表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

戒厳令

そうこうしているうちに、弁護士が急に立ち上がろうとした。

だが、それよりも速く、誰かが廷内へと入ってくる。

その手には、手紙が握られていた。

裁判所うがそれを確認し、戒厳令が宣言されたことを告げた。

「軍法裁判所へ送致となる」

弁護士が鈴谷に静かに告げた。

「だが、大丈夫だ。軍法裁判所に行ったとして、変わる事柄と言えば、裁判員がいなくなるということと、軍人が裁くと言うことだけだ。それ以外は、根拠法令も変わりはしない。だから、安心したらいい」

「あなたが言うのであれば、そうなのでしょうね」

裁判員が全員退席したのを見計らって、鈴谷は廷吏に留置所へと連れて行かれた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ