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ただいま、僕の帰る場所  作者: 西邑亮多郎
一節 母の想いと子の夢
26/31

二十六話『新たな門出』

夫婦に成った歩と真由美。

新婚だと言う二人に、社長夫妻は別に住む事を提案するが・・・

更に社長は、歩にも会社を引き継いで欲しいとも打診する。

この先、二人の暮らしは!?

 結婚式を終え社殿から出た私達は、披露宴会場と成る寿司幸へ向かうべく、控え室に戻るとそれぞれの荷物を纏め持ち出すと、次々に寿司幸へ向かうべく建物を出た。

 この日の主役とも言うべき私達は、和装から洋装へと衣装替えを行うべく着替えに取り掛かった。

 私は、紋付き袴からタキシードへ、そして彼女は白無垢からウエディングドレスに見立てた、真っ白なフォーマルワンピースへと着替えた。

 実の所、私は彼女にウエディングドレスを着せたかったが、披露宴会場が寿司屋の二階にある宴会場に成った事から、椅子では無く座しての宴会に成ると考えた彼女が、ならば動きやすい洋服の方が良いと決めたのだ。

 私がウエディングドレスに拘るのを、

「母からの白無垢で挙式出来たのは、私に取って夢だったしこの上ない幸せなの。

 それにこのドレス、社長さんと奥さんが良かれと思って用意してくだすったのよ。

 ありがたく思わなきゃ、バチが当たるってもんよ!

 それに私、もう十分過ぎる程幸せ!」

 そう、彼女は私を納得させようとし、私は最終的に彼女の言葉に折れる形と成った。

 式場の岩木神社から、披露宴会場と成る寿司幸迄は徒歩十分程と近く、鳥居を潜り商店街へ出れば残り七分程の距離である。

 私と彼女、介添えをしてくれた奥さんにお義母さん、そして子供達で商店街へ出ると、其処には平日ではあるがそれなりに買い物客が居り、目ざとく私達を見咎めた人達の中には、私達の様子を見て直ぐに結婚式だと気付く人も居り、

「おめでとう御座います。

 御幸せに。」

 等と、祝福の言葉を掛けてくれる。

 それに、お礼を述べながら先へ進む私達の後ろから、

「綺麗な花嫁さんねぇ。」

 等と声が聞こえ、私は再び奥さんと成る彼女を誇らしく思うのだった。

 そうして会場と成る寿司幸へ来ると、

(本日、貸し切り)

 と言う札が掛かっており、表扉を開け中へ入ると、カウンターの中では夫婦らしき男女が忙しそうに働いて居る。

 扉を開けた音に気付き、顔を上げた二人は手を止め、初めて来た私達を見るや、

「いらっしゃいませ。

 皆さん御待ちですよ。

 ささっ、お二階へどうぞ。」

 奥さんであろう女性がカウンターから出て来ると、二階へと向かう階段へ導き先に上がって行ったのへ、跡に付き私達が二階へ上がると、祝いの食事が乗った膳が整然と並べられた大広間に、社長さんと時街君をはじめ社員達と、披露宴の招待客がずらりと並んで私達が来るのを待って居た。

「おぉ、主役の御到着や!」

 誰が言ったのか解らないが、その声に皆が一斉にこちらを向くと、口々に祝辞の言葉を私達に向け投げて来るのへ、私達は礼を返しながら主役の座と成る上座へ着座した。

 すると、それを待ってたかの様に、大将とおかみさんがそれぞれ、見るからに豪勢な刺身の舟盛りを、

「これは、うちからの祝いです。

 どうぞ、召し上がって下さい。」

 と、差し入れてくれた。

 私達は礼を言うと、有り難く頂く事にし座敷の中央に置いて貰った。

 大凡の招待客は私達それぞれの境遇を知って居る人達だった事から、一般で行われる様な披露宴とは違い、

「おっ、主役の御登場や。

 ほら皆、席に着いて。

 披露宴始めるで。」

 司会者が居ない代わりに、社長さんのぶっきらぼうな掛け声が響き、すかさず、

「えぇーこの度は、」

 と社長さんの挨拶が始まり、社長さんの乾杯の音頭で宴は始まった。

 身内だけと言って良い披露宴は、それは和やかで笑いと涙に溢れる物であった。

 一般的に行われるケーキ入刀も、様々な魚介が乗ったちらし寿司に変わり、それを皆で分けて食べると言う風変わりな物で、披露宴というよりは、宴会と言った感が否めない物であったが、彼女がお母さんへの手紙を朗読した時には、参列者は勿論、横に居る私迄もが涙する物であった。

 そうして、私が親代わりと成る社長さん御夫妻、彼女がお養母さんへ花束を贈ると、

「初美さんに、歩の晴れ姿を見せてあげたかったなぁ。」

 ポツリと言った社長さんの言葉に、突然奥さんは大粒の涙を流し、それに釣られる様に私も母の面影を思い出し涙した。

 式の最後と成り、私と彼女は招待客の皆さんへお礼を伝え、披露宴はお開きと成った。

 帰える招待客を見送ると、夜の仕度に取り掛かって居た寿司屋の御夫婦へ、心のこもった披露宴のお礼を伝えながら、

「又、お礼がてら寄らして貰うわな。」

 ほろ酔いと言った風の社長さんが言ったのへ、私と彼女もお礼の気持ちを伝えつつ深く御辞儀をした。

 家に着くと、

「着替えて、晴夏を寝かし付けたら、話しがあるから降りて来て頂戴。

 強もよ。」

 奥さんが言ったのに、既に寝入って居た晴夏を布団に寝かせ、着替えると私達は階下へと降りて行った。

 既に、強君は食卓に座って居たので、私達も何事かと思いつつ席に着いた。

「まぁ、呑むか?」

 無事、一大イベントを終えた安堵感から、御夫妻は晩酌の用意を整え盃を傾けて居た。

 流石に未成年の強君は、グラスに入ったお茶を飲んでいたが、私達が席に着くと社長さんは私達にビールを注ぎ、

「結婚式も無事終わった事やし、一度歩とはゆっくり呑みたいと思うとったんや。

 此れから先、今日みたいに皆が集まる事も中々無いから、皆と話しをするにも丁度良い機会やと思うて、強共々これからの事も含めて話しさせて貰おうと思ったんや。」

 こう切り出すと、社長さんは、

「歩、真由美さん。

 今日はほんまにおめでとう。

 改めて、乾杯!」

 社長さんの音頭で盃を上げると、

「歩、これでお前も一端の男ちゅう事や。

 此れからは、一家の主として真由美さんと晴夏を守って行かなアカン。

 これ迄、苦労して来た分、幸せな家庭を築いて行くんやぞ。

 それでな、この期に儂から二人に話しをしときたいって思うとる。

 歩、実はな。

 強がこの間、儂らに大学の寮へ入りたいって言うて来たんや。

 ラグビーに集中するのに、今はそれが一番良いって言うてな。

 で、儂らは強が決めた事なら応援するって賛成したんやけど、その時かみさんが、歩も結婚した事やから、親子三人水入らずで暮らさせてあげたらって言いよった。

 儂もかみさんの言葉聞いて、正直強も出て行った上に歩ら迄居らん様に成るのは寂しいけど、新婚なんやからそれが当たり前かも知れんって思うたんや。

 どうや、別んとこで住むか?」

 唐突に言われたが、私にしてみれば余りに突然の事で驚く事しか出来無かった。

 その上、端から家を出て行く事など、これっぽっちも考えて居なかった。

 そうした事を思う中、

「このまま、ここで暮らすのは駄目なんでしょうか?」

 彼女が口を開いた。

 これに御夫妻は、駄目と言ってる訳では無いが、共に暮らす事でのびのびとした暮らしが出来ず、息苦しさを覚えて暮らすのが気の毒だと言ったのへ、

「歩君の気持ちも一緒だと思いますが、そんな事これっぽっちも思った事はありません。

 私は、こんな幸せな暮らしをさせて頂いて感謝こそすれ、煩わしい思い等した事は一度だってありません。

 寧ろ、御二人が気兼ねなく話して下さるのが嬉しい位です。

 ですから、このまま一緒に暮らさせて貰いたいです。

 晴夏も、この家を出て行く事なんて思って居ませんし。

 ねっ、そうよね、歩君!?」

 言われ、私も同感だと答えた。

 これに、強君迄が私達の思いを聞いて礼を言ってくれた。

「親父、お袋。

 これで俺も安心や!

 こないだ親父らが、そんな話ししとったから、兄ちゃんらが出て行った後の事を考えたら、やっぱ俺は残った方が良かったんちゃうかなって、後悔したかも知れんけど、兄ちゃんらが居ってくれるんやったら、気兼ねなく俺の我儘通させて貰う事が出来る。

 ほんま、二人には感謝します。」

 と、頭を垂れてくれるのだった。

 それからは、此れからの暮らしや会社の事を話し合ったが、

「社長さん、奥さん、強君。

 一つだけお願いしたい事があります。」

 宴もそろそろと成った頃合いを見計らい、私は篠崎家の三人へ向い口を開いた。

 これに三人は、何事と私へ顔を向けた。

「僕は、このまま工務店の仕事をして行きますが、社長さんが言って下さる跡継ぎとしての役目は負うつもりはありません。

 あく迄、僕は強君へ引き継ぐ迄の中継ぎだと思ってます。

 強君が戻って来たら、僕は直ぐにでも引く事は理解しておいて欲しいんです。

 そう成った時、僕は強君を支えて行く立場でありたいんです。」

 そう言ったのへ、他の社員が血も繋がって無いのに跡取りとは可笑しい等と言われてる事が原因かと聞かれたが、そう言う事は一切気にして無く、工務店で働く事を決意したのも、唯々御夫妻に受けた恩を返したかったからだと答えた。

 すると御夫妻は、恩を返すと言うなら既に十分過ぎる程返して貰ってる!

 だから、そんな事を考え無くて良いから、自分達が幸せに成る事を一番に考えなさいと言ってくれた。

 これを聞いて居た強君も、将来的にどう成るかは解ら無いけれど、その時は良く話して決めれば良いと言葉を重ねてくれた。

「さっ、明日から新婚旅行や!

 もう寝たらどうや!?」

 社長さんの言葉で宴は終わった。

 それから一月後。

 私は無事、専門学校に受かる事が出来、翌年の四月から夜間部に通う事に成った。

 仕事を終えてから、夜間部での授業は眠気との戦いと言って良かったが、それでも毎日どうにか通う事が出来、二年後無事に卒業する事が出来た。

『これで、受験資格は出来た。』

 旨に思うと、実務経験だけでは七年掛かる所を、学校に通った事で五年短縮する事が出来た事に一先ず安心し、翌月に控えた二級建築士と、年内に行われる建築大工技能士の試験に思いを馳せた。

 この頃には、現場に於いても私は天谷さんの手を離れ、個人で任された仕事をこなせる様に成っており、夜には天谷さんや田中さんに習い、実践を兼ねた製図作業をする迄に成って居た。

 そうした事は、戸田さんや江島君に、更なる嫉妬の気持ちを増幅させる事に成った。

 そうした中、大学でラグビーに打込んでいた強君が、夏合宿中に怪我を負ってしまい、専門医から頸椎捻挫との診断を受けた。

 強君は入院を余儀なくされ、思いの外怪我の治りが遅く、結局入院は師走迄伸びる事と成ってしまった。

 漸く強君が退院した十二月。

 私は二級建築士の試験に合格し、年が明け三月には建築大工技能士にも合格した。

 この事は、御夫妻を安心させ喜ばす事に成ったが、それとは逆に戸田と江島は私に水を空けられたと思ったのか、以前にも増して私を目の敵にする様に成る。

 彼等が私を嫌うのは、そう言う事が原因だと思って居たが、戸田に関してはどうやらそれだけでは無いのだと、最近事ある毎に感じる様に成って居た。

 その原因が何かと問われれば、その時の私には一切心当たりに成る事が無かった。

 しかし、この頃の私は以前の様に、彼等と打ち解けようとする事を敢えてし無かった。

 それは、唯々面倒臭いのと、心底気分が悪く成るからで、今から思えば、もう少し我慢強く接する事をすれば良かったかも知れなかった。

 後々、そんな事を思ったりもしたが、この頃の私には無理な話であった。

 何故なら、現場で施工ミス等が起ると、真っ先に私が原因だと、表裏構わず江島君共々悪態を吐くのを知って居たからである。

 ならば、元々採用するかどうかと言う様な人材だった事から、辞めさせれば良いのではと思われるかも知れないが、いざ蓋を開ければ技術は概ね習得して居り、十分に戦力と成りうる人材であった。

 只、人格的に難があり、事ある毎に私は元より他の人とも軋轢を生む。

 戸田が唯一、仲良くしたのは、私と同年代の江島君位であり、彼を子分の様に手懐けそそのかすのであった。

 そんな事だから、現場でも事務所に於いても、私と戸田が話す事は全く無いと言って良く、それを察した社長さんは頭を悩ましながら社員を二班に分けた。

 それでも、会社一丸と成って施工に当たる事もあり、この頃には私もお客と直に折衝する事も多く、ある公共施設の工事をうちが受注する事に成り、工事は順調に進むかに見えたが、どうした事か私の施工図が間違って居たせいで、一部躯体を取り壊し遣り直さねば成らなく成ってしまった。

 原因を調べる為、下請けの職人が手にする施工図を見た時、私が描いた物が数カ所変って居る事に気付いた。

 身に覚えの無い図面の変更に、私は直ぐ様戸田の顔が脳裏に浮かんだが、如何せん彼が描き直した証拠などある筈も無い。

 この事は社内で問題と成り、私は皆の前で社長から大いに叱責される事と成った。

 これに、戸田はほくそ笑んで居たが、

「社長、ちょっと良いですか!?」

 岸本さんの言葉で事態は一変する。

 社員一同が介した中で、普段物静かな岸本さんが口を開いた事で、社員皆が驚き場が自ずと緊張に包まれた。

「私はこの会社に入ってから、良い会社に入って良かったと思うてます。

 働き易い環境に、皆さんとっても良い方達ばかりで、その上、私がチョンガーだと言えば、奥さんや若奥さんが食事や洗濯迄面倒見て下さる。

 仕事にしても、私がお世話に成った親方んとこより、大きな仕事も手掛けてるから遣り甲斐もあります。

 ですけど、今日のは如何なものかと!

 正直、会社にとって余計なお金が出て行く事に成りますし、社内に於いても不協和音が生じる事に成ります。

 社長は、歩君を責めますが、原因は歩君だけじゃ無いのも解りますよね!?」

 そこ迄言うと、岸本さんは並んで座る戸田と江島へ目を遣り、

「はっきり言うけど、君らの事やで!

 人やから、好き嫌いがあるのは仕方無いけど、歩君の事が気に入らへんからって、会社の仕事に支障が出る様な事をするんはどうかと思うわ!

 儂から見ても、歩君はよう遣ってると思うし、君らが嫌う理由が解らんのや!?

 まぁ、考えられるんは、嫉妬かほんまの子で無い歩君が、工務店の跡取りってのが気にいらんの遣ろうけど。

 けどなぁ、儂が社長から聞いたんは、実の子の強君が跡を継ぐ時に、自分は社長職を譲る前提で力に成れる様にって、建築士や大工技能士の資格を取る為、実費で学校に通ったって事なんや。

 何で、そんな事をするんか解るか?」

 聞かれて黙ったままの二人に岸本さんは、私の母と社長夫妻の関係や、孤児と成った私を引取り育ててくれた事を話し、その恩に報いる為に役立つべく頑張ってるんだと話してくれた。

 そして最後に、やっかみや嫉妬みたいな物の為に、人を貶める様な事をするのは、端か自分が劣ってると思うからで、最初から競いもせずに負けを認めてると言う事。

 何もしない内から勝負を投げるなら、ちゃんと協力して作業に当たれば、自身も成長し周りの評価も上がり、自分自身嫌な思いをしなくて済む上、こんな小言を言われなくても済んだのだと。

 彼等に一頻り言った岸本さんは、徐に私の方へ顔を向けると、今度は私に向い、

「歩君にも問題はあるんやで!」

 突然、言って来た。

 私が、何事かと身構えると、

「幾ら、社長の息子さんが継ぐ迄の繋ぎや言うても、社員に遠慮して叱れんようじゃアカン!

 歩君自身、社長から跡取りやって宣言されとらんからってのもあるかも知れんけど、ここ迄来たら儂らや取引先の人も、歩君が跡取りやっちゅう認識で居るんやから、実子じゃ無いからって引いてる様じゃ、こんな事に成ってしもうてもしゃーないがな。

 資格も取って、内外的にも跡継ぎって認識されとるのに、当の本人がそんな事じゃ頼りのうてアカン!

 幾ら繋ぎやから言うても、その間はしっかり役目を果たさんと、会社がアカン様に成ってまうんやで!

 そんな事に成ったら、働いてるもんは路頭に迷う事に成ってまうんや。

 そう言う責任があるんやから、キツい言い方するけど、しっかりして貰わんと困る!」

 そう言われ私は、確かに何処かしら皆に対し遠慮して来た事が思い出された。

 こうして、私達の蟠りが生んだ施工ミスを解決するべく始まった話し合いは、

「そう言う事やったんかいな!?

 なら、自分らは、何処から給料が出とるか解るよなぁ!

 勿論、会社からやけど、その会社が今回みたいな施工ミスや失敗で、遣り直しやら弁償なんかしてたら、幾ら金があっても足らん様に成るんは解るよな。

 そんなんが続いたら、会社は潰れてまうんや!

 君らに、給料を払う事が出来ん様に成ってまうんやぞ!

 やからハッキリ言うけど、人を妬む前に自分の技量を上げて自分の価値を上げんかい!

 人の事を羨んでる暇があったら、自分の立場を上げる様にして行かんかい!

 そしたら、気が付いた時には、そんな事に拘ってたのが馬鹿らしく思えるからな。

 で今回は、遣ってもたもんはしょうが無いさけぇ、急いで遣り直す事にするから皆頼むで!」

 言った社長さんの言葉で話しは終わった。

私がこれ迄見聞きして来た、戦後の日本に於ける、日本人像と言う物をヒントに書き進んで来ました。

昨今、希薄な関係性と成った感が否めない事が寂しく、こんな拙い小説でも心が温かく成ればと思って居ます。

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