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夢そして昇格

なんかちょっとえっちかもしれないけどあーるつけるほどでもないしいいや!

「メイルストロム+ブリザード=死せる氷河の渦!!」

魔物の軍勢の中心に尖った流氷のようなものがチラホラと見える渦潮ができた。アンデット系のモンスターを巻き込み粉々に打ち砕いていく。


「ウゴァァァァァ!!」


ミノタウロスと言われるモンスターの軍勢を前に俺は次の魔法の準備をする。


「グリッチ+アイススピア+ライトニング=崩壊氷槍怒槌!!」


氷の槍が恐ろしい速度でミノタウロスの体に穴を開け、傷口には毒々しい色の崩壊が始まっている。その後ミノタウロスは跡形もなく消えてしまった。


「やっと会えたか.......魔王○○○」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


がばぁ!

俺は恐ろしい速度で上半身を起こした。どんな夢だったかは知らないがとてもリアルだったということは覚えている。なんだったかは覚えてないが。


俺はさっさと着替えると朝食を食べに部屋を出た。のだが.......


「え?」


もう1人俺の隣の部屋からちょうどタイミングよく出てきた女の子がいた。メルシィか?こんなところで偶然だな。化け物と言われた時は心がパリーンと弾けとんだが、やはり生で見るとすごく可愛い。


「何か用?」


「あ、いえ。」


俺は今二つのことを嘆いた。1つ目、メルシィが俺の事を覚えてないかもしれないということ。2つ目、何か用?って聞かれて何も言えなかったこと。もちろん何も言わないで話は終わったのだからメルシィは朝食のために食堂の方に降りていってしまった。ぴえん。


朝食はバイキング形式となっており、自分の好きな物を好きなだけ取れた。とても楽しい!


俺は昨日倒した虫をギルドに換金しに行くのを忘れていたため、今日はギルドに虫を持って行った。


「あの、換金したいんですが.......」


「はい。どの素材でしょうか?Fランクの素材となりますと銅貨5枚ほどになりますが。」


俺はまだFランクの冒険者ってことになってるからな。まさか今からわたす素材がCランクなんてこと知らないんだろう。


「えと、ここに出していいですか?」


「え?なんでわざわざ床に?素材なら机に出せばいいものを。いえ、量が多いのでしょうか。素材でしたらそちらのテーブルの上にお願いします。」


Bランクの冒険者にはさっきまでヘコヘコしてセクハラされてもくねくねしてたくせに。Fランクにはだいぶ舐めた態度してんだな。やはりメルシィが良い。


「あ、とりあえずはい。これです。」


そういうと俺はアイテムボックスに入れていた極光蝶を出し、テーブルに出現させた。


「は!?なんですかこのモンスター!?見たことありませんよ??」


「でしょうね。未確認モンスターですから。」


「何言ってるの!?未確認モンスターがFランクに倒せるわけないじゃない!」


すごくめんどくさい。こうゆう女はじぶんが正しくないと気が済まないタイプだろう。そんな時にはこれだ。


「ぎるどますたぁぁ!受付の失礼な女がケチつけてきますぅぅぅ!!」


あ、ギルドの奥で何かドタバタしてるな。来るのは時間の問題だろう。


「失礼な女ですって!?私は才能ポイント260のCランク冒険者よ!あなたみたいなFランクのゴミがギルドマスターなんて呼べるわけっ!!」


「あるんだなぁこれが。というかランクで差別しているのを前々から注意しているはずなんだが?マルチダ。首にされたいのか?」


「あ、いやっこれはっ」


「調子に乗りすぎると遊郭に送るぞ。」


このギルドマスターは遊郭とも繋がっているのか。遊郭っていうのは主に借金があるか重い罪だが体を傷つけては勿体ない素質のある女に罰を降す時に送られる場所だ。一般市民が通う遊郭と違いこのギルドマスターが言ってるのはやばい方の遊郭だろう。そっちは罪人や借金のあるやつがいるからな。人権なんてほぼ皆無だ。体のでかい大男や、猛獣のような冒険者の発散場所となっている。冒険者になると力とかも強くなってしまい、普通の女の人だと壊してしまう可能性があるので出禁になっている。罪のある女を壊しても罪には問われないし、冒険者は金があるので借金返済にも何かと役に立つだろう。こうやってギルドマスターが遊郭につながっているとあまりにも素行の悪い職員なんかを遊郭に3日だけ送るなどすることがあるらしいが.......


「や、やめっそれだけはっ」


遊郭に送られたら壊されたり乱暴されるのが目に見えてわかっているのだろう。失礼女は青い顔をしてへなへなと座り込んでしまった。


「さて、プライア俺を呼んでどうした」


「これの買取を頼みたいんだけど.......」


「噂の未確認モンスターか!昨日討伐隊を派遣したが見つからないと言われてな。お前が倒したか!はっはっはっ!未確認モンスターだからある程度確認したり鑑定しないと分からないが3日後には査定が終わってるだろうよ。ちなみに未確認生物を倒したやつには補償金が出てな。ほら初給料だぞ。」


そう言って投げ渡された袋の中には銀貨が8枚ほど入っていた。まあCランクだしこんなものか。この銀貨があれば8日間位は宿に泊まれるな。いい感じだ。


「ありがとう。3日後にまた来るね。」


俺はそういうとギルドを、後にした。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「あのやめて貰えませんか?」


メルシィは男3人組の冒険者に絡まれていた。


「そんなこと言うなってぇ。釣れねぇなぁおい。俺はDランク冒険者よぉ!抱かせてくれたらおこぼれくらいはやってやるぜぇ?げひゃひゃひゃひゃ!!」


メルシィは心底イラついていた。こんなクズが冒険者なのだと。


「断る。あなたみたいなクズには関わらないわ。」


そう言い放つと男はメルシィの腕を掴みドスの効いた声で


「あぁ?Fランクのゴミが何言ってんだよ?おめえみたいなざこはだまってせんぱいのおれらにまわされておけばいいんだよぉ!」


メルシィは腕を払おうとしたが、思ったより強く腕を抑え込まれてしまった。怖い。助けて。


「だ、誰かっ」


「助けを呼んだって誰も来やしねぇよ。さて、今からお楽しみと行くかぁ??」


その時、後ろから男は殴りつけられ、伸されてしまった。


「だ、誰だてめぇ!」




ポイント、ブクマよろしくお願いします!!

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