炎ノ虹3話
1話~2話をご覧になっていない方は、まずはそちらをご覧ください。
奇妙な世界に来てから、9日が経った。
つまり今日は、1560年だ。加藤さんから聞いたが、この世界は、24時間で1年が過ぎるらしい。
僕も、家臣たちと仲良くなってきた。感覚的にはサバゲ―で知り合った信頼できる友達といったところだろうか?
だがしかし、今日はみんなの雰囲気が違った。その理由は近いうちに今川義元との戦いがあるからだ。
でも加藤さんだけは何かを待っているような、落ち着いた様子だった。
死ぬかもしれない恐怖に震えていると加藤さんが優しく隣にいてくれた。「小野なら大丈夫!」そう一言、言われた。何を根拠に...「はっ!そうか!加藤さんて日本史得意だったよね!この世じゃ、預言者じゃん」自分も日本史を勉強していればよかったとこの時初めて思った。
加藤さんのいう事はこの世界で一番信用できる。そう思った。
そうと決まれば出陣の用意をしなきゃね...
僕は急いで、家臣たちを呼び集めた。
「みんなぁ!出陣するよー」というと一同驚いていた。
当たり前だ今川義元は4万の兵を率いてこちらへやってきている。対してこちらは、かき集めても、2万5000。数の論理から言えば、間違いなく負ける。でも、加藤さんのいう事を信じたい。
そして出陣の指示を出した。
行きしなに、加藤さんから「夜明けまでに桶狭間を目指して」と言われた。
戦いは長時間に及んだ。そして、「濃姫様ぁ!信長様が桶狭間にて、今川義元の首を打ち取ったとのことにございます」「小野...やったんだ!」
僕は、この戦いがのちに「桶狭間の戦い」だったことを知った。
こんにちは!
たくみ師匠です!
この小説を書き始めて、とても、名古屋に行きたくなりました。
戦国時代に絡んでいるところが多いのでね。それとひつまぶし。
新型コロナウイルスが、終息に近づけば、「名阪特急ひのとり」に乗っていきたいと思いますw
凄いどーでもいい話ですが、最近「あつまれどうぶつの森」を買おうか迷っています。
コロナの休校措置も延期になりそうなので勉強+どう森ってのも悪くないかもしれませんね!
では、ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回は4月3日僕の誕生日に連載しますね。
ばいばーい!