アバルデブゥ
アバルデブゥ
ドラゴン!
「がおぉ!!!!!!!!」
蛇!
「シャーーーーー!!!!」
合わさったら?
「ガシャーーーー!!!!」
あ、でも元々ドラゴンは蛇とか色々な動物が混ざってできたものなんだったっけ。
ー
光を見よ。
天を見よ。
黄金たる戦士を見よ!
それはとてもとても美しく、汝らを救ってくださるだろう!
さぁ、祈れ!さぁ、嘆け!さぁ、絶望しな❗️・・・ん?
ーーー
あー、そうそう、そういえばこんな話があったね
あるところ、1匹のドラゴンがいたそうな。
あ、でも、そのドラゴン何か特別強いとか、そういう訳じゃなく、ごく普通の種で、なんならその中でもかなり弱い方の個体。
されども、ドラゴンには変わりないからと、他の魔物はドラゴンを慕っていたそう。
ある時だ。それはやってきた。
な、なんだあれ。
それは白く、神々しい。
大きな翼を持ち、不気味な笑顔で俺を見つめる。
それは天使だ。いや、天使みたいな存在。
存在が歪なのに、とても安心感を与える存在。
パッ!
目の前に瞬間移動してきた。
それに対し、私は反射で天使の頭をぶん殴った。
天使は吹っ飛んだ。
それと同時に、ドラゴンの頭、つまり俺の頭も吹っ飛んだ。
「即死、、、ですか?」
ここは病室の一角。
「ん〜あぁ〜そーですねぇ。やはり、頭が吹っ飛ぶような大怪我になってくると、即死は免れ無いものとなってきますかね。」
先生はメガネをクイクイとさせながらそう言った。
ん?
あれ?これ走馬灯?
カチャ。
その時、世界は動いた。
たった一つの小さな針が少しだけ。
しかし、それは動いたことには変わりえない。
つまり、あの天使はいらぬ存在なのだ。
俺は元通り。そして、天使は空間に喰われていった。
「かわいそ〜」
ガチャ。
もっかい、世界は動いた。
これは大きな針だ。
「世界が、変化するぞ。」
天から夥しい量の天使がやってきた。
その天使たちによって何度も何度も何度も何度も❗️
私の頭は飛ばされていった。
その度に小さな針は動く、世界が小さなズレを戻すために。
そして、その時は現れた、なんの予兆もなく。
僕の頭が地に堕ちたのだ。
針は動かない。
これが本来の死に様なのか?
ーーー時系列はかなり前へと遡るーーー
俺が授業中、窓の外の体育をしている女を見ている時。
「卍_X✝︎アバルデブゥ✝︎X_卍」
なんと忌々しくて、なんともかっこいい単語なのだろうか⁉️
俺は目をキラキラと輝かせながら、アバルデブゥと聞こえた方を向いた。
「アバアバあばぁば」
奇妙な生物が転がっていた。
当然!今この状況は謎めいている。
この生物はそうでもない、いやめっちゃ変だが、それよりも、この教室にこの生物に反応したものが俺しかいないことの方が俺としては謎めいていると思うし、かっこいいとも思う。
ファッと、俺は少々の風に靡かれながら、上を見て、ポーズを決めた。
「お、、、俺にしか、、見えて、、、ない⁉️」
「アバアバ。」
教室中の視線が俺の方向へ向いた。
俺の表情は急速にかっこいい表情から虚しく、慎ましい、悲観した表情となってしまった。
俺はその後、その生物と接さずにとぼとぼと、帰ることになる。
あの生物は何だったのか、謎の言葉はいったい何だったのか?
もし、こいつがここで謎の生物と触れていたら全て解決したであろう。
でも、こいつ、この生物を忘れ、家に帰って、自問自答が始まっていた。
アバアバ。ウケルネ。 ん、そうだね、アバルデブゥ。
現在時刻4:09 朝
なんで俺、こんな時間に起きてんだろ。ま、いっか!ゲームしよ〜
「アンデーモンさん、そろそろ自分落ちていいですか?」え、まじ?
「アルハガルバさん、まだまだ行けますって。」
「えー、でも自分、明日学校なんですよ〜、アンデーモンさんと違うんですよ?」
俺も、、学校、、、。
「徹夜しましょうって。」
「すいません、ガチ目にキツいんで落ちさせていただきます。」
「え〜」
「今回はアンデーモンさんと出来て楽しかったです。ありがとうございました。」あ〜↓
「ばいばーい」
「また、遊びましょうね。」
「おう。」
アルハガルバが居なくなった。
はぁ、どうしよっかな〜
「あ、シュレスカル居んじゃん。」
「シュレスカルさん、今からやりません?」
「あ、アンデーモンさん、すいません、今から落ちるところで、、、」ファー↑
「あ、おやすみなさい」
「おやすみなさいですー。」
シュレスカルが居なくなった。
はぁ。
アンデーモンが居なくなった。
「4時から寝てももう遅いだろうに。。。」
そう言って、僕は冷蔵庫に入っている牛乳を取りだした。
キュウッ
牛乳の蓋を開ける。
その牛乳はパックの牛乳では無い。瓶に詰めた、俺が最も好きなタイプの牛乳である。
そんな特別な牛乳を風呂上がりではなく、早朝に馬鹿みたいに飲む。
「おいし〜」
俺ニッコニコ。
朝、学校に行った。
しかし、なんだか教室中の生徒たちが騒がしい
「はーい」
死、すなわち、生命の終わり。
生きるものは、死んだものに生を感じれなくなる。
だから、悲しむ。そんな事考えても、正直、きついだけなんよな。
生徒たちが騒がしい理由は簡単だ。
この学校がテロリストに支配されたからだ。
「あぁ!なんてこった!」
「これじゃあ、生きて帰れるかすらも分からない!」
俺は静かに隅っこで体操座りをした。
すると、テロリストが来て体育館に来るよう、伝えられた。
体育館には全校生徒が集まってるぽい。
「俺には、、やることが、ある。」
俺は体育館に行かずに隠れた。
体育館の裏側に行って、テロリストを殺す機会を窺う。
「今だ〜!」
俺はテロリストの体を貫いた。
何人も。何人も。
「あれ?」
テロリストが消えていく。
というか生徒も消えていく。
「幻影?」
「くっ!敵の攻撃か!」
俺は黒い黒い場所で、戦い続けた。
そうだよな。わかってんだ。俺が何をしたって、彼らが何も反応しないってことぐらい。
ーーー
うーん、続き書くのめんどいからええわ。
「え〜これから面白くなっていくところじゃないの?」
もう、主人公視点で動くところがないからね〜
「え、テロリスト殺そうよ。」
あ〜、そもそもテロリストに占拠されてない設定だからねぇ。
「まじ?」
ん。
「じゃあなんで生徒は体育館に行ったの?」
それは主人公が死んだことによる、全校集会。
「主人公死亡。」
まぁ、自殺。だろうね。
精神病んでたし、多分クラスの生徒たちがいじめてたんだろうね。
でも。学校に行き続けてたってことは根は真面目なんじゃない?
最初っからアバルデブゥっていう妖怪が見えてたから、もうその時点で生死をさまよってそう。
かなし〜
良い奴なのにな。自殺するなんて持ったいねぇ。
頑張れよ。もし、見てる奴がいたら、俺が代わりに言ってやる。
「お前の行動は正しい」ってな。
あと、、、うーんなんかな。
彼の友達について話そうかな。
彼の友達、例えばA君としようか。
A君は昔に亡くなった。
彼を守りたかったのだろうか?でもこれだけは分かる。A君の行動は確実に彼を死へと向かわせた。
A君は良い奴だ。彼も良い奴だ。ただ、いじめたヤツらも結局は良い奴だ。
なぜ、彼はA君に心を開くことが出来たのだろうか?
それは彼にとって、A君が良い奴だからだ。
いじめたヤツらってさ、いじめの自覚あったんだろうか?
そのいじめたヤツらにも友達はいる。
じゃあ、そのいじめたヤツらも誰かにとっては良い奴だ。
人を良く観察してごらん?割と良いヤツらだから。
ーーー
おわり。
すなわちそれは始まり。
だからこそ、私は終わらなかったからまだ何も始まっていないのだ。
ドラゴン。
ガオーーー
蛇。
シャーーー
合わせたら?
ガシャーーー
そんな生きてるかどうか曖昧な大きな大きなこわーいドラゴンと、
生きているだろうけど、毒(麻薬)が体内に巡ってて、何も考えられないような
どうしようもない、2人があわさったところで、それは
そのふたつのかっこよさが足されたような、かっこいい音では断じてないのである。
できるのは貧弱な存在である。
それを理解しなければ、合わさった、本物のドラゴンに確実に殺されてしまうだろう。
終わり。
お疲れ様でした。
説教臭い小説になって申し訳ないです。