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ヒトリムシ  作者: おかずシステム
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エンジン始動!

僕は学校に昨日のメモを広げながらうんうん唸っていた。


文章を構成するのが難しいなぁ。


学校に着くなり鉛筆を握りしめ、原稿用紙をにらみつけ、


椅子をゆらゆらと揺らして時間が過ぎて行ってしまうのをひたすらに感じていた。


うーん・・・・・・。


始業のチャイムで我に返った。


いそいそと教科書を引っ張り出してプリントを教卓から持って来る。


名前を書き込んでやりはじめる。


授業はしっかりと受けるべきなんだ、そうだよね?和美ちゃ、って!


和美ちゃんもちゃっかりパペット人形つくりに集中していた。


「早く完成させないと!麻耶ちゃんも文章頑張ってね!」


原稿用紙をぽすん、とわたされた。


カナちゃんも澄ました顔でちくちくと針を動かしている。


簡単に言ってくれるけど、授業もう始まってるんだよ!


「どこまで麻耶ちゃんすすんだ?」


「とりあえず、主人公はこういう設定にしようかなって、これね」


乱雑にA4サイズの紙にまとめた情報を渡す。


「えっ、もう配役まで決めてくれたの?ありがとう!」


嬉しそうにコピー用紙を握りしめてカナちゃんの所へもっていった。


あと文章に必要な原稿用紙の枚数は、20枚。


うひー!


紙が薄いだけあって全然いける!と思っていたけど、一文字一文字を考えながら書かなきゃいけない。


今日もまたカリカリ、チクチクという音が僕の周りで共鳴していた。



「よし、できたかな」


人間が出てくるところはきちんと書けた。お昼も食べながら書いていたからね。


和美ちゃんが創作の足しになるのならと、お弁当を今日も作ってきてくれた。ありがとう!


次書くところは、書き終えたところからササゲミのお祭りになっていく物語。


よし!ここからが僕の正念場だ!


文豪と呼ばれた宮部麻耶の実力を見せてやる!


あっ、て、うわっ、すごいっ、て唸らせる作品をつくるんだ。


さあ今日は徹夜だぞぉ!眠れないようにリボピタンPも買ってきたんだ。


よし!イケるぞ、僕!

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