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クラス転移は唐突に!  作者: 服部@
2/5

2話 イケメンの一言

「...なんで俺最後なの?」


俺が起きた頃にはクラス全員がもう起きていた。

誰か起こしてくれよ!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


みんなが起きて数分くらいたっただろうか、いきなりドアがガチャりと開いて入ってきたのは、ティアラを頭に乗せ、綺麗なドレスを着た端正な容姿を持つ少女と護衛だった。


「ドライン王国へようこそいらっしゃいました!勇者様方!私はドライン王国第一王女ミレイユ・トゥ・ドラインです!ミレイユとお呼びください!」


「始めまして!一条光輝いちじょうこうきと申します。一つ質問いいですか?」

あ、一条が声掛けに行った!てかコミュ力高くね?


「は、はい!だ、大丈夫ですよ光輝様こうきさま!」

あ、お姫様顔赤くなってるし。もしかして一条に惚れたか。...イケメン爆ぜろ


「これって勇者召喚でいいんですよね?」


「はい!光輝様の言う通りです!」


「なぁ!俺らは家に帰れんのかよ!」

...バレー部のエース田口英介たぐちえいすけか。

こいつは身長がものすごくでかい。


「申し訳ございません...勇者様方は元の世界に帰ることは出来ません」

...やっぱり戻れないか。


「はぁ?まじでぶけんな」

今度は帰宅部の坂本千恵美さかもとちえみか、通称ケバ子ちゃんだ。いつも化粧が濃い事からこのあだ名が(俺の中だけで)ついた。今日も濃い。


「本当に申し訳ございません...」


「まぁまぁ千恵美ちゃんちょっと落ち着こうよ!ミレイユさんも悪気があって召喚した訳じゃ無さそうだし!ね?」


やっぱ天使だなさつき様


「は、はい!ではお話させていただきます!」

...やっとか


「実はこの国は今魔王からの侵略を受けているのです...」


...話が長がったので要約すると...魔王が攻めてきた→私たちの力じゃ倒せないです。→じゃあ異世界から勇者呼ぼう→今ココ...らしい


「ですから...どうか、どうかこの国を勇者様の手で救っていただけませんか?」


「もちろんです!安心して下さいミレイユさん!僕たち勇者がこの国を救って見せます!みんなもそれでいいよな?」

...面倒臭いな


「ああ!しょうがねぇやってやろうじゃねぇか!」


「そうね!よく考えたら楽そうじゃん!」


「うん!みんなでこの世界を救おうよ!ね?」

あ、天使の一言でどうするか悩んでた男子全員が落ちた。

「「「うおぉぉぉー!!やるぞぉぉぉー」」」

はぁー、まじで面倒臭い...


「それじゃあ!救ってくださるのですね!」


「はい!僕たちがこの国を救います!」




ありがとうございました!

全然進まない泣

主人公そろそろ話させないと...

あと先生出さないと


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