メルシィ編 1
メルシィ編です。
特に見なくても主人公の方には関係ないかもしれませんがあの時メルシィはどう思っていたのか、などが
分かるかもしれません
15歳の誕生日。私は才能ポイントを手に入れる。
自分の才能なんてたかが知れている。
普通、才能ポイントは親のポイントを足して2で割るくらいが子のポイントとされている。平民の才能ポイントは平均50前後。たまに70近い人もいるがその人が50ポイントの人と結婚し、子供を産めば60前後の子供が生まれるだろう。
そして私の親は、父39、母40と平均よりもかなり少ない。よって私の才能ポイントも約40前後というあたりだろう。
子供の頃から夢見てきた冒険者は親のポイントを聞いた時潰えた。
今は親の家業を継げるレベルのポイントが貰えればいい。
貴族から屑が生まれないように、屑から貴族は生まれない。そう思っていた。
「メルシィさんのポイントは○○○です」
よく聞こえなかった。でも最初に9と聞こえたので90はある。平民にしてはとても高い。これで家業は継げる。そう思いながら次の子のポイントを聞いて愕然とした。
「プライア様のポイントは9999です」
貴族といえど頭のおかしい数字だった。英雄と言われる者のポイントは約600-900くらいに収まる。彼はゆうに英雄10人分のポイントを我がものにしたのだ。何かが欠け落ちるのを感じた。
後々ちゃんとした書類がとどくのだが、そこでは私の才能ポイントは900を超えていて初めて喜びという感情が出た。家業を継がずに冒険者をした方が圧倒的に貰えるお金は多い。親の期待を背負って私は家を出た。
初めて泊まったのは安宿より少しクラスが高いかというあたりの宿だった。
次の日初めてギルドに行こうとしたら隣の部屋の人があの化け物だった。
まじまじとこちらを見つめるので
「何かよう?」
って言ったらさっさとどっかに行ってしまった。なにかやましいことでもあるのだろうか。
ギルドでFランクの紋章付きネックレスをもらい私はギルドを後にした。
その後恥を晒すとはこの時思っていもいなかった。
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やる気になります
もうテンションがぴーやします




