第 2頭 家族って?
「相談したいことがあるんだ」
めずは少し迷惑そうな顔をした。
「相談....?
話が長くなるようだったら、帰らせてもらうよぉ」
「あ、そういえばっ! なんて呼べばいい??」
「いつも通り忠之でよい....あとすぐ帰るな」
「分かった、相談を聞いてほしいのは
お前が転生する前にその身体本人がやらかした罪の
しり拭いをしたいから....と、そういうことだよな?」
「....お、あぁ、まぁ勘がいいならはやい....
私は....家族にどうやら毛嫌いされている....だから、
どうにかして家族と話せる程度にはなりたいのだ」
「ほほぉ~じゃあ家族の仲直りね~....
とりあえず、ケーキでも買っておけば~
それでもダメだったらね、
少しずつでも気を遣ってればいいんだよ、多分....」
キンコンカンコーン
すると、学校のチャイムが鳴った
「じゃあ、僕はこれで失礼するよー暇じゃないしね
ばいばいーい」
「あっ、ちょ..ま」
私はここに居てもすることがないので
トイレを後にして、教室へ向かった。
あれから、学校の授業が終わったあとは
家へ帰宅した。
まぁ帰宅する前には、ケーキでも買って帰ろうかな
優太と麗花は喜ぶだろうか
私はぐっと唾を飲み込むと、部屋にいる麗花に
届くような声で言った。
「ただいま、け、ケーキ買ったけど..いる?」
「いらね........。」 ガチャ
麗花は文句を一言、言うと沈黙のまま
すぐにドアを閉め、
その後
優太が帰ってきた後こちらを振り向いたが
私の前を素通りして優太は自室に向かった。
....そうだ、皆は俺のことが嫌いなんだよな
きっとどれだけ機嫌を取るような事を
言っても、動いても、なにをしても...
麗花や優太、真子さんたちなどの人々は
何も思わないだろう
くっ....、どうすればいいんだっ
昔の私が....昔の私のせいで....
私は、立ちながら涙が出そうになった時
座敷わらしが目の前に現れて言った
「お前はお人好しだからな、誰しも人は
人に嫌われて生きる。だから、お前は..」
浮いていためずは床に着地し、
頭を後の方に勢いをつけると
「お前は友達を作れ!!!
家族の事は一旦ほっとけ!!」
といい、私の額にぶつけた
「い、いやしかし...私は避けられている身であるから..」
「じゃあ、お友達作るまで口きかない~」
するとめずは目の前から姿を消したあと、
私はしゃがんで呟いた。
まじで....何しに来たんだよ....
そう言うと涙を流した。
朝、いつも通り起きて座敷わらしの言う通り
家族とはできるだけ口を聞かずに家を出た。
学校へ向かう途中、
"何度も通っている"はずの
道を何度も行き来している気がしたので
周りを見渡すと人が一切居なく道にいるのは
私と―――
ドォンッ
気づいたら、私の顔に向かってきたのか
妖術らしきものが頬をかすった
??「うわあああ..!!なにか、なにか飛んできたよー!」
ドッドォンッ
「危ないっ!!そこのお前、草むらに隠れててくれ!」
「あわわ..、僕、花田 由良ですー
一応よろしくお願いしますー!」
少年を庇うと草むらに勢いよく突き飛ばした。
誰だ..まさか、約1000年前からの追ってか....?
いくら妖術者であったにしても、
私が生きていた時代は、安倍晴明ほど
名の知れた者じゃなかったはず。
??「勝負だ....!茂 忠之!!」
「お....お前はっ....!柚…!」
「あぁ、そうだよ..じゃ今日は他にすることあるから、ばいばい。」
「あっ..おい、柚!!」
柚は謎の空間を出して、その中に入っていった。
「あ、あのさっきの人....?誰ですか?
あと忠之ってなんですか??」
「そうだったね....君にすべて話します、
しかしこの話は、他言無用だよ」
「わ、わかりました。」
それから由良に全てを話した。
「え....?じゃあ、あなたは約1000年前に
寿命で死んで..ええと、そして転生した....と
まるで、漫画みたい....」
由良はこの時代で陰陽師や妖術師、
は存在しないとされているせいか
信じ難そうでは あったが結局信じてくれた。
「ところで....さっきの"柚"って人は誰ですか...?」
そう言うと、先程現れた柚 について話しはじめた。
「柚は..」




