コ・ノ・ヤ・ロ~!!
ご覧あれ~!!
「うるさーーーーーーーーーい!!」
その声は保健室、いや学校中に響きそうな声であった。
それはいつぞやの保険の先生だった。
「元気あるなら教室に帰った帰った!!」
と言われて追い出された。
数秒固まったのちすぐさま猫ヤローを睨んだ。
猫は僕の視線に気がついたらしく
「そんな見られたら照れるよっ!!」
などと抜かしやがった。しょうがない。基本的、俺は動物愛護を心がけていたが、殴るなり蹴るなりしても良~い~よ~な~?
猫が俺の殺気に気がつき急いで逃げ出した。
「許してにゃろ~。」
「そんな言い方で普通、許すか~~~!!!」
しょうがない、最終手段として使うか。
俺はポケットから瓶をだしその中から猫じゃらしを取り出した。
「ほらあ~こっちおいで~。」
明らかに不審者としか思えない誘い方だ。ってあいつこっち来やがった。
何こいつ・・・バカなの?
「は!!」
気がついたらしく逃げようとするが首をつかんで取り押さえる。
「放せ~!!このバカ、クズ、鬼畜」
「俺はそこまでしとらん!」
気がつくと俺のことを汚物でも見るかのような目でこっちを見ていた。
「このやろ~~~!!」
俺は叫びながらその場を立ち去った。
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