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色彩学園  作者: 安どぉなつ。
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プロローグ

2000年代4月5日。

今日この日は色彩学園の入学式の日だ。

翠川リーブは新しい制服を身にまとい、桜並木を駆け抜ける。

その様子は入学を楽しみにしている少女だ。


リーブが色彩学園に入学するに至ったのは、とある出来事があったからだ。

カツアゲされそうになっていた所を色彩学園の生徒に追い払ってくれたのだ。

【自分も他人の役に立ちたい】そう思い色彩学園への入学を決意した。

入試テストでは全教科90点だった。

面接でも緊張しながらも何とか突破し、無事入学に至ったのである。


色彩学園に着くと新入生らしき生徒達が続々と門へ入っていく。

「ここが私の第一歩…!」

そう言って色彩学園への第一歩を踏み出した。


入学式はスムーズに行われ、寮に案内される。

城を思わせるようなお洒落な学園と学生寮。

リーブはあてがわれた部屋に向かう。

201号室。

ここがリーブの部屋だ。

部屋の中には机と椅子、それにベッドというシンプルな部屋だが、かえってその方が落ち着く。

リーブはベッドにダイブすると、スマホを取り出して弄り始める。

snsにアップしたのはベッドに横になった自撮りだ。

【色彩学園入学式突破!】と文を添えて投稿する。

明日からの学園生活が楽しみで眠れないリーブ。

「落ち着け私…!」

心臓の鼓動が早くなるのを感じる。

リーブはベッドから降りると窓を開け、夜風が吹き抜ける。

「今日からここで暮らすのかぁ…」

期待に胸を膨らませ、リーブは窓を閉めてベッドに入る。

今度は眠れたらしく、数分ですやすやと寝息を立てて眠っている。

明日から始まる学園生活に期待しながら、リーブは夢の中へ落ちていった。

こうして波乱の一日が終わりを告げる。

今夜は十六夜の月であった。

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