父は何事かと肝を冷やしたという。父は早く開けてと急かす僕をなだめながら丁寧にケースを拭いて、金具を外してくれる。そして現れたのが、バスーンだった。

 黒光りする四つの筒に、落ち着いた色合いでひんやりした銀のボタン。僕がその銀色の部分を押して遊んでいると、父が、それはピースと呼ぶのだと教えてくれた。


「これは武器なの? お父さんは戦士だったの?」


 小学生の僕はそのバスーンを、組み立てて戦う武器だと思ったのだ。父は少し考えてから、神妙な顔で頷いて見せる。小学生の僕は、叫び出したくなるぐらいに興奮した。


「そうだよ、温、これは武器で、お父さんは戦士だった。これで人の心を揺さぶる攻撃が出来るし、癒しの魔法も使える」

「お父さんやって! やって見せて」

「いいよ。温には特別に見せてあげる。だけど武器は家の中じゃ使えないからね」


 父はケースを持つと僕の手を引き、近所の河原まで連れてきた。時刻はよく覚えていない。家で祖母が甘辛い匂いをさせて、僕の好物の魚の煮つけをつくってくれていたのは覚えているから、夕飯時だったと思う。

 あと、少し空にかかった雲が、オレンジ色で綺麗だった。父は、絶好のバスーン日和だと呟いて、ケースを開き、組み立てを始めた。


「バスーン?」

「そうだよ、バスーン。ファゴットってみんな呼ぶけど、父さんはバスーンって呼ぶ。バズーカみたいで、格好いいだろう?」


 父は、筒の連結部にグリースを塗り、バスーンを組み立てる。キュキュッと音を立てて、四本の筒が一本の武器になる。父はピースの動き具合を見たり、少しだけ吹いて音の確認をしていたが、やがてそれを止め、ニコッと笑ってから曲を吹き始めた。

 その当時の僕には父が何の曲を吹いたのか分からなかったが、河原の空気が一変し、道行く人が足を止めるのは分かった。低く地味なバスーンの音色。だが父の演奏は道行く人の心を揺さぶり、魔法をかけていく。


 僕は家に帰るなり、父にバスーンをねだった。父は渋って僕は泣き喚いたが、翌年の僕の誕生日には、無事に僕はバスーンを手に入れた。父が渋ったのは、父のバスーンが当時の僕には大きすぎて、僕には演奏出来なさそうだったからだ。

 その時僕の身長はクラスでも小さい方だったが、バスーンを手に入れた九歳の誕生日には、成長期という理由もあって、クラスでも背の高い方に入っていた。僕は大喜びで父に習いながらバスーンの練習をした。

 そして小学校四年生に進級して学校の吹奏楽部に入れるようになったが、入部した時点で僕のバスーンの腕前は、六年生にも引けを取らない程だった。


 そして僕が中学に上がる頃に、父は突然ドイツに行った。父は楽器の輸入メーカーに勤めているが、ドイツは大手の木管楽器メーカーがたくさんあるという。僕のバスーンの故郷もドイツらしい。

 それから父は年に何回か、写真とドイツの食べ物を送ってきてくれるようになり、食べ物が届くと、母がそれを使っておいしい料理をつくってくれた。母は中学校の音楽教師をしている。平日は僕より早く家を出て、僕より遅く帰ってくる。そして休日は僕と一緒に家を出て、それぞれ別の学校の吹奏楽部で活動するのだ。

 僕はカギっ子だったが、バスーンがいたので淋しくはなかった。バスーンは僕の一部で、僕の相棒になっていた。


 中学二年生に進級すると、吹奏楽の大会のソロ部門に出られるようになった。大会に出るともっと上手になりたいと思うようになり、猛練習を重ねていくつかの大会でそこそこの賞が取れるようになったころ、僕は十五歳になり、当然のように音楽科のある高校に進学した。

 その高校は中高一貫の学校で、中学から持ち上がりの音楽科の生徒は、僕よりもずっと演奏が上手だった。バスーンの奏者もよく大会で上位を取るメンバーばかりで、これまで近くに明確なライバルがいなかった僕は、火が点いたような練習の日々を送ることになった。


 そして高校二年生の夏休み。秋の吹奏楽全国大会に向けての練習が始まった。夏休みの終わりには、大会に出場するメンバーを決める選考会がある。

 この学校の音楽科の器楽部門のほとんどが吹奏楽部に入っているため、レベルも高く、部員全員が大会に出られないのだ。全国大会は音大に進学するための登竜門である。だから部員の緊張感は並のものではない。


「音楽で食べていきたいと思っているやつらばかりだ。中学の頃から、ずっとこんなもんだよ」


 昨年、入学したての僕が緊張感に打ちのめされている時、同じバスーン奏者の折原が、軽い調子でそう言った。折原は中学からの持ち上がりの生徒で、バスーン奏者の中でもトップを争う腕前だった。折原なら選考会も余裕で通過するだろうと、誰もが言っているぐらいだ。


「ストップ、ストップ! 雨宮! また走ってるよ。テンポ早い」


 パートリーダーが手を打ち鳴らして演奏を止めさせる。呼ばれていたのは僕なのに、僕はしばらくそのことに気付けなかった。ここの所、よくそういうことがある。

 暑いせいだと僕はずっと自分に言い聞かせていたが、最近、ライバルである折原にまで心配されるようになっていた。だけど折原は気のいいヤツなので僕がライバルであることなんて、全く気にしていないに違いない。


 気を取り直して、もう一度合わせてみることにする。息を整えてリーダーの目配せを見る。リーダーの細くて尖り気味のあごがわずかに上下し、僕は深々と息を吸い込んだ。

 今日は初めて部活全体での練習がある日だ。このまま感覚を合わせられないままだと、僕は絶対選考から漏れてしまうだろう。


「ちょ……雨宮君。今度は遅い。周りの音に合わせるって、基本よ」


 リーダーがイライラした声で言う。みんなも何となく迷惑そうな顔で俯いていた。僕はショックでバスーンを取り落としてしまいそうになった。

 僕は決して折原のように優秀な奏者ではないが、それにしたってこれほど立て続けに、しかも初歩の初歩みたいなことで注意されるのは初めてだ。

 いや、本当にそうだったろうか。思い返すとここ二、三カ月ぐらい、どうも授業の演奏指導でも首を傾げられることが多くなっている気がする。


「おい、雨宮、全体練習だって。行くぞ」


 折原が声をかけてくる。教室の中ではもう皆が練習のある音楽室に移動するために、片付けを始めているところだった。僕もその波に加わる。長い廊下に出ると、あちこちの教室からそれぞれのパートの人達が出てくるところだった。フルート組は緊張気味に。パーカッション組は何事か揉めていた。


 僕は窓の外を眺めてみる。今日はとても天気が良くて、暑い日だった。空をじっと見ていると目がクラクラするぐらい青くて、雲はとても薄く、水色に透けている。校庭の野球部のアンダーシャツが、空と同じ色だった。

 この学校の野球部は弱い。最近あった甲子園の予選も、一回戦で早々の敗退だった。それなのにこの暑い中、彼らは部活に励んでいる。負け続けているというのに、彼らは嫌にならないのだろうか。眺めていると校庭で集合らしきホイッスルが鳴ったので、なんとなく僕まで急かされた心持ちになる。

 僕はさっさと音楽室に向かうことにした。


 音楽室は人が多くて暑かったので、先生が少し窓を開けてくれる。風が強いらしく、少し開いただけなのに譜面がひらひらはためいた。何人かの譜面が、譜面台から軽く吹き飛ばされてしまっていた。

 音楽室の中では、風の音と譜面をめくる音、それから誰かの息遣いだけが聞こえていた。僕は緊張しているらしく手がじっとり汗ばんでいて、右耳ばかりがやけに敏感にそんな音を拾っていた。皆パートごとに固まって座っているが、話すことはない。

 緊張で張り詰めた音楽室を先生が横切って、もう一つ窓を開ける。風の通り道が出来て、僕の首筋からじっとりした汗が、すっと引いて行くのを感じた。窓の外の雲は早いスピードで流れ、薄い雲がさっと散っていく。煙のような雲だった。

 先生がカンカンとタクトで譜面台を叩き、皆はそれぞれの作業を止めた。


「まずは一回通して、様子を見ます。準備は? いいですね」


 僕はリードに口を当てる。このところ練習のしすぎで唇が腫れて痛い。ひりひりした痛みと、ピリッとした痛みが交互に来る。タクトがふいっと跳ねて、クラリネットによる短い前奏が始まる。すぐにバスーンも加わるので、僕はさらに引き締めた。


「うん、よろしい。上々。だが少し引っかかるね。ちょっと、うん。フルート、ファゴット。それにコントラバスのところだ」


 先生がネクタイを緩めながら、タクトでそれぞれのパートを指す。僕はどきりとした。僕を含め指されたパートは、皆難しそうな顔をしながら指定された部分を演奏した。


「ああ、ダメダメ。ファゴット。雨宮、遅れてるぞ。そう難しい運指ではないだろう」

「えっと、コントラバスに合わせているつもりなんですけど……」


 その後何度やっても僕はコントラバスに合わせることが出来なかった。昼食の休憩の最中、それを見かねた折原と先生が僕の所にやってくる。


「雨宮、どうしたんだ。ここのところ疲れてるのか?」

「先生、僕は疲れたって手なんか抜きません」


 先生の本当に心配している顔を前にして、僕はどうしようもなく情けなくなってしまった。折原がフォローに入る。


「わかっているよ雨宮。だからパートリーダーも俺も心配なんだ」


 先生はコントラバスの人を呼び、楽器を構えさせた。コントラバスのリズムを覚えてしまえということらしい。


「よく聞いておけよ。感覚さえ掴めば、こっちのもんなんだから」


 折原が元気づける調子で、僕にコントラバスを聞くように促した。確かに他の音を当てにするという手もあるだろう。僕がコントラバスの真正面に座ると、奏者はゆっくりしたメロディーを弾き始める。

 まどろむようにどんどん低くゆっくりになって、メロディラインの底に潜り込んでいく旋律だ。そして眠るように音が低く微かになり、問題のバスーンが入る箇所になる。


「……え?」


 僕は息を詰めて耳を澄まし、コントラバスの音に集中する。微かではかなく、しかし重厚な音のはずだった。まだ演奏は終わっていない。奏者はつやつやしたコントラバスを体全体で抱きしめるように演奏している。

 僕は耳を澄ます。強い風の音や木々の揺れる大きな音がする。室内では何を言っているかはよく聞き取れないが、話し声がする。そういえば最近僕は聞きそびれや聞き間違いが多い気がする。

 僕はドキドキした。そして息苦しいような、とても嫌な悪寒のようなものが背筋を這いまわる感覚を覚えた。先生と折原がこちらを見ている。コントラバスの演奏は終わっていた。



「何年かここで教師をしていると、お前のようなやつを見ることがある」


 先生が何とも言えない顔をして、そう口を開く。緩いカーブに差し掛かったので、先生も緩くハンドルを切った。車の中、パートリーダーと折原が僕の両側に座っていて、少し狭いぐらいだったが、クーラーが効いていたので暑くはなかった。

 夕日がビルの窓に反射して、オレンジ色の光線が道路一帯を照らしている。先生が日よけを開いて、車の中は暗くなる。僕は目を閉じた。泣きたい気持ちだったが涙は出なかった。折原が口を開く。それから二、三度呼吸を整えてから、言った。


「俺が中等部の時、そんな人がいて、雨宮と同じ症状がでたんだ」

「僕が聞いたことがないってことは、その人、やめたってことなのか?」


 聞き覚えのない話に僕がそう聞いてみたが、折原もリーダーも答えなかった。折原は窓の外を見て、リーダーは俯いて自分のおさげの先をいじっていた。先生は、死ぬような病気ではないしその人も生きているという微妙にずれた答えを返した。


 音楽室でのコントラバスの演奏後、先生はすぐに僕を大学病院に連れて行った。折原とパートリーダーは午後の練習を休んで、僕と先生について来た。その後の練習は副顧問と部長辺りが進めているだろう。

 大学病院の耳鼻咽喉科に連れてこられた僕は、一時間と少し待合室で待った。折原はその間、いつものように他愛のない話をしてくれ、リーダーはそれに相槌を打ったり、別の話題に繋げてくれたりした。


 その後呼び出されいくつかの問診を受けると、僕は診療室とは別の部屋にある、電話ボックス大の箱の中に入れられた。箱の中は灰色でふかふかしていて、椅子が一つあった。窓も一つあったが、検査技師の人がボックスの扉を閉めてしまうと、外の一切の音は遮断された。

 技師の人はしばらく外で操作パネルらしきものをいじっていたが、ボックスの中のスピーカーから、技師の指示が聞こえた。ボックスの中の手のひら大のイヤホンに右耳を当てるように言われた。


「ピーという音が聞こえましたら、手元のボタンを押して下さい」


 たまに学校でやる聴力検査と同じことらしい。イヤホンに耳を当てると、水の中に入ったような、詰まったごぼごぼという音が聞こえ始めて、僕の検査が始まって、そしてあっと言う間に終わった。


「軽いですが突発性の……難聴だそうです」


 医者から診断シートをもらい、会計を済ませ、車に乗り込んでから、僕はやっと口を開いた。誰も何も言わずに車は発進し、車は街を抜けて学校を目指していた。学校に母が迎えに来ているらしい。


 先生は途中コンビニに寄って、僕達三人にアイスを買ってくれた。アイスには氷の粒が入っていて、シャリシャリした口当たりが、後味をさっぱりさせていた。夕日に当たったバニラアイスは薄オレンジになる。

 折原はそれを、美味しそうなはちみつ色だと言って微笑もうとして、失敗した。笑い損ねた折原の顔は、右半分がくしゃりと歪んでいた。パートリーダーはそれを見て何も言わずに俯いた。

 僕は運転席でコーヒーを飲んでいる先生を見た。先生の豊かな白髪頭もはちみつまみれだ。先生はミラー越しに僕と目を合わせてくれた。先生の目は少しうるんでいる気がした。だから僕はせめて笑っていようと思ったけれど、やはり折原と同じように笑い損なってしまった。


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