5話 初戦闘とゴブリン
よろしくお願いします!
...城を追い出された。
しかも1000ゴールドと少量の食料だけ持たされた状態でだ。
さて、城を追い出されてまずすることは何か?
旅の準備だ!
...まず武器屋に行って武器を買い、宿屋を探そう!そして明日にはこの街を出る!
よし!武器屋に行こう!
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武器屋は大通りにドン!と構えてあった。
中に入ると、流石に夜なので人は少なくすぐに使えそうな武器が壁一面においてあった。
「いらっしゃい!どんな武器をお探しで?」
俺が武器選びに苦戦していると横からこの店の店主らしき人が声を掛けてきた。
「あ、あの、初心者でも使いやすい武器はありませんか?」
...俺久しぶりに喋った気がするな...まぁいいか。
「それならこれなんてどうだ?持ち手が滑らないから持ちやすいぞ!」
そう言って、店主が片手剣を持ってきた。
...なるほど使いやすそうだな。
「では、一つ下さい」
「おう!500ゴールドだ!」
所持金の半分取られるのは痛いがしょうがないか...
「...はい」
「確かに500ゴールド受け取った!まいどあり!」
...はぁー疲れたし早い所宿屋を見つけて寝よう...
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結局、春輝は大通りからまっすぐ歩いた所にあった250ゴールドで泊まれる宿屋で一泊し次の日を迎えた。
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~そして次の日~
「ゴブー!!」
「う、うわぁー!」
...今、俺はゴブリンらしき魔物に襲われている。
初めての戦闘か...緊張するな...
「と、とりあえず『テイム』!」
「ゴ、ゴブー!?」
『テイム』の発動スキルを使った途端、ゴブリンが光に包まれていき、光が収まる頃には...ゴブリンが変わらずにいた。
...いや意味ねぇじゃん...
と思った途端、『ゴブリンをテイムしました。』と言う声が春輝の脳に直接聞こえてきた。
うわ!びっくりしたー!
レベル上がった感じしたからステータスオープンしとくか...
「...ステータスオープン」
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紫堂春輝 職業『魔物使い』
LV3 所持金250ゴールド
体力 170/170
魔力 120/120
攻撃 70
防御 160
速度 135
常時スキル
『言語解析』→ 異世界の言語を自動で翻訳してく れる。
『経験値上昇』→貰える経験値が2倍になる。
発動スキル
『テイム』→魔物を絶対に捕獲ことができる。
『融合』→テイムした魔物同士を混ぜることがで きる。
称号
『異世界人』→異世界からやってきた者に与えられる称号
テイムモンスター
ゴブリンLV1
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...説明が入ってめっちゃわかりやすいな!
本当にゴブリンが仲間なってるし...
発動スキルに『融合』が増えてるな。
ありがとうございました!