表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
久しぶりに学校に行くと異世界召喚されたけど俺だけ巻き込まれし者だった  作者: 犬の飼い主の名前はポチ
最下層から始まる迷宮攻略編
14/17

洗浄

遅れたので9月中に連続投稿します。

 「どうした?」


 『ちょっと汚れちゃったので体を洗いに来ました』


 リュウナの体は黒くてわかりにくかったが結構汚れていた。


 「そろそろマキナを家に帰すために地上に行くんだがリュウナはどうする?」


 賢人は一様だが聞いてみる。と案の定ついてくるとのことだった。


 『私は他の人と冒険をするのが夢だって言ったじゃないですか』


 「そうだったな。俺も世界中を旅する予定だし一緒に行くか!」


 リュウナは喜んで飛び回る。賢人は飛び回るリュウナを捕まえて水で体を洗う。近くで見てわかったが爪の奥にまでほこりがついてることが分かった。


 「なんでこんなに汚れてるんだよ」


 『アイテムの山に結構ほこりがたまってまして・・・』


 賢人がリュウナの体を手で擦るとリュウナは気持ちよさそうにする。


 「よしこれでいいだろ」


 10分ほど体を洗ってもらいリュウナは光沢するぐらい綺麗になる。


 『ありがとうございます!』


 「じゃあマキナのところに戻るか」


 そう言い賢人たちはマキナが豚を解体していた場所に戻るがそこには腸などの内臓しか残っていなくマキナの姿はなかった。


 「解体し終わったのか・・・さっき豚を食べた場所で待つか」


 『そうですね』

 

 賢人たちがさっき豚を食べた場所に戻るとマキナが椅子に座っていてぼーっとしていた。


 「マキナ、料理は終わったのか?」


 と賢人が声をかけるとマキナは顔を賢人のほうに向ける。


 「ん・・・あ、ケントさん!水浴びは終わったんですか?」


 「ああついでにリュウナも洗ってあげたよ」


 そう言って賢人はリュウナを抱え椅子に座る。


 「そう言えばケントさんは森の中で暮らしてたんですよね?どんな生活をしていたのか聞かせてくれませんか?」


 賢人はどう答えていいか悩むがこれ以上、騙せる自信がなかったので本当のことを伝える決心をする。


 「それは実は嘘なんだ・・・」


 「知ってました」


 「・・・え?なんで」


 賢人はマキナの知っていたという言葉に動揺すると同時になぜわかったのか疑問に思う。


 「その服装を見ればわかりますよ。私が初めてケントさんを見たとき新品のようにきれいで森の中で暮らしているとは思えなかったです。それに森に住んでいたなら森のことには詳しいはずなのに何にも知らないなんてばれないほうがおかしいです」


 (今思い出してみたらバレバレなウソだったな)


 賢人は誰でもわかるような嘘を吐いたことを今思い出すのであった。


 「じゃあ全部話したほうがいいな」


 「お願いします」


 そういうと賢人は自分がどんな経緯でこの世界にやってきたか、なぜ神様に頼まれごとをされたかなどを話した。リュウナは興味深そうにしていてマキナは唖然としていた。


 「じゃあケントさんは勇者ということですか?」


 「いや俺は召喚に巻き込まれたから勇者じゃないらしい。ちなみにいうと勇者の敵らしい」


 マキナは賢人が勇者じゃないということを聞きほっとため息をつく。そしてよかったと小声で言う。賢人がなぜよかったのか聞いてみる。


 「勇者というのは身勝手で戦争の火種と言われているのです」


 詳しく聞いてみると、勇者は1000年に1度だけ異世界から召喚される者たちのことでここ数千年は召喚されるたびに戦争を起こしているようで。なぜここ数千年というのかというと太古の昔10000年ほど昔は今のように戦争の火種ではなく邪神やなどの悪を倒す者たちだったらしい


 「神様もそんなこと言ってたな」


 「やはりまた戦争が起こるのでしょうね・・・」


 『そんなこと言っても仕方ないですよ!それよりケントさんの世界のこと詳しく教えてください!』


 そう言いリュウナは目を輝かせ賢人を見つめる。


 「私も気になります!」


 「と言われてもどこから話をすればいいのか」

 

 「『最初から!』」


 そう言われ賢人はとりあえず魔法がなく化学が発達していることを話す。


 



 

タイトルを1語で考えるのが難しくなってきました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ