銀細工とセレナーデ

遠い未来。
皇国は「音楽」を用いて、戦争を行っていた。
音楽の操り手である「奏者」の少女、小夜子は、兵士「レイ」とともに暮らしている。

自身の音楽がレイを戦場に向かわせることに、小夜子は苦悩するが、戦火は容赦なく。
二人を追い詰めていく。そして、関係性が変化していく。

舞台は、春を間近に控えた冬。理不尽な運命を目の当たりにしながら。
小夜子は、レイは、互いの仕事の意味を、生きる意味を、見つけることが出来るのか。

空戦、音楽、そしてひと冬の恋の物語。

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