「社木村過激派活動員殺害事件 1969年」
1960年代、アポロ11号が月に行き、米国のケネディ大統領が暗殺され、キューバ危機が全世界を巻き込んだ冷戦の時代。
ソ連とアメリカが直接戦いを交える事はなかったが、代理戦争という形で激しい戦いを巻き起こしていた。
朝鮮半島、ベトナム、ドイツ、たくさんの国が分断され、生活圏を隔絶される事になった人も多かった。
日本でも、ソ連や米国の代理戦争が起きていた。表面的に言えば、経済での戦い、本質的に言えば・・・・・・。
1969年、遠く離れた日本国X県沼田郡社木村において、
過激派左翼の活動員とみられる男性が川底で遺体となって発見された。
遺体は損傷が激しく、強い殺意があった可能性が高い。
その男性の自宅からは乱数放送の文書が発見され、共産圏からの乱数放送を受信していたようだ。
社木村は昔から神社村とよばれていたほど神社・神話との密着した村であり、村の名前も社木村で信仰されている木から取られている。
そこにおいてこの男性がなくなったのは何かしらの意図がある可能性が高いと見ざるを得ない。
男性は生前の印象としては、非常ににこやかで落ち着いていたと近隣の住民は語る。
真面目で、最近まで町内会にも参加していた。
現在警察は自殺もしくは殺人とみて、男性の交友関係を広げて捜査中。
司法解剖の結果、毒物を注射された可能性が高い。現在毒を特定している最中と発表。
腹部の注射痕から日ごろから定期的に注射をしている、つまり薬物中毒者であった可能性もある。
ただ、そうするとこの閉鎖された村においてどうやって薬物のルートを得ることができたのかが疑問になってくるだろう。
そうなるとこの村に内通者が存在しているという見方ができる。
警察は近隣の村人に事情聴取をとると発表した。




