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短編集  作者: 74
星泥棒
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星泥棒

明け方に、ひっそり届いたメッセージ。


怪盗紳士の予告状。


名門貴族の桜川、

星を返せと書いてある。

星とは何か、皆、騒ぐ。

夫人の宝石狙いだと。


晩餐会に身に付ける、

豪華なティアラが狙いだと。



新聞、テレビは、大騒ぎ。

警察、警官、取り巻いて、名探偵も登場だ。



晩餐会は、にぎやかに、

舞踏会は、はなやかに、

怪盗紳士の登場を、

漂う不安、宴は進む。




果たして、登場、

ティアラの姫。


隣を守る婚約者。


しかし、怪盗現れず、

名探偵も姿なし。




屋敷の2階で、老夫人、

月の明かりに立つ男。


彼こそ、まさに星泥棒。

夫人のブローチ、手にいれる。



そうは、させるか、泥棒め!


窓から登場、名探偵。


怪盗紳士と戦うが、

夫人に邪魔され取り逃がす。



転ぶ探偵、

謝る夫人。


意外な真実、明かされる。


夫人の旦那は探検家。

あのブローチの正体は、

盗掘された、王の護符。

リビアン・グラスの古代神。


2900万年も、昔に砂漠に落ちてきた、

流れ星で作られた、

王家を守る古代神。


本当は、こちらが星泥棒。

夫人の告白悲しげに、

名探偵の心打つ。


終わる因縁、

結婚式。


ティアラの姫が花嫁に。

意気揚々と探偵も、

次の事件に動き出す。


今回、難しかったです。

何度か、書き直しました。

締め切りも近いので、とにかく、今から100年前、発掘されたツタンカーメンをモデルのお話を作りました。

ツタンカーメン装飾品は、隕石、つまり、流れ星と縁のあるものがあるんですよ。

リビアン グラスのスカラベの護符と、隕鉄の短剣は有名ですよね。

ちなみに、厳密に言うと、リビアングラスは、隕石ではありません。

隕石の落下のエネルギーで溶けた、砂漠の砂がガラス化したものなのだそうです。


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