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色彩学園  作者: 安どぉなつ。
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菜花の怒り

「菜花さん、なんであんなに躑躅さんに怒ってたんですか?」

生徒会室で昼食であるサンドイッチを食べながら菜花に問いかけるリーブ。

「そりゃ学園の平和を乱すからだよ。」

コッペパンを食べながら告げる菜花。

「僕の願いは学園の平和だ。それを邪魔するやつは許さない。」

菜花はキッパリと告げる。

「そう……ですか」

「今は幸い他の生徒会のメンツもいないしね。こうして気軽に話せるのさ」

コッペパンを口いっぱいに頬張りながら告げる。

何の変哲もない味のしないコッペパンだがそれでいいのだろうか。

菜花はテーブルに足を引っ掛けブラブラとしている。

「菜花さん、行儀悪いです」

「いいじゃないか、これくらい」

「良くないです!」

「ケチー」

足を降ろす菜花。

「……あら、生徒会長と紫さん。頂戴いい所に。」

「錦さん……!」

いつだったかリーブを殺しに来た者だ。

制服に長い茶髪を靡かせナイフを構える。

「せめて外にしてください!」

「……そうですね、ここだと場所が悪い」


中庭に移動すると、菜花とリーブ、(にしき)がナイフを構えていた。

「リーブちゃん、ここは僕に任せなよ」

菜花が前に出る。

「菜花さん、気をつけて!」

「ん、ありがとう」

そう告げると一気に距離を詰め錦の鳩尾に拳を入れる。

「カハッ……!」

もんどりうって倒れ込む錦。

「こうなったら……」

錦の能力は時間を止める力。

と言っても3分程度しか持たないが、この戦闘においては充分な長さだった。

菜花に大量のナイフが遅いかかる。

「君の能力、見きったよ」

シールドを顕現させ全てを防ぐ菜花。

そしてまた錦の鳩尾に拳を入れる。

「ガッ……!」

地面に叩きつけられた錦は完全に気を失っていた。

「やれやれ、迷惑生徒も多いと困るね」

パンパンとホコリを払う菜花。

「す、凄い……」

リーブはただ見ていることしか出来なかった。


錦を保険室へ運んだ後、他の生徒会のメンバーにも問題児が多いということを伝え、見かけ次第注意するようにと伝えておいた。

多少の抑止力にはなるだろう。

ちょっと騒がしかった1日は、こうして幕を閉じるのであった

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