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刃と泥と岩と炎による四重奏

すっごく遅れました。

すみません。現実の方が結構忙しかったです。

いつもより多めに書いた気がするので!

ではでは〜(*´∇`)ノ

1歩、1歩と足を進める。

進めば進むほど魔物の殺気が強くなっていく。

たかが魔物と侮っていると大変なことになるだろう。

数の暴力とは恐ろしいものだ。


プライアはAランク冒険者達がいる中に混ざっている。闘技場での1戦がきちんと評価された結果だろう。


そして.......


「おおう。思ったより迫力」


プライアは気の抜けた一言を喋ると、後ろの低ランク冒険者たちも続々と顔を出した。

今、プライア達は少し高い丘の上にいる。敵の軍勢との距離はだいたい500mというところだろう。

彼らが見たものとはなんだったのか。

有象無象にひしめく泥でできたピエロの中に、所々大きな岩の巨像がいる。遠くの方には明るい暖色が見える。きっとあれが今回のボスと言われるやつだろうか。


黄金の巨体にこれまた黄金の大剣。その大剣は橙色に輝く炎を纏っている。岩の巨像とは比べ物にならないほど立派な鎧は太陽を反射して輝いている。


「太陽.......」


プライアが呟いた言葉はあの金の巨像を見て出てきた言葉だろう。纏っている炎も相まって太陽のように見えた。


「おい、プライア。お前は俺と行く。お前の氷や水はあのデカブツに有効な攻撃になるだろう。お前は俺をサポートしろ。だが、強要はしない。無理だと思ったらすぐ逃げていいし、自分の命を最優先しろ。」


「わかった。」


俺とレックスは金の巨像の討伐。

Aランクは岩の巨像の討伐。

B以下はAランクのサポートやピエロの討伐。

簡単な作戦をたて、俺たちは戦場に足を踏み入れた。





「ぐぁぁぁぁ!!」

「引け!怪我人を最優先に後退させろ!」

「いまだ!!やれ!!」


様々な声が飛び交う。ここは戦場。負傷者は引かせ、敵は倒し、周りの状況も確認しないといけない。

AランクやBランクは動けているように見えるが、それ以下の新米達や戦争未経験者はパニックになってまるで統率が無くなっている。

しかし、そんなことは気にしていられない。

泥ピエロだけなら自国の憲兵達でもきっちりと立ち回れるだろう。しかし、あの巨像はここで倒さなければいけない。俺たちが負けたら.......いや、負けてはいけない。


「ふぅむ。近くで見たらまたいっそうデカイな。まったく。」


『ゴフォォォオォォォ.......』


金の巨像からは空洞に風を吹き込んだような音がしている。一瞬、一瞬巨像の兜の中から目のようなものが明滅し、一閃。

レックスの頭上に恐ろしい速度で大剣を振り下ろした。


ガギィィィィィィィンッッッ!!!!


レックスは特大剣を振り上げ、その剣を受け止めた。


「ガァァァァァァァ!!!!」


レックスは咆哮し、剣を押しのけ巨像の腰あたりを思い切り切りつけた。しかし、傷はつかず炎は荒れ狂い、

レックスは一旦引かざるを得なかった。


「ふむ、どうしたものか.......」


レックスは落ち着き払って次の手を考えている。ように見える。そんな時レックスは何を考えていたのか。それは.......


え?え?おかしくね?俺結構全力で切りつけたと思うんだけど?てか俺のスキル発動してないとこ見るとまったく傷ついてないってこと?はー.......無理やん。

あれ?プライアは?


レックスが当たりを見回すと、プライアは岩の巨像三体に囲まれていた。プライアのレベルならあの程度で死ぬことはないと思うが、時間はかかるだろう。となるとこのバケモンは俺一人で倒さないといけないというわけだ。

落ち着け俺。さぁ行こう。


「豪破斬!」


レックスが叫びつつ剣で薙ぎ払うと、金の巨像に少しだけ傷がついた。彼のスキルで傷をつけたところから放射状にヒビが入った。


「ゴォォォォォォォァァァァ!!!」


「ふん。鎧でも痛みは感じるのか?」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


まずい.......レックスについて行ったはずなのに気がついたら巨像にかこまれていた…。


「俺はお前らにかまってらんないの!!」


さっさと倒してレックスさんを助けに行かないと。


「フリーズショット!!」


大きめの氷柱が三本ほど飛んでいく。

目の前の巨像を宝石ごと貫く。

本当は取っておきたいが、そんな時間はない。


「―――ッ!!!」


背中に強い衝撃。他の巨像に蹴られたか殴られたか。

5mほどぶっ飛ばされる。

新しい鎧貰っておいてよかった.......

骨に異常はない。さっさと倒そう。


「キシキシキシキシキシ!!」


身長50cm程度の泥ピエロがわらわらと集まってくる。

受けるダメージこそ低いが、大量にいたら体力が持ってかれる。

この後に強い奴らと戦わないと行けない。ここは.......


「中途半端!1.5ウォーターフォース!!」


自分の周りから球体状に水の衝撃波をぶっぱなす技。

普通に使ったらちょっと水圧の強い水の壁だった。

しかし、中途半端・出来損ないでも魔法を重ね、

威力を増やしたそれは大量にいたら泥ピエロ達を吹っ飛ばし、その体を砕いた。


唯一魔法をちゃんと重ねられたのは「ジェットストーム」

と「アイスブロック」を重ねた――――


氷塊激流(グラスストーム)!!」


大小様々な氷が砕けながら巨像に向かって打ち付ける。

巨像の岩を削り、宝石を露出させ、それを砕く。

普通の魔術師とは一線を画した上位魔法だった。



.......『封封封封魔法』


.......『封結封魔法』


.......『結合魔法を取得しました。』



えー!!結合!?

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