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後に修正します…!
昨日までは授業後、真っ直ぐ寮に帰って反省文を書いていた。
なので、学園でも寮でもお菓子作りをする事。(まあ、精霊の試練から帰って来てすぐ夜食用にボーロを作りには行ったんだけど…あの日は何気に色々と大変だったなぁ。シャルはいきなりブラウス捲り上げようとしてくるし、何事かと思ったね…)
それから、ユリアスへの授業後の質問も出来なかった。
それらをまた、今日から再開しようと思うのだけど。
(その前に、今日もラングリスタ先生のところに行かなきゃなんだよねー)
昨日、反省文を無事に提出した時に―…
『はい。三十枚ちゃんと書いてあるわね。後でしっかり読ませて貰うわ、お疲れ様ー。あ! そうそうー、明日の放課後も魔法学教員室に来てねー。詳しくは明日話すからー』
…―との事で。私は今(放課後)教員室の前に来ていて、コンコン! と扉をノックしてから中の様子を伺った。
(ん? あれ? グリストラに、クロスト。イーラも居る)
そして、私に気づいたラングリスタ先生に『説明するから、グリンベルグちゃんも入って来てー』と言われて。頷き室内へ入った。
「ごきげんよう。殿下、ラングリスタ先生、フォズ様、イーラさん。お待たせしてしまったようで、申し訳ありません」
挨拶をすると、それぞれが返事を返してくれて―…
「さて、全員揃ったわね。その辺の空いている席の椅子を持ってきて座ってくれるー?」
…―ラングリスタ先生の言葉に頷き、空いていた教員席の椅子を借りて(グリストラの椅子はクロストが、せっせと運んでいたよ!)先生の席に集まった。
「あの、お話とは一体何でしょう?」
イーラが不思議そうに尋ねると、グリストラもクロストも。何故呼び出されているのか解らないと言った表情で頷いていた。うん、私も何で呼び出されているのか解らない。
「今日あなた方に集まって貰ったのはねー、精霊の試練についてよ。この間、火の精霊の試練受けられなかったでしょー? 特にフォズちゃんとカナリアンちゃんは火の精霊の試練のみ受ける予定だったでしょ?」
その言葉に二人が首を縦に振る。(ちなみに、カナリアンちゃんとはイーラの名字だ)
「それでねー、特例で火の精霊の試練を受けさせて上げられれば良かったんだけどー、やっぱり贔屓は良くないからねー。冬の追試験で火の精霊の試練を受けるか、それとも。来週の風の精霊の試練を受けるか選んで貰おうと思って呼び出したのよー。あ、殿下とグリンベルグちゃんは一年生の必須要項…一つの属性との契約をクリアしているから受けないって選択肢もあるわー」
なるほど。風の精霊の試練ならまだ行われていないから、今からならまだ申し込めるのか。
ただし、火の精霊の試練はもう行われたから、受けたいなら冬の救済措置(まあ、何て言おうが結局は追試だね)で受けるか選べるって事なんだね。
皆は少しの間、考える素振りを見せていた。一番最初に答えを出したのはグリストラだった。
「私は風の精霊の試練を受けようと思います。私が契約した地の属性とはあまり相性がよくはないかもしれませんが、頑張ってみます。もし駄目だとしても、追試験で火の精霊の試練を受けるか…来年また頑張れば良い事ですから」
ラングリスタ先生は軽く『解ったわー、それじゃ殿下は風の試練を受けるって事でー!』と。
名簿のような物に何かを書き込んで―…
「他の子達はー?」
…―との言葉に、私も手を上げて。
「私も風の精霊の試練を受けます。火の精霊の試練は来年、力を付けてから受けたいと思います」
受けられるものは早めに受けておこう!(火も魅力的だけど、風だって移動魔法に回復魔法、攻撃魔法もある。うん、魅力的なんだよね。火は今回は我慢しよう。いや、風の精霊の試練に合格できるかまだ解らないけどね…。実戦する経験なんて滅多に無いとは思うけど、火の洞窟での事もあったし、早めに魔法に慣れておいた方が良いって思う。来年までなら…少なくともゲーム期間の約一年は学園に残っていられる筈だから―…。うん、火の精霊の試練はとりあえず来年と考えて頑張ろう!)
「そうねー、グリンベルグちゃんの持つ水の属性と風の属性は相性が良いから二度目とは言っても比較的、楽だと思うわよー」
その後はクロストとイーラも風の試練を受ける事にしたようで、解散となった。
多分、またこの四人…もしかしたらイーラは別かもしれないけど、一緒の班になりそうだなー。なんて思いつつ。
ラングリスタ先生や、グリストラ達に挨拶をして教員室の前で皆と別れた私は学園の厨房へ寄ってみる事にしたのだけど――…
「グリンベルグさん」
「え? あ、ルチアーニ先生。ごきげんよう」
途中。授業で使うのだろう箱を天辺に乗せ、資料を抱えるユリアスと会った。
「ああ、こんにちは。魔法学教員室の方から来たようだが、精霊の試練の話を?」
「ええ。実は色々ありまして、火の精霊の試練が受けられなかったのです。それで風の精霊の試練を受けるか、追試験で火の精霊の試練を受けるか、もしくは今回は受けない…というお話がありまして。私は風の精霊の試練を受ける事にして申し込んで来たところです。あ、宜しければお手伝いします」
ユリアスが抱える資料の一部を持ちながら。(断られたけど。天辺でグラッと揺れている小さな箱を見ていて危ないから、って言って。上に積んであった箱を手に取った)薬草学の教員室に向かう。
「ああ、火の精霊の試練の事ならラングリスタから聞いたな。怪我は…その、大丈夫だったか?」
「はい、大丈夫です。先生にすぐに回復魔法を掛けて頂きましたし、医務室の医師にも診て頂きましたから。もう、全然大丈夫ですわ!」
気遣わしげにこちらを見るユリアス。やっぱり資料は自分で持つからと言い出しそうだったので、私は話題を変える事にした。
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