ク・ロ・ネ・コ!
イッキに更新!!
どうぞご覧あれ!!
「ウルサイわよ!!」
隣部屋から保健室の先生が出てきた。
「先生!!ねこがしゃべったんです!!」
俺は無我夢中で先生に言ったがきっと分かってくれないだろう。
「ハア~??なにいってんの!猫がしゃべるわけないじゃない!」
先生はそう言いながら黒猫を擽る。
「残念だったの~!僕に触った人しか僕の言葉はわかんないからネー!」
「バカなのはお前だ。先生はお前に触れているぞ。」
黒猫は汗を猛烈に流し始めた。案の定、先生の目がキラキラしていた。
「猫が!!しゃべるなんて!!」
「たすけてえええええ!!」
黒猫は俺に猛烈に助けを求めているが、もちろん助けない。
「この女、僕を売ろうとしているううううううう!!」
しょうがない、助けるとするか...
そうしようとしたとき先生はいきなり無口になった。
「今日はスーパーの特売日だったわ。急がなきゃ。」
あの先生どんなけ金銭感覚鋭いんだよと呆れながら、保健室を出ていく先生を不審に思った。
「フ~~!助かった~!」
糞猫が溜め息をついた。
「ってかあの先生どうしたんだろうな。」
俺がそう言うと黒猫が
「知りたいか?」
と訪ねてきた。
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