しばらくアマチュア無線から離れていたら、びっくりするシステムができていました
アマチュア無線がインターネットを繋ごうとしていたのが30年前
今はなんでも便利になったとはいえ、戦前からのゲームに重みがなくなってしまったのは、どうすべきか
ほとんどの人には理解できない例なので、読み飛ばしてもらってかまいません。
アマチュア無線という趣味で、交信すると交信したという紙を相手と取り交わして
その紙の枚数
を争うことを趣味とする世界もあります。
アマチュア無線をする人が全てそうだというわけではなく、
数も難しければそれなり
に価値が出てくるということになっています。
さて、戦前からあるWAZという、地球を50のゾーンにアメリカの雑誌が分割して
全部の50の交信証を集めたら上がり、という歴史的に重いやつですが
私の場合は、残りZone36のみになりました。
戦前からのルールですが、今は電子データの突き合わせがオンラインで行われるので
リアルタイムで、不正もありません。
不正というのは、紙だった頃だと正しく判断することに大変な手間と時間がかかりました。
地球上の全ての地域が平和で文化的な生活がおくれているのであれば、
Zone36 赤道直下のアフリカ
が1番最後になることはありません。
同じアフリカでも南アフリカ共和国であれば、毎晩数局と交信できてますので。
では、最後のZone36は、どうしたら交信できるのか、というと
ペディション
という、他国のアマチュア無線をやっている人が赤道直下アフリカへ行って
交信の相手をしてくれる
ということを数年に一回くらいしてくれてます。
このペディションですが、例えばKH0AMのサイパンのように、
全ての交信データを突き合わせてくれる
具体的には、TQSLというところに全部の交信データを上げてくれたおかげで
全世界のかなりの数のアマチュア無線局が、サイパンとの交信を成立させています。
このようなとことが、昔の日本人にはあったので、今の日本の地位はあるとまで言えます。
さて、最近のペディション局は
TQSLに載せてくれない
ところがあります。
どうするかというと、アマチュア無線をやってる人でも(実際私も)びっくりするくらい面倒ですが
クラブログというところで、4〜5ドルをPayPalで支払って紙の交信証を請求する
こうすると、TQSLに交信データを載せてくれるのだそうです。
まず、ペディションというのは、そこの国の無線の免許を取得して、航空チケットを往復買って
無線設備を運び込み設置運用するという、大変お金のいることです。
私の場合は、オーストラリアでパラグライダーをするために
VK4KHZ
という局免許を日本アマチュア無線連盟の相互運用協定に基づき交付されて
連絡用
にハンディ機を使っていたのですが、それだけでも結構な手間と費用がかかりました。
おまけに、現地のパラグラダーの仲間から
変なやつ
とまで言われましたが。
話はそれましたが、他国で無線局を運用する手間暇にかかる費用は、必要とする仲間内で負担すべきで、
そのために出来上がったのが、前述の
クラブログで紙カード請求
です。
にもかかわらず、私の場合は、なぜか引っ掛かりを感じます。
1番は、
FT8
による乱発。
これは
DXCC100デジタル特記
がずらっり並ぶ現状についての価値の低下を意味しています。
それで、自分はどうするのかを考えるにあたって、らためてクラブログというのを
まずは使ってみる
ことにしました。
その前にオンラインで申請できるからこそのWPXを1000で申請してましたが