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ただいま、僕の帰る場所  作者: 西邑亮多郎
一節 母の想いと子の夢
29/31

二十九話『雪解け』

母の父。即ち、祖父の家へと遣って来た歩は、祖父との初対面を迎えた。

祖父を目の前にし、歩は何を話して良いか解らなかった。

そうした中、口を開いた祖父は、これ迄の事を詫びるのだった。


 祖父を前に、私は心を決めずに来た事を後悔して居た。

 正直な所、この時の私には、跡を継ぐなんて事は、これっぽっちも考えて居なかった。

 只、母がどの様な所で生まれ育ったのか、母の父である祖父が一体どんな人なのか、自分の目で確かめたい気持ちがあったからだ。

 だが、いざ来てみると、母や祖父の事に迄思いが巡ら無く成る程、桁外れの屋敷に圧倒されてしまい驚く事しか出来無かった。

 そうした中で、祖父との対面に挑んだのだが、心の平穏を失った私には、何から話して良いのか皆目見当も付かなかった。

 そうした私は、祖父でも古暮からでも良いから、何か話しの切掛と成る言葉を投げ掛けてくれと思った。

 そんな事を思う私の横に座り、私以上に戸惑って居たのが真由美だった。

「歩君、どうしよう?

 私、どうしたら良いか解らないわ!?」

 小声で言った真由美に、私は自身の戸惑いから彼女と晴夏の存在を忘れて居た事にハッとし、自身の気遣いの無さに申し訳無く思うのだった。

 私にしてみれば、目の前で横たわる老人の孫である事から、まだ幾分気が楽であると言えるが、全く以て赤の他人と成る彼女と晴夏は、どの様に立ち振る舞えば良いのか当然解る訳も無く、居たたまれないと言う気持ちだけで居るのを、私が気遣いを以て守って遣らねば成らないのだった。

 そう気付くと、私は彼女へそのままで良いからと声を掛け様としたが、

「すまんなぁ。

 ほぼ、何も解らんのに、こんなとこ迄態々来て貰って、そらぁどうしたら良いか解らんわなぁ。

 そや、庭でも散歩したらえぇ。

 古暮、案内してあげてくれるか!」

 祖父が言ったのに、

「歩君、傍に居なくて大丈夫?」

 私を一人残す事を心配する真由美へ、

「心配せんで大丈夫。

 晴夏と庭見ておいで。」

 送り出すと、二人は縁側から踏み石に置いてあったサンダルを履き、古暮の案内の元、一面に拡がる日本庭園を散策すべく出掛けて行った。

 そうして座敷に残された私は、再び貝の如く口を閉じ黙りこくってしまった。

 そんな私に、

「改めて、今日は来てくれてすまんかった。

 今迄、写真でしか歩君を……」

 ここ迄言うと、

「すまんが、歩と呼ばせて貰って良いか?」

 聞いて来たのへ、私は素直に『はい、どうぞ。』と言う気持ちには成れなかったが、変に嫌がっても大人げないと承諾すると、

「今迄、写真でしか歩の事を見て来なかったから、こうして目の前に座る歩を見れてほんとに嬉しゅう思う。

 ほんとの事を言えば、ここに初美が居ればもっと良かったんやが、それはこの爺の責任やから自業自得。

 あの世に行った時に、あの子には心から詫びるつもりやけど、歩には生きてる内に詫びる機会を与えて貰って感謝しとる。

 許してくれとは言わんが、ほんまにこれ迄苦労を掛けてすまんかった。

 正直言えば、ほんついこの間、跡取り遣った歩に取っては叔父に成る勝一郎が死んで、この家の跡取りが絶えてしまった事で、歩を跡継ぎとして迎えたい気持ち遣ったが、これ迄に初美と歩がして来た苦労も知っとるし、歩がお世話に成ってる篠崎さんとの関わりも重々解ってる。

 それに、古暮が初めて歩と会った時の話しも聞いとるから、歩がこの家を継いでくれ無くても仕方無いとは思ってる。

 只、ここ迄生きて来て、孫の顔をひと目見てから死ねれば、この家がどう成ろうと、もう儂に思い残す事は無い。

 そう思ってたんやが、いざ目の前に歩の顔を見ると、駄目やなぁ、この子が家を継いでくれたらって欲が出て来てしまう。

 けど、気にせんでくれな!

 ほんまに、この家の事は考えんで良い。

 それより、そう長くない爺の為に、たまに顔を見せに来てはくれんか?

 それで、話し相手に成って欲しいんや。

 そんな事で、溝が埋められるなんて思っとらんが、初美と歩の暮らしや今の歩の家族の話とか聞かせて貰いたい。

 勝手な事やと言う事は解っとるが、儂に取って最後と成る家族の話しを聞きたい。」

 そう言う祖父の目から、いつしか涙が流れて居るのを見て、私はどうした物かと考えざるおう得なかった。

 無下に断る事も出来ず、然りとて安易に承諾するには自身にも複雑な感情がある。

 そんな事を考える中、ふと頭の中に母の笑顔が現れると、私はこれ迄に母から実家の話しを聞いた事が無かった事を思い出した。

『母さん、こんな家が実家やったんなら、父さんが死んでから帰って来れば、あんな死に方せんで済んだかも知れんかったやん!?』

 そう心の中で問い掛けるも、私が知る母の心根を思えば、母が生涯実家に帰らなかった事は納得出来る物であった。

 多分、私が思うに、母は父と駆け落ち同然に家を出た事で、退路を断つ為にもこれだけの実家を捨て去ったのだ。

 それ即ち、父に操を立てる事で、父の死後もそれを貫き通し守り切った。

 そうした母を育てた祖父は、母があれ程に自立心があり生活力があるとは思って居なかったのだ。

 そして母は、決して私に実家の事を話す事が無かった。

 更には幼い頃、私が父の事を聞くと、母は事故で亡く成ったと言うだけで、詳細を話す事は決して無く、父がどう言った人かも話す事は無かった。

 そうした事が続くと、私自身もそう言った事に触れるのは躊躇われ、いつしか気を遣い聞く事さえしなく成った。

 そんな事を思い出す内、私はこう言った母の苦労を祖父に話すのも良いかと思う様に成って居た。

「なぁ、歩。

 辛い暮らしをさせてすまんかったなぁ。」

 しみじみと言ったのに、

「そんな事、無かったですよ!

 僕は本当に良い親の元に産れて、心から幸せだったと言えます。

 確かに、節約家だった母のお陰で、周りの友達が持って居る様な、ゲームや不必要な物を買ってくれる事は無かったですけど、それでも他の子達の親以上に、十分過ぎる愛情を注いでくれたのは間違い無いですから。

 それに、それは僕が大学を出られるだけのお金を残す為の節約だったし、そのお金を稼ぐ為に昼夜働いてくれたんです。

 僕は母さんに、そんなに働いて母さんは幸せなんかって聞いた事があるんです。

 そしたら、僕の為にする苦労は苦労とは思わないし、僕の為に働く事が何より母さんにとっての楽しみだと言ったんです。

 そして、将来、僕にお嫁さんが来て、孫が出来た時に面倒でも見させて貰えたら、それが何よりの幸せに成るのよって言って。

 母さんは兎に角、僕の事を最優先に考え、僕を生きる糧として居たんだと思います。

 だけど、その事が母さんを早世させる事に成ってしもた。

 今、篠崎さんとこでお世話に成ってられるのも、社長さん曰く、母さんが公私に渡って献身的に勤めてくれたからで、独りぼっちに成った僕を引取るのが、母さんに対する恩返しなんやって言うてくれはった。

 そんな母さんに、僕は何一つ孝行らしい事をしてあげらんかった。」

 そう話した時、僕は脳裏に浮かんだ母の笑顔を改めて思い出し、心の内で感謝すると同時に詫びるのだった。

「そうか、初美は歩が可愛くて仕方無かったんやなぁ。

 あの子が、そんなに大変やったのに、儂は意地を張って助けて遣る事もせなんだ。

 それだけの愛情を注いで育てた歩が、これだけの好青年に成長したのも頷ける。

 儂みたいに、家や金や面子の事ばかり気にして生きて来たもんの子とは思えんな。

 初美はこの家を出て、ほんまに自分らしく生きられたんやな。

 苦労を苦労と思わんで生きられて、ほんまに羨ましい話しや!」

 そう言った祖父の顔は、何とも言い難い複雑な表情であった。

 それから祖父は、見守らせた者からの報告として、知り得た私の成長過程の話しをし出した。

 その話しに、私は『良くもまぁ、これだけの事を知って居るもんだ!?』と感心しつつ、いつしかそう言った場に祖父も居たかったのでは無いかと思う様に成って居た。

 そうした話しをする内、祖父は枕元の横に置いたサイドボードを開け、中からアルバムを取り出すと表紙を捲った。

 其処には、幼稚園の時であろう運動会で走る私の写真が三枚貼付けてあった。

 それは、記憶にある母が撮った写真とは、全く違った所から撮られた物であった。

「儂が顔を出せば、初美は間違い無く怒っただろうから、こうして見守らせた者に歩の成長を撮らせてたんや。」

 そう言うと、アルバムのページを次から次へ捲って見せてくれた。

 その数々には、私の成長を克明に記録するかの様に、その節々の行事を余す事無く収められてあった。

 そして、その写真の数々と一緒に、必ず母の姿も一緒に撮られてあった。

 このアルバムを見て私は、祖父の母や私に対する愛情と言う物を知った気がした。

 先に、守銭奴の如く自身の事を言っては居たが、心根は情け深く愛情深い人なのではとさえ思えた。

 私達の事を思い、影ながら見守る事が祖父に取っての愛情だったのではと。

 そうした事を思うと、話し相手に成るだけなら、ちょくちょく顔を見せに来ても良いかなと思えた。

 そうした所へ、庭の散策を終えたのか、真由美と晴夏が戻って来た。

「歩兄ちゃん、すっごいお庭遣ったよぉ!

 庭にある色んな木に、雪が積もってて白くて綺麗でね。

 池には、こ~んな大っきい鯉が、た~くさん泳いでててねぇ。

 春に成ったら、庭の桜が咲いてすっごく綺麗なんだって。

 歩君。春に成ったら、又来よ~よぉ!」

 楽しそうに話す晴夏を見て、

「真由美さん、晴夏。

 此れから、ちょくちょく遊びに来ようか?」

 言った私に、真由美と晴夏は、

「ほんと!

 遊びに来て良いの!?」

 と晴夏は喜び、真由美が頷くのへ、祖父は驚きの表情を見せた後、

「歩、ほんとに良いのか?

 ありがとう。」

 と、嬉しそうな顔を浮かべ涙を流した。

 祖父との遣り取りを見て居た真由美は、何か安堵した様な表情を浮かべ、

「良かったわね。」

 小声で囁いたのへ、私は頷きで答えた。

 そうした初見を終え帰ろうとした所、祖父と古暮から泊まって行く様に勧められた。

 しかし、端から祖父とは険悪に成る事はあっても、打ち解ける事は無いと思って居たから、当初から日帰りで来る事を考えて居た私達は、宿泊の準備をして来なかったからと断ったが、既に客用の部屋に用意してあるから問題無いと勧められ、晴夏が疲れから寝てしまった事もあり好意に甘える事にした。

 余りに広い屋敷なだけに、泊まる部屋は幾らでもあるだろうが、古暮に案内された部屋は庭に面した、何処ぞの老舗旅館かと見紛う程に立派な部屋であった。

 部屋へ入ると正面に、雪見障子の向こうに閉ざされた雨戸が見え、右側奥の角には代々受継がれて来たのであろう飾り棚、その向い側の角にはテレビが置かれ、右を向けば部屋隅には二枚折りの衣紋掛けと鏡台が並び、部屋の中央には既に布団が三組敷かれて居た。

 その、それぞれの枕元には、浴衣と丹前が置かれ準備万端と言った様相であった。

 そうした部屋の両側は襖で仕切られ、私は

こうした部屋が横へと何室か連なって居るのだろうと想像した。

 私は、抱き抱えていた晴夏を、真ん中に敷かれた布団へ寝かせると、緊張から解き放たれた事もあり布団の上へ寝そべると、そのままウトウトと知らぬ間に寝入ってしまった。

「歩、歩。」

 遠くに呼ぶ声を聞き、私は気が付くとさっき迄居た祖父の座敷に寝て居た。

『!?

 あれ、お爺さんは?』

 介護ベッドに寝て居た祖父がベッドごと居ない事に違和感を覚えつつ、私を呼び起こした声の主を探すべく辺りを見廻した。

 と、背後と成る枕元に、以前と同じ様に凜とした姿の母が座って居た。

 思わず、その姿にハッとし、これは前と同じ夢枕なのだと認識すると、

「母さん。」

 と、声を掛けた。

「遂に、ここへ来る事に成ったわね。

 御免ね、この家の事を話さなくて。

 歩にも言いたい事はあるだろうけど、母さんにも思う所があったのよ。」

 そう言った母に、

「ほんまやで、母さん!

 こんな立派な家の出遣ったら、母さんもあんな苦労せんで済んだし、あんな急に死ぬ事も無かったんちゃうんか!?」

 今だ母の死が悔やまれる私は、母を責める様な物言いに成った事に、些か堪れ無さを感じはした物の、正直な想いとして伝えた。

「そうねぇ、歩がそう思うのも仕方無いわよねぇ。

 でもね、母さんはこの家を出て、幸せを掴む事が出来たの。

 お父さんと二人、お金は無かったけど、毎日が楽しくて幸せで充実してて、その上、歩が産れて来てくれて生甲斐も出来て。

 今だから言うけど、ほんとはお爺ちゃんが嫌いとかじゃ無かったけど、この家の一族と関わる事が本当に嫌だったの!

 業突く張りって言葉が、これ程に当て嵌まる親戚って居ないと思わせる程のね!

 母さんは、小さい頃から、そんな人達を見て来たから、出来るだけ早い内にこの家を出たいと思ってた所に、お爺ちゃんと大喧嘩したのが切掛と成って家を出る事が出来たの。

 そんな事だから、お爺ちゃんが嫌いとかじゃ無く、親戚と関わり合いを持ちたく無いから帰らなかったのよ。

 小さい時に、お婆ちゃんが亡くなってからも、お爺ちゃんと叔父さん、母さんのお兄さんね。は、兎に角優しかったの。

 そんな叔父さんとは、母さんが家を出てからも連絡は取り合ってたの。

 その時、叔父さんは、お金や生活の心配をしてくれて、何かあればいつでも連絡して来いって言ってくれてたから、母さんがその気になればお金に苦労する事は無かったのよ。

 けどね、そんな一族の中に叔父さん独り残す事に成ったから、母さんは後ろめたさから叔父さんに甘えられ無かったの。

 でも、そんな叔父さんも亡くなったって言うじゃない!?

 それも、一家揃って交通事故でって!

 そうすると、この家はこの先どう成るんだろうって思ってたら、古暮さんがあなたの元へ向かったじゃ無い!

 母さん、その様子がとても不安に成って気が気じゃ無くてね!

 で、あなたと話しに来たのよ!

 あなたに、この家を継いで欲しいって言えば、あの吐き気がする親戚一同とあなたを、立ち向かわせなければ成らないじゃ無い。

 私は叔父さんが居たから、この家の事を考えずに家を出られたけど、その叔父さんも死んでしまったら、やっぱりこの家がどう成ってしまうのか心配に成ってね!

 それに、家を継ぐのは、結局血が繋がった歩だけに成ってしまうじゃない。

 歩、母さんはあなたに、ずっとこの家の事を話さない事で、この家の事を嫌ってる様に見せて来たけど、本当はこの家が大好きだから、業突く張りな親戚から守って欲しいの。

 あの人達の物に成れば、この家は何もかも跡形も無く無くなってしまう。

 この家の、私達の思いで迄も。

 母さんが勝手な事を言ってるのは解ってるけど、お爺ちゃんが継いで欲しいって言ったら、受けてあげて欲しいの。

 安心させてあげて欲しいの!

 それを言いたくて来たの。」

 そう言った母に、

「そっちに叔父さんは居らんの?

 母さんが嫌いな、その親戚の対処の仕方を叔父さんに聞く事は出来ん?」

 聞いたのに、母は「まだ会えないの!」とだけ言い、祖父と良く相談して対処する様にと付け加えると、前と同じ様に煙に包まれながら姿を消した。

 そうして目を覚ました私は、どれ程うたた寝をして居たのかと、部屋に掛かる時計へ目を遣ると、時計の針は十五分程しか経過して居なかった。

 いつの間にか寝巻に着替え、横で寝息を立て寝入る晴夏へ布団を掛け直すと、私は室内に真由美の姿を求めたが、彼女の姿は部屋の中に在らず、代わりに枕元へ、

「古暮さんからお風呂を勧められたので、先に頂いて来ます。」

 と書かれたメモ書が一枚残されて居た。

 私は、晴夏を残して行く訳に行かず、彼女が戻って来るのを待つ事にし、テレビのリモコンを手に取るとスイッチを入れた。

 点いたテレビでは、ニュース番組が流れて居たが、私はその内容を見入る事無く、夢枕に立った母の言葉を思い出し、母や祖父が嫌う親類縁者とはどんな人達なのかと考えた。

 しかし、会った事も無い者の事をあれこれ推し量っても、当然の如く答えが出る訳も無かったが、それでも母から託された家を守る為にも、心構えはしておいた方が良いだろうと旨の内に思った。

『業突く張りって、欲深いって事遣ろう!?』

 思うと、此れから相対する強突く張り、即ち強欲な親類縁者がどれ程の物か、そうした事に思いを巡らすと憂鬱に成るのだった。

 そして、その強欲な親類縁者と相対する日は意外と早くに遣って来た。

 初めて祖父と対面してから二週間後、私達一家三人、否、お腹の子を加えれば四人。

 祖父の希望により、再び鉄路で三時間を掛け祖父の家へと向かった。

 処が其処には、既に何とも言い様の無い賊心みなぎる十数人の者達が、嫌な気を撒き散らしながら蠢いて居るのだった。

長らく読んで下さって、有難う御座います。

いよいよ、次回で最終と成ります。

歩一家が、この先どうなるのか?

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