炎ノ虹2話
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一体何が、どうなっているのかが分からない上に、加藤さんらしき綺麗な女性まで。
ここは夢の中ではないかと思い頬をつねると、加藤らしき綺麗な女性が、周りにいる人間に席を外すように命じた。
二人きりの空間が生まれた。とっさに僕は口を開き「加藤さん?」と綺麗な女性に尋ねると黙って頷いた。
「あーこれなんかのドッキリ?」と聞くと加藤さんは、黙って首を横に振った。
「なんかテレビで見た事あるよ催眠術にかけられて、それで...」
「小野!」と加藤さんは声を荒げた。それにはさすがの僕もビックリした。
理由は分からないが、僕は「ごめん」と謝ってしまった。「私こそ」と優しい声で返してくれた。
「でぇ...ここってどこ?」と聞くと加藤さんは、「1551年の日本つまり、戦国時代...」
もうびっくりもしなくなっている僕がいた。その後、加藤さんは僕からの質問攻めにあうこととなった。
この時代に織田信長と濃姫のポストは空白になっており、そこに、僕と加藤さんが入っていること、そして、この奇妙な世界は、24時間で一年が過ぎるという事、加藤さんも日本史の教科書を破ってタイムスリップしたこと。分かっているのはこれだけらしい。
「とにかく元の世界に戻る方法を考えないと...」そういうと加藤さんが、泣きながら「うん」といった。僕たちはどうなってしまうのだろうか...
こんにちは。たくみ師匠です!
この時期は、大変忙しく、連載が遅れましたことをお詫びいたします。
いやぁ戦国かつフィクションって難しいね←今更?
俺も好きな人にタイムスリップしたいぜ!
眠いので寝ます!
ではでは。