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夏休みの宿題  作者: ミルノ。
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観察日記 二日目

観察日記

二日目


今日は、お昼から鴨池庭球場に行きました。

夏の陽射しが強く33℃の熱帯日

おじさんは、何をしてるか気になり足取りが早くなりました。


おじさんは、もうお昼だと言うのに昨日寝ていた場所から一歩も動かず、寝ていました。


「お、おぅぼうず、かね、かねは、あるか?」


僕が来たことに気づいて、お金をせびるおじさんは、目が死んでいました。


お金を渡すと笑顔になり、また日陰に戻り横になるおじさん


「どうして、おじさんは働かないの?何でこんな所で寝てるの? お家に帰らないの?」


質問する僕におじさんは、死んだ目を輝かせて答えてくれた。


「おじさんは、昔大きな会社の社長だったんだ。 働かなくてもバカな社員が金を運んで来てたんだが、そのバカな社員どもに裏切られ中国人に会社を取られて、今ではこの有様だ。」


その後も、俺は凄かったんだ!とか、天文間にビルを持ってたとか、俺は、悪くないとかぶつぶつ呟いてました。


日がくれるまでずっと。―

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