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青い夜の夢又は、24枚のカードの話

作者: 有賀 神六

第一夜『目的と意図』


 気が付くと蒼い空に独りで、浮かんでいた見渡す限りどこまでも続く、雲海。下は、見えない。

 何故 私は、ここにいるのだろうと考えるが、思い出せない。

 言葉を出そうとしても出せない。

 

 良く周りを観ると一つの杭というか、木の棒のような物が雲を突き破って、私がいる空に突き出している。

それに興味を持つと、画面が切り替わったように感じた。

 『クローズアップ』そんな言葉が頭に浮かんだ。

 

 気が付くと一つの杭?の後ろにいた、その平らな天辺には、一人の男が立っていた。

 『ズーム』

 後ろから見ているので顔は、見えない赤帽に白い大きい羽が付いている。

 いや、とても大きな、この世界地図を見ているようだから、前からも顔を見ることは、出来ないだろう。

 ついでにその男は、コスプレをしていた。巨大な磁石の方位磁針(ちゃんと北を指し示していた。)の着グルミを着ていたのだ。


 あまりに巨大なそれのせいで、男は磁石そのものであるかのように見えた。

 頭と両手、両足が方位磁針から突き出しているのだ。

 実にシュールだった。

 私が後ろにいるのに気が付いたのか、男は、左手の人差し指で、一つの方向を指差した。

 何があるのだろう?とそちらに思い意識を向ける。

 その途端に周りの風景がプツンと消えた。


今回いつも楽しく皆様の物語を読んでいる立場ながら試しに投稿してみました。

更新は、不定期です。正直編集機能もわかってません。

24話で終了予定。

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